UUSBメモリを使おうとしたときに「このフォルダーは空です」と表示され、保存していたファイルや画像、動画が見られなくなったら、どうすれば良いか迷ってしまいますよね。このトラブルは、USBメモリやパソコンの設定に問題が発生している場合に起こります。
しかし、適切な原因の特定と対処を行うことで、データを取り戻せる可能性があります。
この記事では、「このフォルダーが空です」と表示される主な原因を5つに分けて解説し、それぞれのトラブルに対応する方法を紹介します。この記事を読んで、突然のUSBメモリトラブルにも落ち着いて対応できる方法を確認してください。
目次
「このフォルダーが空です」と表示されたときの主な症状
「このフォルダーが空です」と表示されたときの主な症状は次の通りです。
- USBメモリのフォルダを開いても中身が表示されない
- プロパティでは容量が使用中と表示されるが、ファイルが見えない
- 別のパソコンに接続しても同じ症状が出る
- 「隠しファイルを表示」にしてもファイルが確認できない
同じ症状でも、原因はさまざまです。パソコンを起動させるためには適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
「このフォルダーが空です」と表示される原因は、見た目や使用感から判断できるようなもの(起動ランプ・異音など)だけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
【必見】対処が難しい物理障害とは

「このフォルダーが空です」と表示される原因として、まず懸念すべきなのが、「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。
- 落下などの衝撃(部品破損)
- 水をこぼした(水没)
- 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
- 経年劣化によるUSBの寿命(~5年程度)
物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。
物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。正常に起動させるためには、専門家に対処してもらう必要があります。
デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上(算出期間:2016年6月1日~)いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。
USBメモリが「このフォルダーは空です」と表示される原因5選
USBメモリが「このフォルダーは空です」と表示される主な原因は5つあります。
USBメモリが認識しない・読み込まない原因については下記の記事でも解説しています。

①USBメモリにあるファイルを非表示にしてしまった
操作した際に、ファイルを非表示に設定してしまった場合「このフォルダーは空です」と表示されます。こちらはファイルの設定を操作することで再度表示されることがあります。
②コンピュータウイルスに感染している
コンピュータウイルス(マルウェア)に感染していると、USBメモリ内に保存されているファイルが表示されなくなる可能性があります。
コンピュータウイルスに感染したパソコンにUSBメモリを接続すると破損する恐れがります。複数のパソコンに1つのUSBメモリを接続する機会の多い方は、十分USBメモリの取り扱いに気を付けましょう。
③USBメモリにあるファイルを削除した
- 誤って保存されているファイルを消去してしまった
- コンピュータウイルスに感染し、ファイルが消去されてしまった
以上の原因でファイルが削除された場合、正しい手順を踏むことで復旧可能です。
復旧ソフトを使用することで復旧出来ることもありますが上書きが発生すると二度と復旧出来ないため、操作によほどの自信がある方以外は使用をおすすめしません。
④USBファイルシステムが破損している
ファイルシステムとはデータを記憶する領域にファイルごとにデータを管理し、保存や圧縮する機能をも持つ管理方式です。
このファイルシステムが破損している、またはファイルやデータにアクセスできない状態を表す「RAW」が表示されている場合、ファイルやデータにアクセスできない状態となり、「このフォルダーが空です」とメッセージが表示されます。

⑤USBメモリ本体が壊れている

USB本体の故障には2種類あります。それは物理障害と論理障害です。
論理障害とは
論理障害とは、USBメモリのシステムに異常が発生し、データにアクセスできなくなる状態を指します。主な原因としては、「データの処理中にUSBメモリを抜いてしまった」「使用中に突然停電が起こり、強制的に終了した」などが挙げられます。
論理障害は、市販の修復ツールを使用して解決できる場合もありますが、状況によってはツールの使用が逆効果となり、データが完全に取り出せなくなるリスクがあります。そのため、トラブルの原因が特定できていない状態での安易な操作は控えることが重要です。
論理障害が疑われる場合は、無理に作業を続けず、専門家の診断を受けることがデータ保護のための最善策です。早めの対応が、大切なデータを守る鍵となります。
物理障害とは

物理障害とは、USBメモリが落下などの衝撃や水没、経年劣化によって内部構造が損傷することを指します。このような障害が発生すると、メディア本体が破損し、データが正常に読み取れなくなります。
物理障害からデータを復旧するには、非常に高度な技術と専門設備が必要です。たとえば、USBメモリを慎重に解体し、内部のNANDメモリチップから直接データを抽出する作業が求められます。これには精密機器と熟練した技術が不可欠であり、個人での対応は困難です。
特に、小型のUSBメモリの場合、外見では異常が分かりにくいことがほとんどです。そのため、原因を特定せずに誤った対処を続けると、保存していた重要なフォルダやファイルが完全に消えてしまう可能性があります。
もしUSBメモリに大切なデータが保存されており、異常を感じた場合は、無理に操作をせず、まずは信頼できるデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
適切な診断と対応が、データを守るための第一歩です。
初期診断が重要な理由

「このフォルダーが空です」と表示されたときの対処法
USBメモリを使っていて「このフォルダーが空です」と表示される場合、自分でできる対処法は以下の通りです。
①隠しファイルを表示させる
隠しファイルを非表示にした場合、2通りの操作方法で表示させることが可能です。
- USBメモリをPCに接続した状態で、「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を選択
- デスクトップのカスタマイズ」を選択
- 「エクスプローラーのオプション」の「すべてのファイルとフォルダーを表示」をクリック
- 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れる
- 「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない (推奨)」をオフにし、「OK」をクリック
- WindowsキーとXのキーを同時に押す
- 「コマンドプロンプト(管理者)」をクリック
- 画像のように黒いシートが開かれたら「diskpart」と入力し、Enterキーを押す
- 「attrib -h -r -s /s /d g:*.*」を入力。(gはUSBメモリのドライブ文字のため、お使いのUSBメモリのドライブ文字に置き換えてEnterを押す)
- 「Exit」と入力し、「Enter」キーを押す
②ウイルス対策ソフトウェアを購入し、スキャンを実行する
コンピュータウイルスの感染が疑われる場合は、市販のウイルス対策ソフトウェアを使用することによって対処できる場合があります。
まずはウイルス対策ソフトウェアのインストールを行い、該当のUSBメモリをスキャンして下さい。メモリスキャンを試みた時に、コンピューターウイルスが検知されたら、アンチウイルスソフトを購入し、修復を行ってください。
③USBメモリを再度差し込む
USBメモリの差し込みが甘く、接触が悪いという理由で上記のメッセージが表示されたとき、Windowsの場合、タスクバーの「ハードウェアを安全に取り外す」を選択した後にUSBメモリを取り外してください。
なおMacの場合、USBメモリのアイコンをゴミ箱に移動させます。取り外したら、再度USBメモリを奥までしっかり差し込みなおしてください。
ただし、USBメモリに異常が発生した状態で、抜き差しを何度も繰り返してしまうと、USBメモリに負荷がかかり、状況が悪化する場合もあります。一度試してみても問題が解決しない場合は、データ復旧業者に相談することをおすすめします。
④ドライブを最新に更新する
ドライブを長期間更新していないと、USBメモリ使用中に「このファイルは空です」のメッセージが表示されることがあります。
この場合は、以下の手順でドライブを最新に更新してください。
- 「Windows + X」キーを押して「デバイスマネージャー」を選択
- ドライブをアップデートし、「ディスクドライブ」「ユニバーサルシリアルバルコンとローラー」を展開
- ドライバーの更新をクリックし、ドライブを最新にする
⑤ドライブに故障がないか確認する
チェックディスクを行うことで、USBメモリを読み込むドライブの破損を発見できることがあります。
WindowsでUSBメモリを含むドライブのファイルシステムエラーを検出し修復するための手順は次のとおりです。
- USBメモリをコンピュータに接続します
- ファイルエクスプローラを開き、USBフラッシュドライブに割り当てられているドライブ文字を探します。
- 「プロパティ」を選択し「ツール」タブをクリックします。
- 「エラーのチェック」セクションで、「チェック」ボタンをクリックします。
- 「ドライブをスキャンして修復する」を選択します。これで見つかったエラーは自動的に修復されます。
- スキャンが完了するのを待ちます。スキャンに要する時間は、ドライブのサイズとコンピュータの速度によって異なります。
- エラーが見つかった場合は、スキャン結果に表示されます。エラーが見つかった場合、ツールは自動的にエラーの修復を試みます。
- スキャンと修復のプロセスが完了したら、プロパティウィンドウを閉じ、USBフラッシュドライブを安全に取り出してください。
なおUSBフラッシュドライブにコネクタの破損や部品の損傷などの物理的な損傷があると思われる場合、さらなる損傷を引き起こす可能性があるため、チェックディスクを実行しようとしないでください。この場合、データ復旧の専門業者に対応を依頼するのが最善です。
⑥USBメモリをフォーマットする
USBメモリをフォーマットすることで再びUSBメモリが使用できることがあります。
フォーマットとは、データを格納するシステムを再構築することです。ただしフォーマットしてしまうと、保存データにアクセスできなくなり、最悪の場合、データ復旧が不可能になります。
大事なデータが入っているUSBメモリの使用中に「フォーマットしますか?」というメッセージが表示されたら、一旦「キャンセル」を選択してください。その後、別の方法を自身で試すか、信頼できるデータ復旧業者に一度相談してみることをおすすめします。
⑦専門業者に依頼する
①~⑥までの対処法が難しい場合、データの復旧の専門業者に依頼しましょう。市販の復元ソフトを使用したり、個人で修理にあたるより、データを確実に復旧することができます。
よくある間違いとして修理業者に依頼してしまい、中身のデータが消えてしまったり、修理対象外とお断りされてしまうことがあります。
データを取り戻すためにも、修理業者とデータ復旧業者の違いをおさえておきましょう。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
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弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。