「データが見れない」「ネットワークにアクセスできない!」「RAIDが認識しない」
なぜだ!? ズバリ原因を解説する
データにアクセス出来ない。
トラブルが起こっているのはどこですか?
[1]OSトラブル
信頼性の高いサーバーOSと言っても、不良は発生します。
OSに異常が発生した場合、「OSを新しく入れ直せば問題は解決する」と思いがちですが、実際はOSが保存されているハードディスク自体に異常が発生している場合が多くあります。
サーバー機器は24時間365日稼動の為、ハードディスクに経年劣化が起こりやすく、この場合OSの交換では問題は解決しません。
OSを交換することによって、RAID構成の中のパーティションが消失してしまうなど、ハードディスクの状態を更に悪化させてしまい、データを復旧することが難しくなってしまいます。
[2]RAIDカードトラブル
安易な対処は崩壊の引き金にもなります。
RAIDカードにトラブルが発生すると、「RAIDカードの交換」を勧められると思いますが、ここに更なるトラブルの引き金があります。
同じメーカーのRAIDカードでも、RAID BIOSの違いや細かなファームウェアの違いによって、交換後に勝手なリビルドや再構築が行われ、データがぐちゃぐちゃに書き換えられてしまう事があります。
[3]ハードディスクトラブル
ひとつ壊れると、立て続けに壊れるケースが非常に多くあります。
通常RAID構成を組む際には安全性を高める為に、メーカー・モデル・ロットの同じハードディスクを使用しますが、ハードディスクの寿命は一律の為、1つのハードディスクが壊れると立て続けに複数台のハードディスクが壊れることが考えられます。この状態でリビルドやハードディスクの交換を行うと、データをメチャクチャに組み直してしまい、データを復旧させることが難しくなってしまいます。
RAID機器からデータを取り戻す技術と
RAIDを構築する技術は全くの別物
データ復旧の技術がなければデータを取り戻す事はできません
データを復旧するには、RAIDの基礎知識とは全く別のデータ復旧専門の知識が必要となります。 また、RAID機器からデータを復旧させるには、細かく入り組んだ作業を正確に行なわないと、データはきちんとした形で出てきません。
細かい地道な作業の連続 「データを復旧させる手順」
データ書き込みの順番はRAIDカードによって異なります。 この順番を見つけ出す為には、ファイルシステムの構造から探るしかありません。 その為、バラバラになったデータの中からファイルシステムの断片を見つけ出す作業から始め、書き込みパターンを特定します。
どんなにファイルシステムに詳しくても、それだけではファイルシステムの修復作業はできません。ファイルシステムの修復作業は何万ピースもある膨大な数のパズルを組み合わせるようなもの。長年の経験と絶大な集中力がなければデータの片鱗にすらアクセスすることはできません。
ファイルシステムの修復が成功したら、やっとRAID構成情報の復元作業に入ります。 探り当てた書き込みパターンをデータの特定部位に書き込み、ようやく内部のデータが出てくる状態にまで戻すことが出来るのです。
RAID機器の専門知識と技術が集結しているから、多くのRAID機器のデータ復旧に対応できる!
「テラステーションは対応できるの?」「AdaptecのRAIDカードだけど、大丈夫?」などの心配は無用です。当社には、データ復旧の知識はもちろんのこと、RAID機器に関する知識も豊富にあります。だから、さまざまな種類のOS・メーカー・RAIDカードにも対応することが出来るのです。
機器やOSごとに専門のデータ復旧アドバイザーが対応いたします。
まずは、お電話でいまの症状を伝えて下さい。