iPhoneに不具合が発生するとAppleのロゴであるリンゴマークが繰り返し表示され、ロック画面まで進めなくなってしまった状態になります。これを「リンゴループ」と言います。
リンゴループが発生してしまうとホーム画面まで進めなくなってしまうため、iPhoneが使用できなくなります。
内部に保存されている「写真や連絡先、クラウド上のデータ」までもが取り出せなくなります。さらにリンゴループは自然に直ることはなく、原因に対処していかない限り復旧もできません。
この記事ではiPhoneのリンゴループが起こってしまう原因、対処法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
リンゴループとは
リンゴループとはiPhone、iPad、MacなどApple社製品に起こる不具合です。機器の起動時に、リンゴのロゴマークが表示と点滅を繰り返し、そのまま一切の操作ができなくなります。
リンゴループが発生する原因4選
リンゴループが起きてしまう原因について以下で解説します。
なお、原因によっては個人での対処を行うと状態が悪化するケースもあるので、ご注意ください。
ストレージの容量不足
iPhoneの内部ストレージには、写真やアプリなどのデータが保存されます。
iPhoneのストレージ容量がない状態で、使用し続けると様々な不具合が発生し、その一つとして今回取り上げるリンゴループがあげられます。
ストレージが不足していると以下のメッセージが表示されます。
- ストレージの空き容量がありません。
- iPhoneのストレージがいっぱいです。
- 写真を撮影できません。
補足
iPhoneを購入する際、64GB、124GB、1TB等の表記を目にしたことはないでしょうか。
B(バイト)とは、コンピュータのハードディスクやメモリの容量の大きさを表す単位でこの数字が大きければ大きいほどデータを保存できます。
iPhoneのアップデートに失敗
iPhoneのOSは「iOS」と呼ばれ、Apple社製品のみに採用されています。OSにはソフトウェアの中でコンピューター全体の動作を管理し、操作を可能にする機能があります。
iOSは不定期にソフトウェアアップデートがAppleから配信され、iOSのシステムに不具合が発生するとアップデートに失敗し、リンゴループが発生することがあります。
アップデートの失敗は以下の原因から引き起こされます。
- 内部ストレージの容量不足
- 品質の悪いWi-Fi(街中のフリーWi-Fi)に接続後、アップデートの実施
- アップデート中にiPhoneの電池が切れた
リンゴループが発生した時にiPhoneを強制終了して再起動することで解決できる場合がありますが、複数回強制終了を繰り返してしまうとiOSのシステムが破損してしまい状態が悪化するおそれがあります。
1度強制終了と再起動を試みてもリンゴループが直らない場合は、操作を中止し、データ復旧業者までご相談ください。データ復旧業者に相談すると、リンゴループの原因に正確に対処し、保存データを失うことなくデータ復旧を行います。
iPhoneの基板が故障
基板が故障することでiPhoneの起動中にエラーが起こり、リンゴループが起きる可能性があります。
iPhoneの基板は、操作やモバイル通信などの機能を司り、起動に必要なパーツです。
水没や落下などによって破損すると、リンゴループなど起動不良が発生します。
iPhone本体が破損
関係ないように思われるかもしれませんが、画面割れやカメラの故障など、iPhoneの部品や本体が物理的に破損している場合にもリンゴループが発生する場合があります。
iPhoneは起動時にそれぞれの部品が正常に動作しているか内部で確認されており、正常に動作していない部品がある場合それがシステム障害の原因となり、結果としてリンゴループを引き起こす可能性があります。
iPhoneの基板や本体が故障・破損している場合、ご自身で対処してしまうと逆に悪化してしまい、データが取り出すことができなくなる可能性が高まります。
データの取り出しをご希望の方は、初期化を行わずに、データ復旧業者へお問い合わせください。
リンゴループの対処法とは?
以下ではリンゴループの対処法について説明していきます。
ただ、原因が不明な中でこちらの対処法を実施されると逆に悪化するケースもあります。
原因が不明の場合は、最後に述べる専門業者にご依頼されることを強くお勧めいたします。
iPhoneの再起動
iPhoneの一時的な起動エラーなどでリンゴループが出ていた場合、再起動をすることで改善される可能性があります。
ただ、リンゴループの場合、通常の方法では電源を切ることができません。
そこで以下の方法を用いてiPhoneを強制再起動する必要があります。
- 音量+を押してすぐ離す
- 音量-を押してすぐ離す
- サイドボタン(電源ボタン)を長押しする
iTunesに接続し、アップデートを行う
強制再起動で直らない場合、iTunesがインストールされているPCに接続し、ソフトウェアアップデートをすることで直る可能性があります。
以下でWindowsPCとMacPCの場合に分けて説明いたします。
- iPhoneをUSBケーブルでPCと接続する
- PCでiTunesを開く
- 強制再起動の手順でiPhoneをリカバリーモードにする
- PCで「アップデート」を選択する
- iPhoneをUSBケーブルでPCと接続する
- PCでFinderを開く
- 強制再起動の手順でiPhoneをリカバリーモードにする
- PCで「アップデート」を選択する
この手順で正常にソフトウェアアップデートが完了できれば、iPhoneのデータがある状態でリンゴループを解消することができます。
初期化
上記の手順で取り出せない場合、最終手段としてiPhoneの初期化が挙げられます。
iPhoneを工場出荷前の状態に戻すことで、ストレージの容量不足やソフトウェアの不具合が原因のリンゴループから抜け出すことができる可能性があります。
具体的な手順としては先ほど取り上げたiOSアップデートを行う方法の最後の部分で、「アップデート」ではなく「復元」を選択するだけです。
ただし、初期化を実行すると保存したデータは全て消去されてしまいます。データが取り出す必要がない方、データのバックアップが取れている方であれば問題ありませんが、予期せずリンゴループが発生し、原因がわからない方は初期化を控えてください。
初期化してデータを完全消去したくない場合は事前にこちらまでご連絡ください
専門業者への依頼
上記の対処法を実施してもリンゴループから抜け出せない場合、大事なデータがあり安全に取り出したい場合は専門業者に依頼することをお勧めします。
具体的にはスマホ修理業者、データ復旧業者が挙げられます。
データが不要な場合はスマホの修理業者に、データが必要な方はデータ復旧業者にご依頼ください。
デジタルデータリカバリーならスマートフォンのデータ復旧に特化したエンジニアが在籍し、機器の8割が48時間以内に復旧作業を完了させています。スマートフォンは今や必需品ですので、早くリンゴループを回復させたい場合は、iPhoneを初期化する前に弊社までご相談ください。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
iPhoneの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、スマートフォンに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
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1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
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2故障箇所
どこが壊れているか?
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3難易度
どれくらい壊れている?
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4工程数
復旧にかかる期間は?
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お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
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500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
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