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※2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)

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停電や漏電によるトラブルが発生した場合

【停電や漏電によるトラブルが発生しデータが見れない原因】

停電や漏電による障害は防ぐことが難しい障害ですが、御自身で復旧作業をしなければ、ほぼ完璧な状態でデータを復旧する事が出来ます。

停電や漏電によるトラブルが発生した場合は、突然の電源断により、データ保存が正常に出来ず、RAID情報異常やファイルシステム異常が発生するケースが多いです。
防ぎようのない障害のため、重要なデータを突然失ってしまうことがあります。
もし被害にあった場合は御自身で復旧することは危険です。

【症状を悪化させないために】

リビルドを行い、データの再構築をしないでください!【直ぐに電源を切ってください!】

もともとのRAID構成が崩れ、データがバラバラになり復旧率が下がる可能性があります。
『リビルド』とは、欠損してしまったハードディスク内のデータを、再構成する作業の事です。ただし、このデータを正常な状態に戻してくれるはずの『リビルド』を行ったことで、症状が悪化してしまった!というケースが多くあるのです。

『リビルド』を成功させるには、正しい状況把握と正しい知識が必要です。正しく状況把握が出来ていないと最悪の場合は、データがバラバラになって復旧不可 能になってしまうこともあるので細心の注意が必要です。

また、RAID機器は意図的にリビルドしようとしなくても、何かの拍子にリビルドを勝手に始めてし まう場合もありますので、データトラブルが発生したRAID機器はスグに電源を切ってRAIDデータ復旧の専門業者にご相談ください。

リビルド・フォーマット・ハードディスクの入れ替えや交換は絶対に行わないで下さい!

技術員よりアドバイス!
外付けとしてHDDをつなぐとデータが完全に消えてしまう可能性があります。

データにアクセスできなくなった際に“○番のハードディスクに異常が起きています”といったエラーメッセージが表示される場合があります。 異常が起きているとされる、ハードディクスを取り出し、外付けハードディスクとして、パソコンに繋ぐとデータが見られると書いてあるブログ等がありますが、RAIDのHDDを単体で外付けとしてパソコンに繋ぐことは大変危険な行為です。データが見られるどころか、逆にデータを完全に失ってしまう危険性があります。

RAIDというのはご存知の方もいらっしゃると思いますが、『複数のハードディスクを組み合わせて、仮想的に1台のハードディスクとして運用する技術』の事です。
つまり、台数が揃わないと互換性が崩れてしまいデータを見ることが出来ません。また、データを見れないどころか、“フォーマットしますか?”などと促され、うっかりハードディスクをフォーマットしてしまったと言うケースもよく見かけます。

RAID機器は大変複雑に構築されており、安易な気持ちでのご自身での復旧は大変危険です。 異常が発生した際は速やかに電源を切り、再起動等は行わずに、専門会社にご連絡ください。
トラブル発生から復旧開始までの時間が早ければ早いほど、データの復旧率も高く、元の状態により近い状態での復旧が可能です。

論理復旧技術員 データ復旧に対するポリシー

当社復旧責任者として、業務にあたっています。現場に出る事は少なくなり少し寂しい気持ちもありますが、一般技術員の技術力がそれだけ上がったのだと嬉しくもあります。

世界一のエンジニアチームを作る事が私の夢であり目標です。 難事な復旧は高度技術者に集中しがちであった為、なかなか一般技術員の腕が上がらないことが懸念となっていました。

打開策として、データ復旧作業のデータベース化を行いました。データベース化が進むにつれ、一般技術員の技術力は飛躍的に上がったと感じています。どの技術員も優劣の差がなく、また、得意分野をそれぞれ保持しています。それでも、データ復旧が厳しい時は私も現場に降り技術員と一緒になり最善策を考えます。

お客様のデータを安全・確実に復旧する為にこれからもチーム一丸となって当社の技術力を底上げしていきます。

停電や漏電によるトラブルが発生した場合から
データ復旧方法

初期診断で障害箇所を特定

手元にある計算機を使用して手動でRAIDの 構成情報を解析中。この作業は早くて1時間以内で 完了させます。

初期診断を行い、電源系統のトラブルでハードディスクの「どこに」「どのような」障害が発生しているかを特定し、復旧工程を組み立てます。
ハードディスクに負荷をかけない方法でディスクをスキャンし、問題箇所を特定します。

【電源系統のトラブルから発生した障害の復旧方法】

実際の作業はRAIDを再構築し、データ抽出可能な状況を作り上げてからデータを復旧します。RAID機器は同じメーカーでも年代やモデル毎に構成が異なるケースがあり、古いモデルから最新モデルまで復旧していなければ、RAID構成情報を解析することは出来ません。

ちなみにRAID5の4台構成の場合、1,080のRAID構成パターンの中から該当する一つのRAID構成を把握しなければなりません。

また、予防策としてUPSにより電源断対策をすることは出来ますが、障害が発生したらもう手遅れです。
もし障害が発生してしまったら、直ぐにご相談を頂く事がご希望データ復旧のポイントです。

 

【ハードディスクのクローンディスクを作成】

物理障害が発生している場合、HDDのクローンが作ることができる状態までHDDの復旧を行う必要があります。
クローンディスクを作成し、HDDのデータを復旧した後、RAIDデータの復旧に入ります。

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