突然パソコンが起動しなくなったり、画面が映らない、異音がするなどのトラブルに見舞われて戸惑っていませんか？
- 電源が入らない・すぐ切れる
- 画面が真っ暗なまま・映像が乱れる
- ストレージを認識しない・異音がする
こうした症状の中には、電源や周辺機器の不具合といった比較的安全に対処できるものもあれば、HDDやSSDそのものが故障しているケースもあります。ストレージ障害は操作を誤ると大切なデータが完全に失われるリスクがあるため、初動対応が非常に重要です。
この記事では、よくある症状の原因を見極めるポイントと、ストレージ故障の可能性がある場合の適切な対処法をわかりやすく解説しています。
万が一、大切なデータが保存されている状態でトラブルが起きてしまったら、無理に操作を続ける前に相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しているデジタルデータリカバリーへご相談ください。
目次
パソコン故障のよくある症状
パソコンが正常に起動しない、操作中に異常が出るなど、トラブルのサインはさまざまな形で現れます。ここでは、代表的な症状をパーツ別にわかりやすく整理し、深刻度の判断やその後の対応につなげやすくしています。
電源が入らない・すぐ落ちる
電源ボタンを押しても反応がない、起動後すぐにシャットダウンするといった症状は、電源ユニットやマザーボード、ノートPCではバッテリーやACアダプタの不良が原因として考えられます。通電系の異常は比較的修理しやすく、データには影響しないケースが多いのが特徴です。
画面が映らない・変な表示になる
ファンは回るが画面が真っ暗、ノイズや縦線が出る、BIOS画面が出ないなどの症状は、モニタやグラフィックボード、メモリのトラブルが疑われます。外部ディスプレイに接続して表示が出るかなどの切り分けが可能な場合もあります。
操作が極端に重い・フリーズが多い
動作が極端に遅くなった、アプリが頻繁に応答なしになる、エクスプローラーが開かないなどの症状は、内部のストレージ（HDDやSSD）に問題がある場合や、メモリ不足、OSの不調によることがあります。この段階での早期対応が、後の重症化を防ぐポイントです。
ストレージを認識しない・異音がする
パソコンが「OSが見つかりません」と表示したり、「フォーマットしますか？」といったメッセージが出る、あるいはHDDやSSDから「カチカチ」「カコン」といった異音がする場合、ストレージそのものの故障が強く疑われます。
こうした症状は、データそのものが失われる危険信号であり、通電や操作を続けることで復旧が難しくなる可能性があります。原因がストレージにある場合は、他の部品の故障と異なり、「直せばまた使える」では済まない事態に発展するため、初動対応が極めて重要です。
パソコンが故障する主な原因
パソコンのトラブルは、電源まわりや内部パーツの経年劣化、ストレージの障害など、さまざまな要因によって発生します。部品によって故障の頻度や寿命は異なり、特にHDDやSSDなどのストレージは寿命が来るとデータそのものに影響を及ぼすため注意が必要です。
電源関連のトラブル
電源が入らない、電源ランプが点灯しないなどの症状は、ACアダプタや電源ユニットの不具合が原因となっていることがあります。電源タップやコンセントの不良、背面スイッチのオフといった単純なミスも含め、最初に確認したいポイントです。
メモリやマザーボードの異常
起動時にビープ音が鳴る、フリーズが頻発する、画面表示が不安定になるといった症状は、メモリやマザーボードの故障によって発生することがあります。
メモリの平均寿命は使用状況にもよりますが約5〜7年程度が目安とされ、突然認識されなくなることもあります。マザーボードは内部の回路が繊細で、5〜8年程度で劣化や不具合が出やすくなります。これらのパーツの不具合は修理や交換が可能なケースが多く、ストレージに異常がなければデータ自体は無事なことがほとんどです。
落下・水没・強い衝撃による筐体や基板損傷
ノートパソコンの落下や水濡れ、打撃などによって筐体や基板が破損すると、電源が入らない・表示が出ないなどのトラブルが起こることがあります。ただし、こうしたケースでもストレージが無事であれば、データはそのまま取り出せる可能性が高いです。まずはストレージへの影響がないかを見極めることが重要です。
HDD・SSD（ストレージデバイス）の故障
HDDやSSDは大切なデータを保存しているパーツであり、ここが壊れるとデータ自体が消えてしまう重大なトラブルにつながります。故障の症状は見た目では分かりにくく、起動しない、認識されない、異音がするなどのサインで気づくケースが多いです。
平均寿命の目安は、HDDで3〜5年、SSDで5〜7年程度とされており、どちらも内部の部品劣化や寿命が原因で故障に至ることがあります。
代表的な故障内容は以下の通りです。
- 内部の読み取り装置が動かなくなり、異音が発生する
- モーターの停止で回転しなくなり、認識されなくなる
- 記録チップの寿命により突然読み書きが不能になる
- 制御チップの異常で全く認識されなくなる
ストレージが壊れた状態での通電や誤操作は、復旧可能だったデータを完全に破壊するリスクがあります。症状が出た段階で無理な操作はせず、まず電源を切ってください。
私たちデジタルデータリカバリーでは、壊れたHDD・SSDからのデータ復旧に特化した専用設備と技術を備えており、重度の障害にも対応可能です。相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。まずはお気軽にご相談ください。
パソコン故障を解決するための対処法
パソコンのトラブルは、ストレージ（HDD/SSD）の状態によって対応方針が大きく変わります。ストレージが無事なら修理や交換で対応できますが、故障している場合は論理障害か物理障害かを見極め、慎重な判断が必要です。
ストレージが壊れていない場合の対応
通電はしており、ストレージも認識されているが、画面が映らない・起動しないといった症状の場合は、電源周辺やマザーボード、メモリなど別の部品の故障が考えられます。こうしたケースではストレージにアクセス可能なことが多いため、データを守るためにまずはバックアップを優先してください。
- パソコンが起動する場合は、外付けHDDやUSBメモリへ重要データをコピー
- 通電・ケーブル・モニタなど基本動作を確認し、原因を切り分け
- 本体の修理か、必要に応じてPC買い替えを検討
ストレージに論理障害がある場合の対応
ストレージに異音はなく、パソコンがストレージ自体は認識しているものの、「フォーマットしますか？」「アクセスできません」などのメッセージが出る場合、内部のファイル情報が壊れている可能性があります。これはデータが消えたように見える状態ですが、記録そのものは残っていることも多く、復旧できる可能性があります。
このような場合は、データ復旧ソフトを使って別の保存先にコピーを試みることも検討できます。ただし、保存先を間違える・何度も操作するなどでデータが上書きされると、復旧が難しくなるリスクがあります。
- 異音がないことを確認し、通電中の状態を保つ
- データ復旧ソフトを別PCにインストール
- 故障したストレージを接続し、保存先を別ドライブに指定して必要なデータを救出
データ復元ソフトには復旧の不完全性があるため、文字化けや一部破損が生じる可能性があります。また物理的な故障には一切対応できないため、大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
ストレージに物理障害がある場合の対応
「カチカチ」「カコン」などの異音がある、ストレージが全く認識されない、アクセス不能といった場合は、HDD・SSD内部の物理部品が損傷している可能性が高く、自力対応を続けるとデータが完全に失われるリスクがあります。
こうした物理障害の対応には専用の設備やパーツ交換、クリーンルーム環境が必要となるため、自力での復旧は非常に困難です。特に業務用・研究データ・家族の思い出など「失いたくないデータ」がある場合は、最初の対応が運命を分けることになります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）という高い成果を上げています。相談・初期診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
