突然、 PostgreSQLが使えなくなると顧客対応が滞り、業務に深刻な支障をきたしてしまうことがあります。
このような状況に直面すると、迅速かつ的確な対応が求められます。
このページでは、PostgreSQLが使えなくなった際のデータ復元方法と、異常が発生した可能性のある箇所について詳しく解説します。
PostgreSQLのトラブルに対する理解を深め、適切な復旧手段を講じることで、業務の中断を最小限に抑え、重要なデータを迅速に復元しましょう。ぜひ最後までご覧いただき、いざという時に備えてください。
目次
データベースとは?
データベースは、特定の形式で整理されたデータの集合体で、データの検索や抽出を効率的に行うことができます。身近な例としてはGoogleのスプレッドシートがあります。
最も一般的な種類のデータベースは、リレーショナルデータベース(RDBMS)と呼ばれ、データを「テーブル」と呼ばれる構造で管理します。
テーブル同士は関係(リレーション)と呼ばれる仕組みで関連付けられ、複数のテーブル間でデータを統合して利用することができます。これにより、データの重複を避けつつ、一貫性を保ちながら大量のデータを効率的に管理することが可能です。
PostgreSQLとは?
PostgreSQL(ポストグレスキューエル)は、オープンソースのオブジェクト関係データベース管理システム(ORDBMS)です。
商用RDBMSと遜色ない機能性と信頼性を備えながら、無料で利用できる点が大きな特徴です。世界中で広く利用されており、Webアプリケーション、基幹系システム、データ分析、科学技術計算など、様々な用途に活用されています。
PostgreSQLデータベースのエラー確認方法とは
PostgreSQLデータベースのエラーを確認するためには、いくつかの方法があります。以下に、エラーを確認するための一般的な手順を示します。
エラーログを確認する方法
PostgreSQLはエラーログをログファイルに記録します。これを確認することで、データベースのエラーを特定することができます。
- ログファイルのパスを確認する(「cat /var/lib/pgsql/data/postgresql.conf | grep log_directory」)
- ログファイルを確認する(「tail -f /var/lib/pgsql/data/pg_log/postgresql-.log」)
動的統計情報ビュー(pg_stat_activityビュー)を使用する方法
動的統計情報ビューは、PostgreSQLでシステムの現在の状態やアクティビティに関する情報を提供する定義済みのビューの一つです。例えば、pg_stat_activity ビューは、現在のデータベースセッションに関する情報を提供します。
現在のクエリの状態を確認するビューは下記です。
- 「SELECT * FROM pg_stat_activity WHERE state = ‘active’;」
このビューを使用して、現在のクエリの状態を確認し、エラーが発生しているセッションを特定します。
pg_read_file関数の使用する方法
pg_read_file関数は、ログファイルなどのファイルを直接読み込んで、その内容を文字列として取得することができ、「SELECT pg_read_file(filename, offset, length);」という構文で呼び出すことができます。
ここでエラー頻度や種類を確認し、問題を特定します。問題の原因を特定できたら、適切な処置を講じて問題を解決します。例えば、ソフトウェアのバグを修正したり、ハードウェアをアップグレードしたり、データベースの設定を変更したりする必要があります。
しかしHDDの物理障害は、データファイルの破損や消失を引き起こす可能性があります。物理障害を起こしたHDDからのデータ復旧には、高度な技術と設備が必要となります。
データ復旧を検討する場合は、実績と信頼のあるデータ復旧業者を選ぶことが重要です。
デジタルデータリカバリーは、清潔な防塵設備「クリーンルーム」と7,000台以上のHDDドナーを備えており、迅速な復旧が可能です。専門のデータ復旧アドバイザーが状況を伺い、無料相談・機器別エンジニアによる診断で概算見積もりをご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。365日24時間体制で電話受付を行っております。
データベースが破損する根本原因
データベースが破損する根本原因は以下の通りです。
- ハードウェアの障害
- ソフトウェアのバグ
- 人為的なミス(データ管理体制の不備)
- サイバー攻撃
ハードウェアの障害
データベースが破損する主要な原因の一つはハードウェアの障害です。特にディスクやメモリ、電源の故障が挙げられます。
論理障害
論理障害は、データ自体は無事でも、ファイルシステムの破損や誤った操作が原因でデータへのアクセスが妨げられる状況を指します。具体例としては、ファイルシステムの不整合やディスク上のセクタエラーが挙げられます。論理障害はソフトウェアツールを使用して修復可能な場合があります。
物理障害
物理障害は、HDD自体が物理的に損傷している状況を指します。例として、ヘッドクラッシュやプラッタの損傷があり、これによりデータの読み書きが完全に不可能になります。このような場合、データを復旧するにはデータ復旧サービスでの対応が必要となります。
ソフトウェアのバグ
データベースエンジンやOS、関連アプリケーションのバグがデータ破損を引き起こすことがあります。具体例としては、MySQLのストレージエンジンのバグやファイルシステムのバグ、OSレベルでの問題が挙げられます。これらのバグは、ソフトウェアの更新やパッチの適用で解決できる場合が多いです。
人為的なミス(データ管理体制の不備)
データベースの破損は、人為的なミスによっても引き起こされます。誤操作や不適切なバックアップ、セキュリティの不備が原因となります。
誤操作
重要なデータの誤削除や間違ったコマンドの実行がこれに該当します。
不適切なバックアップ
不完全なバックアップやバックアップの不備は、データ破損時の復元を困難にします。
セキュリティの不備
不正アクセスの設定やセキュリティポリシーの不備が、データ破損のリスクを高めます。
サイバー攻撃
サイバー攻撃は、データベースの破損や情報漏洩の主要な原因の一つです。以下に、主な攻撃手法を挙げます。
ランサムウェア
データベースを暗号化してアクセス不能にし、身代金を要求する攻撃です。
クリプトマイナー
データベースのリソースを不正に利用して仮想通貨を採掘するプログラムです。
SQLインジェクション
不正なSQL文を挿入し、データの漏洩や破損を引き起こす攻撃です。
ゼロデイ攻撃
ソフトウェアの脆弱性を突いた攻撃で、未修正のセキュリティホールを悪用します。
これらの攻撃に対処するためには、セキュリティ対策を強化し、最新のソフトウェアパッチを適用することが不可欠です。また、定期的なバックアップと厳密なアクセス制御を実施することで、データの安全性を確保することが重要です。
データベースの復旧における「デジタルデータリカバリー」の強みとは?
データベースの不具合原因は多岐にわたります。HDDの物理障害、論理障害、データファイルの異常、停電によるサーバーの電源断などが挙げられます。当社のエンジニアは、これらの多様な障害に迅速かつ適切に対応するための深い知識とスキルを備えています。
高度な修復・解析技術
デジタルデータリカバリーは、これまで数多くのデータベース復旧案件を手掛けてきました。その経験を活かし、あらゆる状況に対応した復旧方法を検討できます。
例えば、データベースの動作環境が起動しない場合でも、当社はサーバーの動作を復旧することでデータベースを間接的に復旧します(これを「環境復旧」と呼びます)。また、最も重要なデータファイルが壊れている場合でも、正常なバックアップファイルから必要な情報を取り出し、使用可能な形に復旧しています。
過去には、独自形式で保存された破損したバックアップファイルの解析が難しいケースがありましたが、同様の環境でサンプルのバックアップを作成し、破損ファイルと照合することで解析を進め、復旧に成功しました。
データベースのバックアップファイルが破損してしまうと、復旧は非常に困難になります。特に独自の形式で保存されている場合、解析ツールやノウハウが限られており、復旧成功率が低くなりますが、適切な対応を講じることで、復旧できる可能性は十分にあります。
デジタルデータリカバリーには、ファイル修復や解析の高度な専門技術を持つトップエンジニアが在籍しており、最も難しい復旧作業にも対応可能です。
独自形式のファイルであっても、諦めずに解析を行い、復旧の可能性を探り、どのような障害にも対応できる高い技術力と豊富な経験を持って、データ復旧に対応しています。
データ復旧の鍵を握る「初期診断」とは
データ復旧は、記憶装置から失われたデータを復元する技術です。しかし、手術と同様、何度でも繰り返せるものではなく、最初の対応がその後の復旧率を大きく左右します。
そこで重要となるのが初期診断です。初期診断とは、データ復旧業者による障害状況の確認作業であり、以下の情報を明らかにします。
- 障害の原因: 論理障害なのか物理障害なのか
- 障害の種類: 具体的にどのような障害が発生しているのか
- 復旧可能性: データを復元できる可能性があるかどうか
- 復旧にかかる時間と費用: おおよその見積もり
初期診断の精度が高い業者ほど、適切な復旧方法を判断し、高い成功率でデータを復元することができます。
デジタルデータリカバリーは、41万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、他社で復旧できなかったデータの復旧実績や、技術面での受賞歴もあり、約10年のエンジニア歴を持つスタッフが細かなニーズに対応します。
具体的には、以下の強みがあります。
- 初期診断の精度
- 機器を開けずに初期診断を行い、データやハードウェアにダメージを与えずに問題を特定します。
- 41万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を基に迅速かつ正確な診断を実施します。
- 独自技術による復旧
- 市販のツールを使わず、独自に開発したプログラムでデータベースの内部構造を解析し、復旧します。
- 他社で復旧できなかったデータも、当社の技術で復旧可能です。
- 高度な物理復旧技術
- RAID構成サーバーやHDDの物理障害には、ヘッド交換やファームウェア修正などの高度な技術で対応します。
- 物理復旧に関する受賞歴もあり、業界トップクラスの技術力を持っています。
- 柔軟な対応
- データベースのファイル単位の復旧から、環境復旧まで対応します。
- サーバーが起動しない場合でも、サーバー自体の復旧を行い、迅速な業務再開をサポートします。
- またデータの持ち出しが難しい場合でも、現地での出張対応が可能です。
データ復旧でお困りの場合は、デジタルデータリカバリーにご相談ください。
デジタルデータリカバリーでは、サーバーやデータベースに特化したエンジニアによる無料の初期診断も行っておりますので、お気軽にご相談ください。365日24時間体制で電話受付を行っており、今後の対応方法について無料でご案内いたします。
PostgreSQLのバックアップ方法
PostgreSQLには、主に2種類のバックアップ方法があります。
- 論理バックアップ
- 物理バックアップ
PostgreSQLデータベースのバックアップと復元は、データの損失を防ぐために非常に重要です。ここでは、バックアップの具体的な方法について説明します。
論理バックアップ
論理バックアップは、SQLコマンドを使用してデータベース類をエクスポートする方法です。PostgreSQLには、論理バックアップを行うためのコマンドがいくつかあります。
- pg_dumpコマンドを使用する
- pg_dumpallコマンドを使用する
pg_dumpコマンドを使用する
pg_dumpコマンドは、PostgreSQLデータベースのバックアップを作成するための公式ツールです。以下のコマンドを使用して特定のデータベースのバックアップを作成できます。
- 「$ pg_dump -U username -W -F c -b -v -f backupfile.dump databasename」
pg_dumpallコマンドを使用する
pg_dumpallは、PostgreSQLクラスタ全体のバックアップを作成するためのツールです。以下のコマンドを使用して、全データベースのバックアップを作成できます。
- 「$ pg_dumpall -U username -W -f alldatabases.sql」
物理バックアップ
物理バックアップは、特定のデータファイル、コンフィグファイル等を直接コピーして保管する手法を指します。これにより、データベース内の情報が失われたときや、以前の状態に戻す必要があるときに、バックアップとして利用できます。
PostgreSQLで物理バックアップを取るには、データベースのファイルシステム全体をバックアップする必要があります。以下に、物理バックアップの具体的な手順を示します。
まずデータベースを停止してからバックアップを取ることで、データの整合性を確保しましょう。
- データベースを停止する(「$ sudo systemctl stop postgresql」)
- データディレクトリを圧縮してバックアップする(「$ tar -czvf /path/to/backup/pg_backup.tar.gz /var/lib/postgresql/data」)
- データベースを再起動する(「$ sudo systemctl start postgresql」)
- バックアップが完了したら、データベースを再起動して通常の運用に戻します。
PostgreSQLのデータ復旧・復元方法
PostgreSQLの復旧・復元方法は次の通りです。
- pg_restoreコマンドを使用する
- psqlコマンドを使用する
- 物理バックアップからデータ復旧する
pg_restoreコマンドを使用する
pg_restoreは、pg_dumpで作成されたバックアップを復元するための公式ツールです。以下のコマンドを使用して、特定のデータベースにバックアップを復元できます。
- 「$ pg_restore -U username -W -d databasename -v backupfile.dump」
psqlコマンドを使用する
psqlは、pg_dumpallで作成された全データベースのバックアップを復元するためのツールです。以下のコマンドを使用して、全データベースのバックアップを復元できます。
- 「$ psql -U username -W -f alldatabases.sql」
物理バックアップからデータ復旧する
PostgreSQLデータベースの物理バックアップからデータを復旧・復元する手順を以下に示します。これには、事前に取得したファイルシステムレベルのバックアップを使用します。
- データベースを停止する
(「$ sudo systemctl stop postgresql」)復元作業中にデータベースが動作しているとデータの整合性が保てないため、まずデータベースを停止します。 - 既存のデータディレクトリをバックアップする
(「$ mv /var/lib/postgresql/data /var/lib/postgresql/data_old」)復元作業に先立ち、既存のデータディレクトリをバックアップとして保存しておきます。 - バックアップからデータを復元する
(「$ tar -xzvf /path/to/backup/pg_backup.tar.gz -C /var/lib/postgresql/data」)バックアップファイルを解凍して、データディレクトリに復元します。 - データディレクトリの所有権と権限を設定する
(「$ sudo chown -R postgres:postgres /var/lib/postgresql/data $ sudo chmod 700 /var/lib/postgresql/data」)PostgreSQLがデータディレクトリにアクセスできるよう所有権と権限を設定します。 - データベースを再起動する
(「$ sudo systemctl start postgresql」)データベースを再起動して、復元したデータベースが正常に動作することを確認します。
バックアップから復元できない状況とは?
バックアップから復元できない状況は次の通りです。
- バックアップファイルの破損
- 不完全なバックアップ
- 互換性の問題
- ストレージの問題
- 適切な権限の欠如
バックアップファイルの破損
バックアップファイル自体が破損している場合、復元プロセスが正常に完了しません。
不完全なバックアップ
バックアップが完全に完了していない場合、復元プロセス中にデータが欠落することがあります。特に、差分バックアップを使用している場合は、すべてのバックアップが揃っていることを確認する必要があります。
互換性の問題
バックアップを作成したPostgreSQLのバージョンと復元先のバージョンが異なる場合、互換性の問題が発生することがあります。
特定のバージョン間ではデータ形式や機能に変更があるため、同じバージョンを使用するか、バージョン間の互換性を確認することが重要です。
ストレージの問題
バックアップを復元するストレージに十分な空き容量がない場合、復元プロセスが中断されることがあります。復元先のストレージが適切に設定されていることを確認します。
適切な権限の欠如
復元プロセスを実行するユーザーに適切な権限がない場合、復元が失敗することがあります。復元を行う前に、必要な権限が付与されていることを確認します。
これらの状況を防ぐためには、定期的にバックアップの整合性をチェックし、適切な手順と環境を整備することが重要です。
データベース上のデータ復元が必要な場合は、データ復元の専門業者に相談する
「自力での対応に不安がある」「最も適切な手段でデータを取り出したい」「バックアップファイルが破損している」という方は、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。
「データ復旧は一発勝負」とも言われるので、「HDDの物理障害が疑われる」「最も安全にデータを復旧したい」という場合は、極力手を加えずに、実績と技術力の高いデータ復旧の専門業者に早めに相談するようにしましょう。
データ復旧業者ではエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。またプロが対応するため、復元ソフト・修復ツールでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
技術力が乏しい業者や、専門設備がない業者に依頼すると、不適切な作業が行われ、二度とデータが取り出せなくなる恐れがあります。業者選定は慎重に行いましょう。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。
RAID累計ご相談数13,263件
他社復旧不可のサーバーの復旧実績多数!
実は「別業者が対応できなかった機器が当社でデータ復旧(復元)できた」という実績も多くございます。サーバーのデータ復旧(復元)の成功を左右するのが正しい初期診断です。初期診断では、機器の状態をエンジニアが確認し、原因を突き止めます。この時の診断が間違っていると対処法を誤り、データを正確に取り出せなくなってしまいます。
初期診断により異常箇所を特定し、ファイルシステムの解析やデータ構成の再築など論理障害や、NAS・サーバー内蔵HDD(ハードディスク)の物理的な障害を復旧していきます。
当社では異常が発生した原因を特定するために専用ツールを使用し、データ領域を16進数に変換して一つ一つ整合性をチェックします。
また、RAID構成が組まれているサーバーの場合、RAID構成の分析や再構築も行わなければいけません。当社の論理専門トップエンジニアがこうした解析・分析・修復の工程を何度も繰り返し安全なデータ復旧(復元)を実現させているのです。
HDD(ハードディスク)の表面に傷がついてしまう症状をスクラッチといいます。多くの復旧業者が対応できない状態であっても、当社の物理専門トップエンジニアの技術をもってすれば他社復旧不可のスクラッチ障害にも対応することが可能です。
当社にはNAS・サーバー復旧(復元)の専門エンジニアが在籍しており、より多くのお客様のデータ復旧(復元)を実現するために日々研究を重ねております。
無料サービスで安心安全データ復旧
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どうしたらいいのかわからないといった方も、まずはお気軽にご相談ください。
初期診断・見積もりが無料
NAS・サーバーの破損箇所を特定し、復旧の可能性を明確にするために当社のトップエンジニアが初期診断を行います。正しい判断をしないと誤った方法で復旧(復元)作業を行ってしまうためデータを正しく取り出すことができません。
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厳重なセキュリティで管理されており規則上、持ち出しが出来ないサーバーや、物理的に持ち出しが難しい大型サーバやNASをお持ちの法人様については弊社エンジニアが お客様ご指定の場所まで伺い、診断から復旧作業まで行います。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
NAS/サーバー 復元対応メーカー表
- Buffalo
- I-O Data
- DELL
- hp
- IBM
- NEC
- FUJITSU
- Logitec
- QNAP
- HITACHI
- Lacie
- TOSHIBA
- Western Digital
- Seagate
- Apple
- corega
- Sony
- NETGEAR
- COMPAQ
- Epson Direct
- SAMSUNG
- CENTURY
- Thecus
- PROMISE
- ASUS
- Lenovo
- センチュリー
- Acer
- Epson
- CineRAID (シネレイド)
- D-RINK
- DATA TALE
- プリンストン
- asi
- G-Technology
- iomega
※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
※その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
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復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。