Ubuntu(ウブントゥ)とは、コミュニティ により開発されているオペレーティングシステムのことを指します。Ubuntuを使用していることで、USBメモリが正常に認識しなくなる可能性があります。
この場合は、OSの問題かUSBメモリに原因があるかを正確に特定する必要があります。USBが故障した状態で、OSのトラブルを解決しようとすると、データが破損する可能性があります。
本記事では、UbuntuでUSBメモリが認識しない場合の対処法を解説します。UbuntuOSにかかわらずUSBメモリが認識しなくなった場合の対処法は以下の記事を参考にしてください。
目次
UbuntuOSでUSBメモリが認識しない原因
UbuntuOSでUSBメモリが認識しない原因は以下が考えられます。
- USBメモリの挿入状態が適切ではない
- ドライバー不具合が発生している
- USBメモリがOSの環境に適していない
認識されない原因がUbuntuのOS環境にあるか、USBメモリにあるかを確認しましょう。USBメモリが故障していると、OS関連の対処法を実施することで故障が悪化し、保存しているデータが二度と取り出せなくなってしまう可能性があります。データが大切な場合は、データを復旧する必要があります。
正確に原因が特定できない状態で対処すると、保存しているデータを誤って削除したり上書きしてしまう可能性があります。デジタルデータリカバリーでは、USBメモリの診断を無料で対応していますので、ぜひご相談ください。
UbuntuOSでUSBメモリが認識しない時の対処法
UbuntuOSでUSBメモリが認識しない場合の対処法は以下のようなものがあります。
- 正常に接続されているか確認する
- コマンドを使用してデバイスを確認する
- 再セットアップを行う
- データ復旧の専門業者に相談する
正常に接続されているか確認する
USBメモリが正しく挿入されているか確認します。USBポートにしっかりと差し込まれているか、他のUSBポートでも試してみてください。
dmesgコマンドを使用してデバイスを確認する
ターミナルを開き、コマンドを実行することで、USBメモリがシステムに認識されているかどうかを確認すことができます。
dmesgの出力に「USBストレージデバイスが接続されました」などのメッセージが表示されていれば、物理的には認識されています。
再セットアップを行う
最終手段としてWindows 11の再セットアップを検討してください。再セットアップすることで、システムを工場出荷時の状態に戻すことができます。再セットアップの手順は以下の通りです。
- 「設定」から「更新とセキュリティ」を選択
- 「回復」をクリック
- 「このPCを初期状態に戻す」のオプションを選択
- プロセスを完了
しかし、この手順を実行すると、パソコンやUSBを使用できるようになる可能性がありますが、保存されているデータはすべて削除されてしまいます。
保存しているデータを取り出したい場合は、データ復旧業者に相談してください。
USBメモリのデータが必要な場合はデータ復旧の専門業者に相談する
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
USBメモリの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、USBメモリに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
ただし、USBメモリの復元でおこなう回路分析には数万パターンもあり、実績や経験値が少ないと膨大な期間とコストがかかります。一方、当社では41万件以上の復旧実績をもとにしたデータベースを参照し、他社では不可能な障害でも最短で復旧を実現できます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。