mp3とwmaは、音声データを保存するためのファイルで、ほぼすべてのデバイスやソフトウェアで再生することができます。
どちらも音声データを圧縮して保存できるという点に違いはありませんが、ファイルサイズの大きさが異なります。wmaでは、mp3と同等の音質を保ちながら、約半分のファイルサイズで作成することが可能です。
圧縮してデータサイズを小さくすることによって、インターネット上での配信、受信が容易に可能です。非常に広く使用されていますが、ファイルが開かない、破損したなどの問題が発生することがあります。
この記事では、mp3・wmaファイルに異常が発生する原因とデータ修復方法について解説しています。
目次
mp3・wmaファイルが開かない原因
mp3・wmaファイルが開かない原因として、以下のことが挙げられます。
ダウンロード中にインターネットが切断された
ダウンロード中にインターネット接続が中断した場合、ファイルが不完全な状態で保存され、ファイルが開けなくなる原因となります。
ファイルを他の形式に編集した
他の形式に変換したり、編集ソフトウェアを使用した際にエラーが発生すると、ファイルが破損する可能性があります。この場合、データの構造が変更され、最悪の場合は再生できなくなる可能性があるので注意が必要です。
再生ソフトウェアと互換性が無い
使用している再生ソフトウェアがファイルの形式と互換性が無い場合、ファイルが開けないことがあります。特に古いソフトウェアや、特定のコーデックが必要な場合に、ファイルが開けない不具合が発生することがあります。
ファイルシステムにエラーが発生した
HDDやUSBメモリなど、ストレージデバイスにファイルシステムエラーが発生すると、mp3やwmaファイルが破損することがあります。また、いくつもファイルが破損している場合、ストレージデバイスが故障していることが考えられます。
ストレージ自体に問題がある場合、復元するには機器を開封する必要があるため、個人での復旧は難しく、むやみに操作すると完全に故障する可能性があります。
確実に復元したい場合は、専門業者に一度、相談するようにしましょう。
mp3・wmaファイルが開かない場合の復元方法
PNGファイルが開けない、もしくは破損している場合に修復する方法として以下の4つがあります。
別の再生ソフトウェアを使用する
ファイルが開かない場合、別の再生ソフトウェアを試してください。特に、使用しているソフトウェアが古い場合や、特定のコーデックが必要なソフトを使用している場合、別のソフトウェアに変更するだけで再生できることがあります。
ファイルを他の形式に変換する
ファイル形式を変換することで、再生できるようになる場合もあります。例として、WAV形式に変換してみると、ファイルの破損部分を無視して再生できることがあります。
専用の変換ツールを用いて他の形式にすることができます。しかし、変更することで完全にファイルが破損する恐れがあります。重要なデータの場合は実行を控えましょう。
ファイル修復ソフトを使用する
専用のファイル修復ソフトを使って復元できる可能性があります。個人ですぐ試すことができますが、確実に復元できるとは限りません。
特に、ファイルに深刻な問題が発生している場合、修復できるのは一部のデータのみで、音質の低下や一部再生できないことがあります。
また、負荷の高い復旧方法になるため、かえって状態が悪化し、最悪の場合はデータが完全に故障する可能性があります。確実に復旧したいデータがある場合は専門業者に依頼しましょう。
専門業者に依頼する
重要なmp3・wmaファイルが開かなくなった、破損したなど、異常が発生した場合は専門業者に相談しましょう。
実績が豊富な業者であれば、高度な技術と知識を持ち合わせており、修復ソフトでは対応できないような深刻な問題に対しても復旧できる可能性があります。
ファイル破損の原因はさまざまであり、ストレージデバイスの損傷やシステムのエラーなど、多岐に渡りますが、専門業者はこれらの多様な破損原因に対応することが可能です。
確実に復元したいデータがある場合は、専門業者に一度、相談することをおすすめします。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
これまでの対処方法は「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。PCの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度のシステム障害からのデータ復元・復旧が可能です。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元に、エンジニアによる正確な初期診断をおこない、故障原因の正確な特定が可能です。データ復旧のプロが対応にあたるため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。