PS4がセーフモードにすら起動しない──そんな深刻なトラブルに直面していませんか?
- 電源を入れてもロゴ画面から先に進まない
- セーフモードに入れず、再起動を繰り返してしまう
- 異音やフリーズが頻発し、操作できない
このような症状は、システムエラーやHDDの故障などが原因で起こり、放置するとゲームの進行状況や大切なデータが破損・消失する可能性があります。誤った操作を重ねることで状況がさらに悪化するケースも少なくありません。
本記事では、PS4がセーフモードに入らない主な原因をわかりやすく解説し、データを守るための具体的な対処法をご紹介します。原因を正しく把握し、早急に対応することでデータ消失のリスクを最小限に抑えることが可能です。重要なデータを安全に保つため、まずは無料診断(24時間365日対応)を活用して現状を確認してみましょう。
目次
PS4がセーフモードすら起動しない主な原因
PS4がセーフモードすら起動できない場合、内部のハードウェアやソフトウェアに深刻な問題が生じている可能性があります。以下では主な原因を詳しく説明し、それぞれの問題が発生する背景や確認方法について解説します。
電源ユニットの故障
PS4が電源を入れようとしても、一瞬ランプが点灯した後すぐに消える場合、電源ユニットが故障している可能性があります。この症状は、内部のコンデンサや基板の部品が経年劣化や過電流で損傷していることが原因です。特に、コンセントにしっかり接続しても電源が安定しない場合は、電源ユニットを点検する必要があります。
マザーボードの不具合
PS4が全く反応しない場合、原因はマザーボードの損傷である可能性があります。マザーボード上の電源回路やチップが故障すると、PS4は動作しなくなります。この問題は、過電流や静電気の影響、あるいは長時間の使用による熱の蓄積が原因で発生することがあります。また、マザーボードの修理や交換は非常に専門的な作業を必要とします。
接続ケーブルの不具合
電源ケーブルやHDMIケーブルが緩んでいたり、断線している場合、PS4は正しく起動しません。特に、HDMIケーブルが原因の場合、セーフモードに入っているにも関わらず画面に何も映らないことがあります。また、セーフモードではコントローラーをUSBケーブルで接続する必要がありますが、ケーブルの接触不良や非純正のケーブルを使用している場合、起動に失敗することがあります。
モニターやテレビのトラブル
PS4本体に問題がなくても、接続先のモニターやテレビに不具合があると画面が表示されません。特に、HDMI端子が緩んでいる、接触が悪い、またはケーブルが劣化していると、信号が正常に伝わらず、あたかもPS4が起動していないかのように見えることがあります。また、モニターやテレビ自体の設定が間違っている場合(例:正しい入力端子に切り替わっていない)も考えられます。
システムソフトウェアの破損
PS4がセーフモードすら起動しない場合、主な原因のひとつがシステムソフトウェアの破損です。アップデートの失敗や突然の電源断、HDDの不具合などがきっかけでシステムソフトウェアが壊れると、通常モードだけでなくセーフモードにも入れなくなります。
この状態ではシステム修復が行えず、保存されているデータにもアクセスできなくなる恐れがあります。大切なデータが含まれている場合は、無理に再起動や再インストールを繰り返さず、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
ストレージの障害
PS4の電源を入れても画面が真っ暗なまま動かず、セーフモードすら起動しない場合、内蔵されているHDDまたはSSDに障害が発生している可能性があります。たとえば、プレイ中に突然電源が切れた、本体を落とした、アップデート中にフリーズしたなどの経験がある場合は注意が必要です。
PS4のシステムは、ストレージ内にある起動ファイルにアクセスできなければ、通常モードだけでなくセーフモードの起動にも失敗します。物理的な破損やセクタエラーが原因でデータが正しく読み込めず、完全に起動不能になるケースも少なくありません。
このような状態で何度も強制再起動を行うと、ストレージへの負荷が高まり、症状が悪化する恐れがあります。
当社では、PS4のストレージ障害に対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しています。セーフモードが起動しないなどの異常がある場合は、まずはご相談ください。データを守りながら、状況に応じた最適な復旧方法をご提案いたします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

PS4がセーフモードすら起動しない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
PS4がセーフモードすら起動しない場合の対処法
PS4がセーフモードすら起動しない場合の対処法は次の通りです。
電源ユニットやマザーボードの確認
電源ユニットやマザーボードの確認手順は次の通りです。
- PS4の電源ボタンを長押しして完全にシャットダウンします(約7秒)。電源ランプが完全に消灯するのを確認してください。
- PS4本体の電源コードをコンセントから抜き、10~20分ほど放置してシステムが完全に冷却されるのを待ちます。これにより、過熱や電力の不安定さが原因となっている問題をリセットできます。
- 再度、電源コードを差し込みます。電源ボタンを押してPS4を起動し、電源ランプの色を確認します。青く点滅したまま止まっている(ブルーライト・オブ・デス)の場合は、ハードウェアに問題がある可能性があります。
- もしPS4が起動しない場合、別の電源コードやコンセントを試してみて、電源ユニットの故障でないか確認してください。
- これでも改善しない場合は、電源ユニットまたはマザーボードの交換や修理が必要な可能性が高いため、修理業者に相談してください。
ケーブルの接続を確認する
ケーブルの接続を確認する手順は次の通りです。
- まず、PS4の電源コードがしっかりと接続されているか確認します。コードが緩んでいたり、コンセントや延長コードに問題がないかも確認しましょう。
- HDMIケーブルケーブルがしっかりと接続されているか確認し、異常が見つかれば別のHDMIケーブルを使ってテストしてください。
- それでも起動しない場合はHDMIケーブルを別のPS4のHDMIポートに差し替えてみましょう。これにより、ポート自体の問題が原因かどうかを確認できます。
- 異なるモニターやテレビを使って、映像が表示されるか確認します。これにより、モニターやテレビの故障かどうかを判断することができます。
モニターやテレビの設定を確認する
モニターやテレビの設定を確認する手順は次の通りです。
- モニターやテレビが正しく電源に接続され、スイッチが入っているか確認します。電源が入っていない場合、PS4からの信号が表示されません。
- 次に、モニターやテレビの入力設定を確認します。HDMIなど、PS4が接続されている入力が選択されているかを確認しましょう。リモコンやメニューから入力ソースを手動で変更することができます。
- 他のモニターやテレビを使ってテストすることで、映像が表示されるか確認できます。これにより、モニターやテレビ側の故障の可能性を排除できます。
コントローラーをUSB接続する
コントローラーをUSB接続する手順は次の通りです。
- PS4コントローラーを、公式のUSBケーブルを使用してPS4本体に接続します。無線接続ではなく、必ずUSB接続で行う必要があります。
- PS4をセーフモードで起動します。電源ボタンを長押しし、2回目のビープ音が鳴るまで(約7秒)押し続けます。これにより、セーフモードでの起動が試みられます。
- セーフモードに入ると、コントローラーのPSボタンを押して動作するか確認します。動作しない場合、別のUSBケーブルや別のコントローラーで再度テストしてみてください。
システムソフトウェアのアップデートや再インストール
システムソフトウェアのアップデートや再インストール手順は次の通りです。
- パソコンを使用して、USBドライブに最新のPS4システムソフトウェアをダウンロードします。
- PlayStation公式サイトからアップデートファイルを取得し、フォルダ「PS4」→「UPDATE」に保存します。
- PS4をセーフモードで起動し、USBドライブをPS4本体のUSBポートに接続します。
- セーフモードのメニューから「システムソフトウェアの更新」を選択し、USBドライブを使って更新を行います。画面の指示に従い、アップデートを完了させます。
もしアップデートで解決しない場合、「PS4を初期化する(システムソフトウェアの再インストール)」オプションを使用し、再インストールを試みます。ただし、これを行うとデータが消去されるため、事前にバックアップがない場合は注意が必要です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
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電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。