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SSD

SSDは本当に壊れやすい?寿命と耐久性の実態を解説

SSD(Solid State Drive)は、高速なデータアクセスと耐久性で多くのユーザーに選ばれていますが、どんなストレージにも寿命はあります。

本記事では、SSDの寿命と耐久性について深く掘り下げ、TBWの指標や種類ごとの特徴、寿命を延ばすための詳細な対策、さらにトラブルが発生した場合の対応方法まで、徹底解説します。

SSDの寿命とは?

多くのSSDは5~7年の寿命を想定していますが、使用頻度や環境によって異なります。企業向けのエンタープライズSSDは、さらに高い耐久性を持ち、10年近く使われるケースもあります。

SSDの寿命を測る主要な指標「TBW」(Total Bytes Written)とは?

SSDの寿命を測る主要な指標がTBWです。TBWとは「書き込めるデータの総量」を示し、例えばTBWが600TBのSSDでは、600TBのデータが書き込まれるまでが寿命の目安です。TBWに達すると書き込みの保証はできなくなりますが、必ずしもSSDが即座に故障するわけではありません。

実験では、TBWを超えたSSDがさらに数倍のデータを書き込み続けられることも確認されています。ただし、TBWを超えるとエラーの発生頻度が増加したり、データの書き込み速度が低下する可能性があります。

TBW残量をチェックする手法

TBW残量は「Crystal Disk Info」というツールで確認することが可能です。

CrystalDiskInfoは、HDDやSSDの健康状態や使用状況を詳細に表示するソフトウェアです。SMART情報を読み取ることで、ディスクの温度、稼働時間、エラーの有無、TBW残量などの情報が取得できます。

CrystalDiskInfoでのTBW残量をチェックする手順は次の通りです。

CrystalDiskInfoでのTBW残量をチェックする手順
  1. 公式サイトからCrystalDiskInfoをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを実行し、インストールウィザードに従ってインストールを完了します。
  3. インストール後、CrystalDiskInfoを起動します。
  4. CrystalDiskInfoを起動すると、PCに接続されているディスクの一覧が表示されます。TBWを確認したいSSDをクリックして選択します。
  5. SMART情報の中に「Total Host Writes(またはHost Writes)」という項目があります。これがTBWの数値です。この値がSSDにどれだけのデータが書き込まれたかを示します。
  6. また「寿命の残量(Percentage Used)」という項目があれば、SSDの寿命の残りパーセンテージが表示されます。SSDによっては「健康状態」などの形で表示される場合もあります。

もし、SSDが物理的に損傷している場合や、解決できないエラーがある場合は、データ復旧業者に相談することを強くおすすめします。

弊社では安心してサービスを利用できるよう初期診断を無料で提供するなど、サポート体制を整えており、電話受付も365日24時間対応しているため、いつでも困ったときにご連絡いただけます。データトラブルにお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。


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SSDの種類と耐久性の違い

SSDにはいくつかの種類があり、それぞれ耐久性が異なります。

SLC(Single-Level Cell)

最も耐久性が高いSSDタイプで、1セルに1ビットのデータを格納します。書き換え回数は10万回を超え、高速かつ信頼性が抜群ですが、価格は非常に高いです。エンタープライズ用途で使われることが多いです。

MLC(Multi-Level Cell)

1セルに2ビットのデータを格納するMLCは、SLCに比べコストが低く、一般ユーザー向けの高性能SSDとして普及しています。書き換え回数は3,000~10,000回です。

TLC(Triple-Level Cell)

TLCは1セルに3ビットのデータを格納し、現在最も一般的なSSDタイプです。書き換え回数は1,000~3,000回とMLCよりも少ないですが、容量あたりのコストが安く、一般ユーザーに広く利用されています。

QLC/PLC(Quad/Penta-Level Cell)

最新技術のQLCやPLCは、1セルに4ビット(QLC)や5ビット(PLC)を格納することで大容量化が可能ですが、耐久性は劣ります。書き換え回数は100~1,000回程度で、大容量を必要とする用途に使われますが、慎重な管理が必要です。

データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する

SSD

SSDの寿命が近づくと、データの読み書き速度が低下し、アプリケーションの起動が遅くなります。また頻繁なフリーズや突然のクラッシュ、特にPCがSSDを認識しなくなった場合、物理的な損傷の可能性があります。専門業者への相談を検討しましょう。

ただし技術力のない業者に依頼するリスクは高く、物理的にメモリチップを傷つけてしまう可能性もあります。業者を選ぶ際は、料金の安さではなく、技術力と実績を基準にするべきです。

信頼できる業者を選ぶためには、以下の点を重視しましょう。

  • 豊富な実績を持ち、さまざまなトラブルに対応可能
  • 論理障害と物理障害の両方に対応できる
  • 最新の解析ツールと設備を使いこなしている
  • 厳重なセキュリティ体制を整えている

当社は、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、経験豊富な専門アドバイザーが対応しています。24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。相談から初期診断・お見積りまで無料でご案内しておりますので、まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。


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SSDの寿命を延ばすための具体的な対策

SSDの寿命を延ばすための具体的な対策は次の通りです。

SSDの寿命を延ばすための具体的な対策
  • 無駄な書き込みを減らす
  • 適切な空き容量を維持する
  • 適切な使用環境を維持する
  • TRIMコマンドの使用
  • 定期的なバックアップ

無駄な書き込みを減らす

OSのスワップファイルやログファイルを他のストレージに移動することで、SSDへの書き込み負荷を軽減します。また、不要なファイルの自動保存やキャッシュを抑える設定も効果的です。

適切な空き容量を維持する

SSDは内部でデータを効率的に管理するため、空き容量が必要です。空き容量が少ないと、書き込みパフォーマンスが低下し、寿命にも悪影響を及ぼします。20~30%の空き容量を目安に維持しましょう。

適切な使用環境を維持する

高温多湿の環境は、SSDの寿命を縮める原因になります。SSDを取り付けたPCの内部温度を適切に管理し、換気を良くすることが重要です。

TRIMコマンドの使用

TRIMは、不要なデータを効率的に削除し、空き領域を確保する機能です。TRIMが有効になっているかを確認し、不要な書き込みの負荷を軽減しましょう。

定期的なバックアップ

SSDは突然の故障もあり得るため、定期的なバックアップが必須です。クラウドや外付けHDDへのバックアップを習慣化することで、万一のトラブルでもデータを守れます。

官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました

ご依頼実績

※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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