「昨日まであったフォルダが、突然見当たらない…」そんな焦りを感じたことはありませんか?
Windowsでフォルダが消える問題は、システムの設定や不具合、時にはマルウェアなど、さまざまな原因で発生します。もしも大切なデータが消えてしまったらと思うと、対処法を知っておくことが大切です。
本記事では、フォルダが消えてしまう可能性のある原因を一つひとつ解説し、その解決方法を初心者にもわかりやすくご紹介しています。正しい対策を取れば、データが戻ってくる可能性も十分にありますので、ぜひ最後までお読みいただき、いざというときに備えてください。
目次
Windowsフォルダが消えてしまう原因
Windows上でフォルダが突然消えてしまう原因には、いくつかの可能性があります。以下に主な原因をご紹介します。
ユーザーアカウントの変更による影響
Windowsのシステム更新やアップデートが行われた際、新たなユーザーアカウントが自動的に作成される場合があります。このような場合、ログインするアカウントが変わってしまい、別アカウントに保存されているフォルダが見えなくなっている可能性があります。
フォルダが非表示に設定されている
フォルダが「隠しフォルダ」として扱われている場合、通常のエクスプローラー画面では表示されません。誤って非表示設定にしてしまった可能性があります。
システムの更新やアップグレードによる影響
Windowsのシステムアップデートやアップグレードは、フォルダの場所や設定を変更することがあります。これによって、デスクトップや他の場所にあったフォルダが非表示になったり、見つけにくくなったりするケースがあります。
ドライブインデックスの破損
ドライブのインデックスが破損すると、フォルダが存在しているにもかかわらず、検索しても表示されなくなることがあります。インデックスの破損はディスクエラーや不正シャットダウンなどで発生しやすいトラブルです。
マルウェアの感染
マルウェアやウイルスがシステムに感染していると、フォルダが削除されたり隠されたりすることがあります。特に重要なデータを含むフォルダが影響を受けやすいので注意が必要です。
Windowsフォルダが消えた場合の対処法
上記の原因を元に、フォルダが消えたときに試すべき対処法をご紹介します。
ユーザーアカウントの確認
まず、ログインしているアカウントが正しいかどうか確認しましょう。別のアカウントにログインしているとフォルダが表示されません。
- スタートメニューを開く。
- ユーザーアイコンをクリック。
- 別のアカウントが表示されている場合、そのアカウントに切り替える。
隠しファイルと隠しフォルダの表示
隠しフォルダになっている場合、設定を変更することで表示できます。
- エクスプローラーを開く。
- 「表示」タブをクリックし、「オプション」を選択。
- 「表示」タブで「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れる。
手動でのファイル検索
指定のフォルダが見つからない場合、手動で特定のフォルダを確認しましょう。
- C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp を確認。
- 他のドライブやパーティションも確認する。
ドライブのチェック
ドライブにエラーが発生している場合、ドライブのチェック機能で修復できます。
- エクスプローラーで消えたフォルダがあったドライブを右クリック。
- 「プロパティ」をクリックし、「ツール」タブを選択。
- 「チェック」ボタンを押して修復を開始。
データ復元ソフトの利用
上記の方法で見つからない場合、データ復元ソフトを使用して失われたファイルを回復することが可能です。
データ復旧業者への相談
ハードウェアエラーなどの物理的な問題が原因である場合、個人での対応は非常に難しいです。重要なデータを守るために、データ復旧業者へ相談することを強く推奨します。
以上の方法を試してみてください。問題が解決しない場合、専門家の力を借りるのが確実な解決策です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ消失のリスクを最小限に抑え、確実にデータを取り出すためには、自己診断や修復を試みず、速やかに専門家に相談することが重要です。専門家は適切な診断ツールと経験を持っており、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。
特に重要なデータが含まれている場合は、データ復旧の専門家に相談することが最も安全で確実な方法です。データ復旧業者では、機器に発生している症状をもとにエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因を特定することが可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。