MacBook Proに外付けHDDを接続しても認識されない場合、原因はさまざまです。日常的な設定ミスからハードウェアの問題まで、多岐にわたります。この記事では、外付けHDDが認識されない原因と具体的な対処法を詳しく解説します。ぜひトラブル解決の参考にしてください。また、場合によっては自力での対処が難しいこともあるため、重要なデータが保存されている際は専門業者に相談することを検討してください。
目次
MacBook Proで外付けHDDが認識しないときの主な症状
MacBook Proで外付けHDDが認識しないときの主な症状は次の通りです。
- FinderやデスクトップにHDDが表示されない
- ディスクユーティリティでHDDが表示されるがマウントされない
- フォーマットやパーティションのエラー
- パフォーマンスの異常や遅延
- 繰り返し接続と切断が起こる
- 異音やエラーメッセージ
同じ症状でも、原因はさまざまです。MacBook Proで外付けHDDが認識しないときは適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
MacBook Proで外付けHDDが認識しないときの原因は、見た目や使用感から判断できるようなもの(起動ランプ・異音など)だけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
【必見】対処が難しい物理障害とは

MacBook Proで外付けHDDが認識しないときの原因として、まず懸念すべきなのが、「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。
- 落下などの衝撃(部品破損)
- パソコンに水をこぼした(水没)
- 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
- 経年劣化によるパソコンの寿命(~5年程度)
物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。
物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。パソコンを起動させるためには、専門家に対処してもらう必要があります。
デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上(算出期間:2016年6月1日~)いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。
MacBook Proで外付けHDDが認識しない原因
外付けHDDがMacBook Proで認識されない背景には、シンプルな設定の問題から物理的な故障まで、いくつかの原因が考えられます。それぞれの可能性を以下で詳しく解説します。
USBケーブルやポートの不良
接続に使用しているUSBケーブルやポートが壊れている場合、HDDが認識されません。特にケーブルの断線やポートの接触不良が原因となることが多いです。
電源供給の不足
外付けHDDが動作するためには十分な電源が必要です。USBバスパワーで駆動するHDDの場合、電力が不足している可能性があります。
Finderの設定不備
Finderの環境設定で「外部ディスク」の表示設定が無効になっていると、接続されたHDDが表示されないことがあります。
フォーマットの問題
HDDがMacのOSで認識できないフォーマット形式(例:NTFS)である場合、アクセスができません。この場合、フォーマットの変更が必要です。
OSの不具合
MacのOS自体に不具合が発生していると、HDDの認識に影響を及ぼすことがあります。
HDDの物理的な故障
HDDが物理的に故障することで正常に認識できなくなることがあります。物理的な故障は衝撃や加熱のほかに経年劣化によっても生じます。たとえ心当たりがなくとも故障が生じている可能性は十二分にあるということを理解しておく必要があります。加えて、物理的な故障からの復旧には専門的な知識と特殊な設備を要するため、原則個人での対応は不可能です。大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
MacBook Proで外付けHDDが認識しない場合の対処法
外付けHDDが認識されない問題は、適切な対処法を実施することで解決できる場合があります。以下の方法を試してみてください。
USBケーブルとポートの確認
USBケーブルやポートの不良が原因の場合、別のケーブルやポートを試すことで解決することがあります。
- USBケーブルを抜き差しして、緩みがないか確認する。
- 別のUSBポートに接続して試す。
- 別のMacまたはPCでHDDが認識されるか確認する。
電源供給の確認
HDDが十分な電力を受け取っているかを確認します。電源アダプター付きのHDDや別の電源供給方法を試すことが推奨されます。
Finderの設定を確認する
Finderの環境設定で「外部ディスク」の表示が無効になっている場合、HDDが見えなくなります。
- Finderを開く。
- 画面上部のメニューから「Finder」→「環境設定」を選択する。
- 「一般」タブで「外部ディスク」にチェックを入れる。
ディスクユーティリティのFirst Aidを実行する
Macのディスクユーティリティに内蔵された「First Aid」機能で、HDDのエラーを修復することができます。
フォーマットを確認または変更する
HDDがMacでサポートされていないフォーマット形式である場合、ディスクユーティリティを使って適切なフォーマット形式に変更する必要があります。ただし、フォーマットを行うとデータが消去されるため注意が必要です。
OSをアップデートする
最新のOSにアップデートすることで、認識エラーが解消する場合があります。App Storeから最新バージョンに更新してください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。