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ハードディスク

【必見】Time Capsuleからデータを取り出す方法を徹底解説

「大切なデータがTime Capsuleに保存されているのに取り出せない!」そんなトラブルが発生していませんか?

原因を見極めて適切な対処をすることで、個人でもデータを取り出せる可能性があります。しかし、誤った対処法を行うと、データを完全消失する恐れがあるため注意が必要です。

この記事では、Time Capsuleの状態やトラブルの原因に応じた最適なデータ取り出し方法を解説します。状況に応じた正しい対応を知り、大切なデータを守りましょう。

Time Capsuleデータが取り出せなくなる原因

Time Capsuleからデータを取り出せないトラブルにはさまざまな原因が考えられます。以下に、主な原因を挙げます。

ネットワークの問題

Time Capsuleはネットワーク接続を利用するため、Wi-Fiや有線LANの接続に問題があるとアクセスできなくなることがあります。

アカウント情報に誤りがある

Time Capsuleのアカウント情報やパスワードが間違っている場合、正常に接続できなくなります。

バックアップファイルの破損

Time Machineによるバックアップデータ自体が破損している場合、復元が困難です。

バックアップファイルが破損する原因として、ネットワークの切断や電源の強制終了、HDDの故障などが挙げられます。

ファイルシステムの破損

「書き込みの途中で電源が切れた」などが原因で、Time Capsule内のファイルシステムが破損していると、データが認識されなくなることがあります。

これを「論理障害」と言い、データの読み出しができない、機器から認識されないなどの症状が発生します。

軽度な論理障害の場合、自力で修復できる可能性がありますが、重度論理障害の場合に修復作業を行うと、さらに症状が悪化し、最悪の場合はデータを全て消失する恐れがあります。

Time Capsuleのハードウェア故障

Time Capsule本体や内部のハードドライブが故障すると、データへのアクセスが不可能になることがあります。

経年劣化や落下などの衝撃が加わり、内部部品が物理的に故障している状態を「物理障害」と言い、データが読み出せなくなったり、最悪の場合はデータそのものを失う可能性があります。

HDDの内部は精密な構造になっており、修復には専門設備と高度な技術が不可欠のため、自己修復はほとんど不可能です。重要なデータがある場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

その他の不明なエラー

上記の原因に心当たりが無い場合、OSの互換性やソフトウェアの不具合などが原因である場合があります。

万が一、原因を見誤って対処を行うと、機器の故障やデータの完全消失などに繋がる可能性があります。機器が故障している原因が分からない場合、まずは業者の無料初期診断で相談するようにしましょう。

Time Capsuleからデータを取り出す方法

Time Capsuleの状態に応じて、以下の対処法を順番に試してみましょう。それぞれの手順を詳しく説明しますので、安心して対応してください。

FinderでTime Capsuleにアクセスする

Time Capsuleが正常に動作している場合、Finderを利用してデータにアクセスできます。

FinderでTime Capsuleにアクセスする手順
  1. Macの「Finder」を開き、サイドバーから「ネットワーク」を選択します。
  2. Time Capsuleが表示されるので、それをクリックします。
  3. 「接続」を選択し、「別名で接続」をクリックします。
  4. ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
  5. Time Capsule内のバックアップデータやファイルを参照し、必要なデータを選択してコピーします。

Time Machineを使用して復元する

Time Machineを利用すると、過去のバックアップから簡単にデータを復元できます。

Time Machineを使用して復元する手順
  1. 「システム環境設定」から「Time Machine」を開きます。
  2. 「バックアップディスクを選択」をクリックし、Time Capsuleを選択します。
  3. 復元したいバックアップの日付を選び、必要なデータを見つけます。
  4. 復元したいデータを右クリックし、「復元」を選択します。
  5. 復元が完了したデータを確認します。

内蔵ハードドライブを取り出す

Time Capsuleが故障している場合、内部のハードドライブを取り出してデータを直接アクセスすることが可能です。

ただし、この方法は専門知識が必要なため、操作に慣れていない場合は実行を控えてください。

内蔵ハードドライブを取り出してデータにアクセスする手順
  1. Time Capsuleの電源を切り、すべてのケーブルを外します。
  2. 本体を慎重に開けて、内蔵ハードドライブを取り出します。
  3. ハードドライブを外付けドライブケースに取り付けます。
  4. ケースを別のMacやPCに接続します。
  5. ディスクユーティリティやファイルエクスプローラーを使用して、データを確認・コピーします。

データ復旧ソフトウェアを使用する

ハードドライブが認識されている場合は、データ復旧ソフトウェアを使ってデータを復元することが可能です。

手軽に実行できるメリットはありますが、確実に復元できるとは限りません。誤った操作を行うとデータの上書きが発生し、復元できたはずのデータも失う可能性があります。

確実に復元したいデータがある場合は、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。

専門のデータ復旧業者に依頼する

自力での復旧が難しい場合、専門のデータ復旧業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。

特にハードウェアの物理障害の場合、個人で対応できる範囲を超えているため、重要なデータがある場合は、データ復旧業者へ相談することを強く推奨します。

Time Capsuleの問題が解決しない場合、専門家の力を借りるのが確実な解決策です。特に大切なデータが含まれている場合は、無理をせずに専門業者の助けを借りることを検討しましょう。

 

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する


自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。

データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

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電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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