WindowsとMacの両方で使用できる外付けHDDをフォーマットする際、適切なファイルシステムを選択することが重要です。また、誤ってフォーマットしてしまった場合のデータ復旧方法についても知っておくと安心です。
目次
外付けHDDのフォーマット方法とデータ復旧
外付けHDDのフォーマット方法とデータ復旧方法は次の通りです。
WindowsとMacで使える推奨ファイルシステム
WindowsとMacの両方で外付けHDDを使用する場合、以下のファイルシステムが推奨されます。
- exFAT:4GB以上のファイルや大容量ストレージに対応し、WindowsとMacの両方で読み書き可能。
- FAT32:互換性は高いが、1ファイルの最大サイズが4GBに制限される。
※NTFSはWindowsでは完全に使えますが、Macでは標準では読み取り専用となるため、両OSでの利用には不向きです。
Windowsでの外付けHDDフォーマット方法
Windowsでの外付けHDDフォーマット方法は次の通りです。
- 外付けHDDをPCに接続する。
- 「ディスクの管理」を開く(Windowsキー + R →「diskmgmt.msc」→ Enter)。
- 対象のHDDを右クリックし、「フォーマット」を選択。
- ファイルシステムとして「exFAT」を選択し、ボリューム名を入力。
- 「OK」をクリックしてフォーマットを実行。
Macでの外付けHDDフォーマット方法
Macでの外付けHDDフォーマット方法は次の通りです。
- 「ディスクユーティリティ」を開く(「アプリケーション」→「ユーティリティ」内)。
- 左サイドバーからフォーマットする外付けHDDを選択。
- 「消去」をクリック。
- フォーマット形式を「exFAT」に設定し、ボリューム名を入力。
- 「消去」をクリックしてフォーマットを実行。
フォーマット時に何が起きているのか
HDDをフォーマットする際、以下の処理が行われます。
- パーティションテーブルの作成:OSがHDDを認識できるように設定。
- ファイルシステムの構築:ブートセクターやファイル割り当てテーブル(FAT)を初期化。
- メタデータの初期化:ファイル・フォルダ管理情報をリセット。
- 不良セクタのスキャン:HDDの健康状態を確認。
- データの消去:通常フォーマットでは完全消去、クイックフォーマットではインデックス情報のみ削除。
フォーマット後のデータ復旧方法
フォーマット後にデータを復元するには、データ復旧ソフトを使用するか、専門業者に依頼する方法があります。
- 復旧ソフトをダウンロード&インストール。
- ソフトを起動し、フォーマットしたHDDを選択。
- 「スキャン開始」をクリックし、削除されたデータを検索。
- 復旧可能なファイルをプレビューし、必要なものを選択。
- 「復元」ボタンをクリックし、別のストレージに保存。
※フォーマット後すぐに復旧を試みると、成功率が高くなります。
フォーマット後のデータ復旧は専門業者に相談を

外付けHDDをフォーマットしてしまった場合、自力でのデータ復旧が難しいこともあります。特に、新しいデータを書き込んでしまった場合や、物理的な故障がある場合は、専門のデータ復旧業者に相談するのが安全です。
デジタルデータリカバリーでは、無料の初期診断を実施し、フォーマット後のHDDのデータ復旧をサポートしています。誤ってフォーマットしてしまった場合は、無理な操作をせず、一度専門家にご相談ください。
デジタルデータリカバリーなら、無料の初期診断・24時間365日対応で、あらゆるデータトラブルに迅速に対応。誤った対応をする前に、一度専門家へご相談ください。あなたの大切なデータを、安全かつ高確率で復旧します。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。