突然のブルースクリーン(BSOD)とともに「DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」というエラーコードが表示され、パソコンが強制再起動してしまう…。そんなトラブルに悩んでいませんか?
このエラーは、ドライバの不具合やハードウェアの問題が原因で発生することが多く、放置すると頻繁にクラッシュし、最悪の場合データ損失につながる可能性もあります。
この記事では、DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラーの原因と具体的な対処法を詳しく解説します。ドライバの更新やシステム修復、ハードウェアの診断など、すぐに試せる方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラーの原因と対処法
このエラーは、主に以下の原因で発生します。それぞれの原因に対応した対処法を順番に試してみてください。
ドライバの問題(更新・再インストール)
DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラーの最も一般的な原因は、ドライバの不具合です。以下のような状況で発生しやすくなります。
- 古いドライバを使用している
- 新しくインストールしたドライバがWindowsのバージョンと互換性がない
- Windows Update後にドライバが正しく機能しなくなった
- 複数のドライバが競合している
対処法:ドライバを更新・再インストール
対処法は次の通りです。
- 「Windowsキー + X」を押し、「デバイスマネージャー」を開く
- 「不明なデバイス」や「!」マークが付いたデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択し、最新バージョンを適用
- 適用後、パソコンを再起動する
ハードウェアの問題(診断・交換)
ハードウェアの故障や接続不良が原因で、システムが正常に動作せずエラーが発生することがあります。
- メモリ(RAM)の不具合
- CPUの過熱や電力供給の不安定さ
- グラフィックカードやストレージ(HDD/SSD)の異常
- デバイスの接触不良(特にノートパソコンでの物理的なゆるみ)
対処法:ハードウェア診断を実行
対処法は次の通りです。
- 「Windowsキー + R」を押し、「mdsched.exe」と入力してEnterキーを押す
- 「今すぐ再起動して問題を確認する」を選択
- PCが再起動し、メモリの診断が開始される
- 診断が完了したら、エラーが表示されていないか確認する
システムファイルの破損(修復)
Windowsのシステムファイルが破損すると、ドライバとの通信に問題が生じ、ブルースクリーンエラーが発生することがあります。
- 突然の電源断や強制終了
- Windows Updateの失敗
- ウイルスやマルウェアの影響
対処法:システムファイルを修復
対処法は次の通りです。
- 「Windowsキー + X」を押し、「Windowsターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を開く
- コマンド「sfc /scannow」を入力し、Enterを押す
- 修復が完了するまで待つ(数分かかることがあります)
- 続いて、以下のコマンドを順番に実行
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth - すべての処理が終わったら、パソコンを再起動する
悪意のあるソフトウェアの影響(ウイルススキャン)
ウイルスやマルウェアがシステムファイルやドライバに影響を与え、DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラーを引き起こす場合があります。
- 見覚えのないプログラムがインストールされている
- パソコンの動作が極端に遅くなっている
- 不審なポップアップや広告が表示される
対処法:ウイルススキャンを実行
対処法は次の通りです。
- 「Windowsキー + I」を押し、「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」→「Windows セキュリティ」を選択
- 「ウイルスと脅威の防止」をクリック
- 「クイックスキャン」を実行し、脅威が検出された場合は削除
データにアクセスできなくなったり、エラーが繰り返し発生する場合は、お早めに専門家へご相談ください。不具合が続く場合、ハードウェア故障の可能性があります。自己判断での対応はデータ消失リスクを高めるため、専門業者の診断が重要です。
当社ではデータ復旧の無料診断を行っています。データトラブルでお困りの方は、お気軽にご相談ください。24時間365日受付で早期復旧が可能です。
特に、データにアクセスできなくなったり、エラーが繰り返し発生する場合は、お早めに専門家へご相談ください。スリープ復帰の不具合が続く場合、ハードウェア故障の可能性があります。自己判断での対応はデータ消失リスクを高めるため、専門業者の診断が重要です。
当社ではデータ復旧の無料診断を行っており、下記の強みがあります。
- 国内最大級のデータ復旧ラボを完備
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- 46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)
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- 無料の初期診断&24時間365日対応
データトラブルでお困りの方は、お気軽にご相談ください。24時間365日受付で早期復旧が可能です。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
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自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
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機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。