Lenovo Yoga Bookが電源を入れても反応しない、ロゴ画面で止まる、画面が真っ暗なままなど、起動トラブルでお困りではありませんか?
本記事では、Yoga Bookが起動しない主な原因と、それぞれの状況に応じた具体的な対処法を手順付きで解説します。原因を突き止め、適切な処置をとることが復旧への近道です。
目次
Lenovo Yoga Bookが起動しない原因
Yoga Bookはコンパクトで高機能な2-in-1デバイスですが、その構造ゆえに起動しないトラブルも発生しやすい傾向にあります。以下に主な原因を整理しました。
バッテリードライバーの問題
Yoga Bookのバッテリー管理ドライバーが古かったり、破損していると、正しく電源が供給されず起動できないことがあります。Windows Updateやドライバー更新で解消するケースもあります。
バッテリーの劣化・膨張
バッテリーが劣化している、あるいは膨張していると、電源が安定せず起動できないことがあります。とくに長期間使用しているデバイスでは注意が必要です。
OSファイルの破損
更新や電源断などでシステムファイルが破損していると、起動プロセスが中断される原因になります。特にシャットダウン前後のトラブルでよく発生します。
電源供給の不具合
ACアダプターや充電ポートの接触不良、断線、過電流防止機能の誤作動などが原因で、電源が入らないケースがあります。
ハードウェアの故障
内蔵ストレージ(eMMCやSSD)、RAM、マザーボードなどに障害が発生すると、OSの読み込み自体が行われず、パソコンは完全に起動不能な状態に陥ります。
このような物理障害は、ユーザーが見た目や音だけで判断することが難しく、自己流の対処によって状況をさらに悪化させる恐れがあります。通電を繰り返すことで障害部分に負荷がかかり、大切なデータが完全に失われるリスクもあります。
そのため、異変を感じた段階で専門業者に相談することが重要です。
当社では、物理障害専任の技術チームが、クリーンルーム環境で安全かつ高精度な診断と復旧作業を行っています。
46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)と、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)という高い成果をもとに、あらゆるトラブルに対応しています。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日体制で受付しています。起動不能に陥った際は、無理に操作せず、早めのご相談をおすすめします。
Yoga Bookが起動しないときの対処法
下記の対処法を順番に試すことで、Yoga Bookの起動トラブルを解消できる可能性があります。それぞれの方法について、丁寧に解説します。
バッテリードライバーを更新する
古いドライバーが原因で電源制御に不具合が出ている可能性があります。Lenovo公式サイトから最新ドライバーを導入しましょう。
- 別のPCでLenovo公式サポートページにアクセス
- Yoga Bookのモデル番号を入力して該当機種を検索
- 「電源管理」カテゴリから最新のバッテリードライバーをダウンロード
- USBなどでYoga Bookに移動し、インストール後再起動を試す
バッテリーを交換する
バッテリーの劣化や膨張が確認された場合、安全のためにも交換が必要です。専門業者へ依頼するか、自己責任で分解・交換作業を行います。
- 本体を裏返し、ヒートガンなどで接着剤を温めて剥がす
- ネジを外し、カバーを慎重に取り外す
- バッテリーのケーブルを外し、新しいバッテリーを接続
- 逆の手順で組み立て直し、電源を入れる
ハードウェアをチェックする
内部のRAMやストレージの認識状態を確認します。パーツ交換が必要な場合は、メーカーまたは修理業者への相談が推奨されます。
- BIOSに入り、ストレージやメモリが正しく認識されているか確認
- RAMが外せる場合は、一度抜き差しして再確認
- ストレージ診断は外部PCとアダプターを使って実施
OSを修復する
システムファイルの破損が原因で起動できない場合、スタートアップ修復やシステムチェックで解決できることがあります。
- Shiftキーを押しながら再起動を行う
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」を選択
- 修復後、自動的に再起動が行われる
電源供給を確認する
電源アダプターの不具合や接続不良により、電源が入らないことがあります。目視とケーブル交換で対応しましょう。
- ACアダプターと本体の接続部分を確認し、緩みや異常がないか確認
- 他のデバイスでアダプターが正常に動作するかテスト
- 可能であれば別の充電器やUSBケーブルを使用して再試行
すべての対処を試しても改善が見られない場合、内部基板の故障やデータ破損が進行している可能性があります。データの安全性を確保するためにも、無理に操作を続けず、専門業者へ相談しましょう。
デジタルデータリカバリーでは、「46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)」「一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)」を誇り、Yoga Bookのような薄型デバイスにも対応可能な専用設備と技術者を揃えています。
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初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。HDDの異音や動作不良がある場合は、早めのご相談をおすすめします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
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電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。