Windowsを「更新してシャットダウン」した後、次の起動時に画面が真っ暗なままになる、ロゴ画面から進まない、再起動を繰り返すといった症状にお困りではありませんか?
これはWindows Updateに関連した不具合やシステムの破損などが原因で発生することがあります。本記事では、更新してシャットダウン後に起動しない場合の主な原因と、それぞれに対する実践的な対処法を詳しく解説します。
目次
更新してシャットダウン後に起動しない原因
この症状の多くは、Windows Updateの適用プロセス中にエラーが発生していることが原因です。更新処理のタイミングと電源制御、あるいはハードウェアとの互換性の問題など、さまざまな要因が考えられます。
更新中の不具合
Windows Updateの適用中に処理が止まったり、ネットワークの遮断や電源の不安定などでエラーが発生することがあります。この状態でシャットダウンすると、起動プロセスで矛盾が生じ、OSが立ち上がらなくなる可能性があります。
ハードウェアの互換性問題
一部の更新プログラムは、特定のドライバーやチップセットとの相性により、起動時にクラッシュを引き起こすことがあります。特に古い機種ではこの影響を受けやすくなります。
高速スタートアップ機能の影響
Windowsの「高速スタートアップ」機能により、電源を切っても実際には休止状態に近い形でデータが保存されるため、更新内容が正しく反映されず、次回起動時にエラーが発生することがあります。
システムファイルの破損
Windowsの更新プログラムを適用した直後から、パソコンの起動に異常が現れるケースがあります。これは、アップデートの過程で重要なシステムファイルに変更が加わり、そのファイルが破損した状態で保存されてしまうことで発生します。
こうしたシステムレベルの問題には、専門的な診断と復旧対応が欠かせません。当社では、アップデート後の起動障害に関する豊富な対応実績を活かし、最適な方法でデータの安全を確保するサポートを行っています。
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更新してシャットダウン後に起動しないときの対処法
以下に紹介する方法を順に試すことで、多くのケースで問題を解消できる可能性があります。ハードウェアの異常がない限り、これらの手順で正常起動まで復旧できることも少なくありません。
更新が完了するまで待つ
更新処理がまだバックグラウンドで行われている可能性があります。アクセスランプが点灯・点滅している場合は、最低でも30〜60分は待機してみましょう。
- 電源が切れていないことを確認
- HDD/SSDのアクセスランプが点灯しているか観察
- 数十分待機し、それでも動きがない場合は次の対処法へ
強制的に再起動する
画面がフリーズしたように見えているだけの場合があります。電源ボタンを長押しして強制的に電源を切り、再起動を試みてください。
- 電源ボタンを10秒以上長押しして電源をオフにする
- 5秒程度待ってから再び電源を入れる
- 起動中に「自動修復」が表示される場合は、案内に従う
セーフモードで起動する
セーフモードで起動すれば、不要なドライバーや更新による影響を最小限に抑えた状態でOSが立ち上がります。
- 電源投入後、強制シャットダウンを2~3回繰り返して自動修復画面へ
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「スタートアップ設定」
- 「セーフモード」または「セーフモードとネットワーク」で起動
更新プログラムをアンインストールする
直近のWindows Updateが原因で起動不能になっている場合は、その更新を削除することで復旧することがあります。
- セーフモードまたは修復画面から「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
- 「更新プログラムのアンインストール」を選択
- 「最新の品質更新プログラムのアンインストール」または「機能更新プログラムのアンインストール」を実行
放電処理を行う
PC内部に残留している電荷が誤動作を引き起こしている可能性があるため、放電処理を行います。
- ノートパソコンの場合:バッテリーとACアダプターを取り外す
- デスクトップの場合:電源ケーブルを抜く
- 電源ボタンを20~30秒ほど長押し
- 再接続後、電源を入れて起動するか確認
システムの復元を実行する
復元ポイントを利用して、Windowsを以前の正常な状態に戻す方法です。
- 自動修復画面から「トラブルシューティング」→「システムの復元」を選択
- 表示された復元ポイントから「更新前」の日時を選択
- 復元を開始し、処理が完了するのを待つ
上記の方法で復旧できない場合、システム自体に深刻な破損が生じている可能性があります。データが必要な場合や操作に不安がある方は、無理に自己修復を試みず、早めに専門業者への相談をおすすめします。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。