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BitLockerの保護状態がオフなのに暗号化されていた原因と対処法

BitLockerによる暗号化を使用しているにもかかわらず、「保護状態がオフ」と表示されるケースに戸惑ったことはありませんか?この状態は、BitLockerの保護機能が一時的に停止されている可能性があります。

この記事では、保護状態がオフなのにドライブが暗号化されている理由と、適切な対処法について詳しく解説します。

BitLockerの保護状態と暗号化状態の違い

BitLockerには「暗号化状態」と「保護状態」という2つの異なる概念があります。暗号化状態はドライブのデータが暗号化されているかどうかを示し、一方、保護状態はBitLockerがそのドライブに対して実際にロックや保護機能を有効にしているかを示しています。

つまり、「保護状態がオフ」であっても、データ自体は暗号化されており、完全に暗号化が解除されたわけではありません。これは主に一時的な措置や設定変更などによって発生します。次に、その主な原因について詳しく解説します。

BitLockerで保護状態がオフになる主な原因

以下のような操作や環境の変化により、BitLockerの保護状態が「オフ」になっている場合があります。これらの原因を理解することで、適切な対処が可能になります。

BitLockerの一時停止操作

ユーザーや管理者が手動でBitLocker保護を一時停止した場合、ドライブは暗号化されたままですが保護は無効になります。これにより「保護状態がオフ」と表示されます。

システムメンテナンスやアップグレード

Windowsの大型アップデートやシステムのメンテナンス中、一時的にBitLocker保護が無効になることがあります。これは更新時のトラブル回避や互換性維持のための措置です。

グループポリシーの変更

ドメイン参加しているPCや企業管理下にある端末では、ネットワーク管理者によってグループポリシーが変更され、BitLockerの保護状態に影響を及ぼすことがあります。

暗号化プロセスの未完了・エラー

初回の暗号化処理中にエラーが発生した場合や、何らかの理由で暗号化プロセスが中断されている場合、保護状態が適切に再開されないことがあります。

自動デバイス暗号化の仕様

Windows 10や11では、特定の機種で初期設定時に自動的に暗号化が開始されますが、Microsoftアカウントでのサインインなどの条件が満たされないと、保護が有効にならない仕様があります。

ハードウェアの変更

BitLockerは、システムのセキュリティを保つために、ハードウェア構成の変化にも敏感に反応します。そのため、マザーボードやストレージの変更が行われた場合、BitLockerは安全性を確認できないと判断し、自動的に保護を一時停止することがあります。

これは、盗難や不正アクセスによってストレージが別のPCに接続された場合に、暗号化されたデータが不正に読み取られるのを防ぐためのセキュリティ機能です。正規のアップグレードや修理のつもりであっても、BitLocker側ではそれを区別できないため、再認証が求められたり、アクセスが一時的に制限されたりすることがあります。

こうした状況では、回復キーの入力や再設定が必要となりますが、誤った操作やキーの紛失によってデータにアクセスできなくなるリスクも伴います。ハードウェア変更の予定がある場合は、事前のバックアップやBitLockerの一時無効化など、適切な準備が求められます。

当社では、BitLockerとハードウェア構成変更に伴うトラブルにも対応しており、データを保護しながら安全に復旧を行うためのサポート体制を整えています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、変更後にエラーが発生した際は、早めにご相談ください。


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BitLocker保護がオフの状態への対処法

BitLockerの保護状態がオフになっている場合でも、データの暗号化自体は維持されています。重要なのは保護機能を確実に再開させることです。以下の方法で、BitLockerの保護を再度有効にできます。

BitLocker保護の再開

もっとも簡単な方法は、コントロールパネルや「設定」からBitLockerを再度有効化することです。操作は数クリックで完了します。

BitLocker保護の再開
  1. スタートメニューから「コントロールパネル」を開く
  2. 「BitLockerドライブ暗号化」をクリック
  3. 該当ドライブの「保護の再開」を選択して適用

システムやグループポリシーの確認

Windows Updateや再起動後など、システム変更の影響で保護がオフになっている場合があります。また、企業のネットワークに接続されている場合は、グループポリシーの設定を確認しましょう。

システムやグループポリシーの確認
  1. 「gpedit.msc」でローカルグループポリシーエディタを開く
  2. 「BitLockerの設定」に関するポリシー項目を確認
  3. 企業管理下の場合はIT部門に確認・相談

ハードウェア変更後の再設定

SSDやマザーボードなどのハードウェアを変更した後は、BitLockerが自動的に保護を一時停止している場合があります。変更後は状態を確認し、必要に応じて再度保護を有効にしてください。

ハードウェア変更後の再設定
  1. 「コントロールパネル」→「BitLockerドライブ暗号化」を開く
  2. 該当ドライブの状態を確認
  3. 「保護の再開」をクリックして完了

コマンドで状態を確認・再開する

管理者権限のコマンドプロンプトから、BitLockerの状態確認と再開を行うことも可能です。詳細な情報を把握したい場合に有効です。

コマンドで状態を確認・再開する
  1. スタートボタンを右クリック →「Windowsターミナル(管理者)」を開く
  2. manage-bde -status を入力して状態を確認
  3. 一時停止中のドライブに対して manage-bde -resume C: を実行(C:は該当ドライブ)

BitLockerが一時停止状態になっていると、セキュリティが万全ではなくなります。ドライブが暗号化されているからといって安心せず、保護状態も適切に維持されているか定期的に確認することが重要です。

また、暗号化状態のまま放置していると、故障や障害時にデータの復旧が困難になるケースもあります。もしBitLockerで保護されたドライブが開けない、エラーが出るなどのトラブルが発生した場合は、無理に操作を続けず、専門業者にご相談ください。

デジタルデータリカバリーでは、BitLockerによる暗号化ドライブの復旧にも対応しています。初期診断とお見積もりは無料。365日年中無休・最短即日対応で、トラブル時も安心してご相談いただけます。

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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