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【Mac】ファイルが表示されない時の対処法を徹底解説

【mac】ファイルが表示されない時の対処法を徹底解説

Macパソコン(iMac,MacBook)で作業していると保存したはずのファイルがデスクトップから見つからなくなってしまった、Finderにファイルが表示されないといった問題が起こり得ます。

Macでファイルが表示されない、見つからなくなってしまった場合にはいくつかの原因が考えられ、正しい対処法を行うことで個人で解決することが可能な場合があります。

このページではMacでファイルが表示されない際の原因と対処法を解説します。

Macの主なモデルと特徴

最初に今回扱っているMacについて簡単に解説していきます。

世界中において抜群な知名度を持つMac。Appleが一貫して製造販売しておりトラブルに強く、スムーズな動作が行えることが人気の理由です。

そんなMacにはいくつかのモデルがあり、モデルごとで用途や特徴が異なります。

以下Macのモデルとそれぞれの用途、特徴についてまとめています。

モデル名 用途・特徴
Macbook Air プライベートからビジネスで利用可能。汎用モデル。
MacBook Pro 13インチ 軽量でありながらハイパフォーマンス。 趣味程度の動画編集、画像編集に適する。
MacBook Pro 14インチ クリエイター、プログラマー向け。高性能デスクトップ機。
MacBook Pro 16インチ シリーズで最もハイスペック、ハイパフォーマンスモデル。

 

Macが起動できないときの全般的な原因と対処法を解説した記事はこちら

Macでファイルが表示されない原因

ファイルがMacのFinderに表示されない場合にはいくつかの原因が考えられます。

まずはファイルが表示されない際に考えられる原因について解説していきます。

ファイルが意図しない場所に保存されてしまった

Macで作業したファイルをしっかり保存したはずなのにファイルが見つからない場合にはファイルを保存した際に何らかの操作によりファイルを誤った場所や思いがけない場所に保存してしまっている可能性があります。

保存場所のわからないファイルを探す方法はこちら

ファイルが隠されてしまった

Macでファイルが見つからなくなってしまった場合には作業中に誤ってファイルを隠すショートカットを押してしまい、隠しファイルになってしまっていることが考えられます。

隠しファイルとなってしまったファイルはFinderやデスクトップには表示されず、通常のファイル検索を行っても見つけることができません。

隠しファイルを表示する方法はこちら

ファイルを誤って削除してしまった

ファイルを保存したつもりでも、しっかり保存ができておらずデータが誤って削除されてしまったケースも考えられます。

この場合ゴミ箱フォルダでファイルを見つけられた場合はゴミ箱フォルダからの復元が可能ですがゴミ箱フォルダからも削除されてしまっている場合には個人での復旧は困難なので一度データ復旧業者に相談してみることをお勧めします。

 

Macでファイルが表示されない時の対処法

ここからはMacでファイルが表示されない時の対処法について紹介します。

正しい対処を行うことで個人でファイルを表示させることも可能なので以下の解説をぜひ参考にしてみて下さい。

Macでファイルを検索する

意図せぬ場所にファイルが保存されてしまった場合や保存場所がわからないファイルを見つける際はMacで検索することが可能です。検索方法には以下の2つがあります。

Macでファイルを検索する方法①
  1. 使用しているMacでメニューバーのSpotlightアイコンをクリックする
  2. 検索フィールドに見つからないファイルの名前を入力する

 

Macでファイルを検索する方法②
  1. DockにあるFinderアイコンをクリックする
  2. Finderのサイドバーにある「最近使った項目」をクリックする。
  3. 「表示」→「グループ分け」→「最後に開いた日」を順に選択する。

隠しファイルを表示する

「ファイルが見つからない原因」のところでも述べたように何等かの誤作動によりファイルが隠しファイルになってしまい、Macでファイル検索を行っても表示されないケースがあります。

隠しファイルを表示することは可能です。以下、隠しファイルの表示方法を紹介します。

ショートカットキーで隠しファイルを表示する方法

隠されてしまったファイルはショートカットキーを使って表示させることが可能です。

隠しファイルを表示させるためのショートカットキーは以下の通りです。 

「command」+「shift」+「.」

Macのターミナルで隠しファイルを表示する方法

次にターミナルを利用した隠しファイルの表示方法を紹介します。

Macのターミナルで隠しファイルを表示する方法
  1. 使用中のMacでFinderを起動する
  2. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」を順に選択しターミナルを立ち上げる
  3. 「defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool true」をターミナルにコピーする
  4. killall Finderコマンドを利用してFinderを開く
  5. killall Finderコマンド実行後、隠しファイルが表示されるか確認する

隠しファイルでも見つからない場合

上記の様々な対処法や隠しファイル表示を行ってもファイルが表示されない場合にはファイルが削除されてしまった可能性が高いと考えられます。

一度削除されてしまったファイルはゴミ箱フォルダからの復旧は可能ですがゴミ箱フォルダからも削除されてしまった場合には個人での復旧は困難です。一度、データ復旧業者へ相談することをオススメします。

Finderの再起動をする

Macで保存したファイルはFinderに属されます。そのためファイルが表示されない際には一度Finderの再起動を行うことでファイルが表示されるようになる場合があります。

Finderの再起動方法
  1. Mac上部のリンゴマークをクリックする。
  2. リンゴマークをクリックをしてメニュー表示された状態で「shift」キーを押す
  3. 「Finderの強制終了」の項目が先ほどのメニューに表示される
  4. 「Finderの強制終了」をクリックしてFinder再起動を行う。

Mac本体の再起動を行う

Macでファイルが表示されない場合Mac本体の何等かの不具合によりファイルが表示されないケースがあります。

この場合一度使っているMacをシャットダウンし再起動することで復旧することがあります。

ただし強制終了を行いすぎるとMacの故障の原因にもなるので短時間で何度も強制終了を行わないでください

強制終了を行ってもファイルが見つからない場合には無理な操作をせずに一度データ復旧専門業者へご相談下さい。

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データ復旧ソフトを使ってファイルを復元する

上記でも記した通り、Mac内のデータや隠しファイルを探してもファイルが見つからない場合にはそのファイルを誤って削除してしまった可能性が高いです。

削除されてしまったデータはデータ復旧ソフトを使って復元することも可能です。

ただしデータ復旧ソフトを使う際に、誤操作によってデータが上書きされてしまったり、復旧ソフトで復元したデータが文字化けしてデータが使用できなくなってしまうことが起こり得ます。データ復旧ソフトを使用して復旧を行う場合には注意してください。

データ復旧ソフトを使用する際の注意点はこちら

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する


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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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