ASUSのPCで「ブートデバイスが見つかりません」と表示される原因は、HDDやSSDの認識不良、BIOS設定の変更、システム破損などさまざまです。放置するとデータ消失のリスクも。本記事では原因と対処法を詳しく解説します。
もし原因や対処法が当てはまらない場合やデータを無くしたくない場合、無理に操作せず、専門業者に相談を。デジタルデータリカバリーなら、365日年中無休・最短即日復旧が可能です。
目次
「ブートデバイスが見つかりません」というエラーの原因
ASUSのPCで「ブートデバイスが見つかりません」というエラーが発生する場合、以下のような原因が考えられます。
BIOS設定の不正
BIOSの設定が誤っていると、PCが適切なブートデバイスを見つけられず、エラーが発生します。特に、起動順序が正しく設定されていない場合や、UEFI/レガシーブートの設定が合っていない場合に問題が発生することがあります。
ハードドライブやSSDの接続不良
ハードドライブやSSDの接続不良は、ケーブルの緩みや破損が原因で発生します。これによりPCがストレージを認識できず、ブートデバイスが見つからないエラーが表示されることがあります。
外付けデバイスの影響
USBメモリや外付けHDDなどが接続されていると、PCがそちらを優先的にブートしようとすることがあります。その結果、ブートデバイスが見つからないというエラーが発生する場合があります。
論理障害(ファイル破損)
ASUSのPCで「ブートデバイスが見つかりません」というエラーは、ファイル破損が原因で発生することがあります。Windowsのシステムファイルが破損すると、OSのブートに必要な情報が欠落し、エラーが発生します。特に、突然の電源断や不適切なシャットダウン後に発生しやすいです。こうした問題は自己修復が難しいため、専門業者に相談することをおすすめします。
物理障害
HDDやSSDが物理的に故障している場合、ブートデバイスとして認識されず、PCが起動できなくなります。特に、異音がする、頻繁にフリーズするなどの前兆がある場合は、ストレージの故障を疑いましょう。ディスク内部の故障は個人で修理が難しく、誤った対処で症状が悪化するリスクがあります。専門業者は専用機器と技術でデータ回復が可能な場合が多いため、信頼できる業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、46万件以上の相談実績（期間：2011年1月以降）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※）と高い成果を誇ります。相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
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「ブートデバイスが見つかりません」エラーの対処法
以下の方法を試すことで、エラーを解決できる可能性があります。エラーの対処は操作ミスによるデータ損失のリスクも伴います。重要なデータがある場合、専門業者に依頼する方が確実です。
BIOS設定の確認と変更
BIOSの設定を確認し、正しい起動順序になっているかを確認します。また、UEFIブートを使用している場合は、GPTパーティションスタイルが適用されているかもチェックしましょう。
- PCを再起動し、「F2」または「Delete」キーを押してBIOSに入る。
- 「Boot」メニューを開き、起動順序を確認する。
- HDDまたはSSDが1番目のブートデバイスになっているか確認する。
- 設定を保存してBIOSを終了し、PCを再起動する。
接続の確認と修正
HDDやSSDのケーブルが緩んでいないか、外付けデバイスが影響を与えていないかを確認しましょう。外付けストレージが接続された状態でPCを起動すると、BIOSの設定で誤って外付けストレージが優先され、内蔵ストレージから正常に起動できないことがあります。
- まずはPCの電源を完全にオフにします。ノートPCの場合、可能ならバッテリーも取り外しましょう。
- USBメモリ、外付けHDD/SSD、SDカード、その他の周辺機器をすべて取り外します。
- 外部デバイスがない状態で電源を入れ、エラーが解消されるか確認します。
- エラーが解消しない場合は、BIOS設定を開いてブート順序を確認し、HDD/SSDが最優先になっているかをチェックしましょう。
ディスクエラーの修復
Windowsのコマンドプロンプトを使用して、ディスクエラーを修復できます。
- Windowsの回復環境（Advanced Startup）を起動する。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を開く。
- 次のコマンドを入力し、Enterキーを押す：
chkdsk C: /f /r - 修復が完了したらPCを再起動し、認識するか確かめる。
BIOSの初期化
BIOSの設定が誤っていると、ブートデバイスが見つからないエラーが発生することがあります。BIOSを初期化して、デフォルトの設定に戻すことで問題が解決する場合があります。BIOSの初期化により、設定がリセットされ、起動順序やハードウェア設定が戻るため、PCが正常に起動しなくなるリスクがあります。
- PCを再起動し、「F2」または「Delete」キーを押してBIOSセットアップに入る。
- 「Exit」または「Save & Exit」タブに移動する。
- 「Load Optimized Defaults」または「Reset to Default」を選択し、Enterキーを押す。
- 変更を保存し、BIOSを終了する。
- PCを再起動し、エラーが解消されたか確認する。
OSの再インストール
ブートファイルが破損していたり、OSが正常に動作しない場合は、OSを再インストールすることで問題を解決できる可能性があります。ただし、OSの再インストールを行うとデータが消えるため、必要なデータがある場合は、データ復旧業者に相談してください。
- 別のPCでWindowsのインストールメディア（USB）を作成する。（Microsoftの公式ツールを使用）
- 問題のPCにUSBを挿し、電源を入れる。
- 「F2」または「Delete」キーを押してBIOSセットアップに入り、USBから起動するよう設定を変更する。
- PCを再起動し、Windowsのセットアップ画面が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックする。
- 「カスタムインストール」を選択し、Windowsをインストールするドライブを指定する。
- インストールが完了したら、必要なドライバーやソフトウェアを再インストールする。
システムエラーの個人復旧にはリスクがあります。誤った操作でデータがさらに損傷する可能性があります。デジタルデータリカバリーでは、ブートデータ消失などのトラブルに対応しています。データを損失したくない場合は、無料診断・お見積りを実施しておりますので、まずはご相談ください。
確実に原因究明したい場合はデータ復旧の専門業者に相談する
以上の対処法が効果の無い場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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よくある質問
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※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
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営業時間は以下の通りになっております。
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電話番号：0800-333-6302
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
