PCから完全に削除されたファイル、復元できるのか不安ですよね。実は、削除されたデータでも適切な方法で復元できる場合があります。本記事では、PCから完全に削除されたファイルの原因と、復元するための対処法について解説します。
もし原因や対処法が当てはまらない場合やデータを無くしたくない場合、無理に操作せず、専門業者に相談を。デジタルデータリカバリーなら、24時間365日年中無休・最短即日復旧が可能です。
目次
PCから完全に削除されたファイルの主な原因
PC上でファイルが完全に削除される原因には、誤操作やシステムの設定、ウイルス感染などがあります。以下に、代表的な原因を解説します。
ユーザーの誤操作
「Shift + Delete」やごみ箱の空にする操作で、ファイルは意図せず完全に削除されることがあります。復元には専門的なツールや手法が必要です。
システム機能
ディスクのフォーマットやシステムの初期化により、データが削除されることがあります。これらの操作では、データが上書きされる可能性が高く、復旧が非常に難しくなります。データ損失を防ぐためにも、早期の専門的対応が重要です。
論理障害(ファイル破損)
ファイル破損の原因として、有害なソフト（ウイルス、マルウェア、ランサムウェア）が挙げられます。これらはファイルを削除したり、暗号化してアクセス不能にします。また、ディスクのエラーや突然の電源断、不適切なシャットダウンも原因となります。自己修復はリスクが高いため、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
物理障害
HDDやSSDの物理的な故障により、データが消失することがあります。症状としては、異音がする、パソコンが起動しない、認識されない、データの読み込みが遅いなどがあります。物理障害の場合は内部の機械的な障害が原因で、素人による復旧は非常に危険です。専門的な技術と機器を用いた対応が必要であり、早期の対応が復旧の成功率を高めます。
デジタルデータリカバリーでは、46万件以上の相談実績（期間：2011年1月以降）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※）と高い成果を誇ります。相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
※（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）
PCから完全に削除されたファイルを復元する方法
完全に削除されたファイルを復元するためには、専用のソフトやWindowsの機能を活用する方法があります。ソフトやPCの復元でデータを修復できる可能性がありますが、操作ミスによるデータ損失のリスクも伴います。重要なデータがある場合、専門業者に依頼する方が確実です。
ファイル復元ソフトの使用
専用のデータ復元ソフトを使用すると、削除されたファイルをスキャンし、復元できる可能性があります。
- オンラインサイトから復元ソフトをダウンロードし、インストールする。
- ソフトを起動し、削除されたファイルがあったドライブを選択する。
- 「スキャン」を実行し、復元可能なファイルを検索する。
- 復元したいファイルを選択し、安全な別のドライブ（例：外付けHDD）に保存する。
以前のバージョンの利用
Windowsの「以前のバージョン」機能を利用して、過去の状態のファイルを復元できます。
- エクスプローラーを開き、削除されたファイルがあったフォルダを右クリックする。
- 「以前のバージョンの復元」を選択する。
- 利用可能な復元ポイントを選択し、「復元」をクリックする。
システムの復元
Windowsの「システムの復元」機能を使用すると、PCを過去の状態に戻し、削除されたファイルを復元できる可能性があります。ただし、新しくインストールしたアプリや設定が影響を受けるため、実行前に確認が必要です。
- 「スタート」メニューを開き、「復元ポイントの作成」と入力し、クリックする。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「システムの復元」ボタンをクリックする。
- 「システムの復元」ウィザードが開くので、「次へ」をクリックする。
- 利用可能な復元ポイントの一覧が表示されるので、ファイルが削除される前の日付の復元ポイントを選択する。
- 「次へ」をクリックし、「完了」を選択すると、PCが再起動し、復元プロセスが開始される。
- 復元完了後、PCが再起動し、ファイルが復元されているか確認する。
システムの復元では、個別のファイルを選択して復元することはできません。復元ポイントが作成されている場合のみ使用可能です。
シャドウコピーの活用
Windowsの「シャドウコピー」機能（ボリュームシャドウコピー）を利用すると、削除されたファイルの過去のバージョンを復元できる場合があります。この機能は、ファイル履歴が有効になっている場合に動作します。
- エクスプローラーを開き、削除されたファイルがあったフォルダを右クリックする。
- 「プロパティ」を選択し、「以前のバージョン」タブを開く。
- 利用可能なバージョンの一覧が表示されるので、削除される前の日付のバージョンを選択する。
- 「復元」をクリックし、元の場所にファイルを復元する。
- 復元完了後、ファイルが正しく開けるか確認する。
上記の方法を試してもファイルが復元できない場合は、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。デジタルデータリカバリーでは、データ消失などのトラブルに対応しています。データを損失したくない場合は、診断・お見積りを無料で実施しておりますので、まずはご相談ください。
データを復元したいならデータ復旧の専門業者に相談する
以上の対処法が効果の無い場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
