D-M210 HDDが認識されない場合、いくつかの原因が考えられます。接続の問題、電源供給の不足、ドライバーの不具合、HDDのフォーマット、ハードウェアの故障などが主な原因です。この記事では、これらの原因とその解決方法を順を追って解説します。場合によっては自力での対処が難しいこともあるため、重要なデータが保存されている方は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
目次
D-M210 HDDが認識しない原因
以下に、D-M210 HDDが認識されない場合に考えられる原因を挙げ、それぞれの解決方法を紹介します。
接続の確認
USBケーブルが正しく接続されていない場合やケーブルが破損していると、HDDが認識されないことがあります。別のUSBポートに接続するか、USBケーブルを交換してみてください。
電源供給の確認
外付けHDDは十分な電力供給が必要です。ACアダプターが正しく接続されているか、電源コンセントが正しく機能しているかを確認してください。電源供給が不足していると、HDDが認識されないことがあります。
ドライバーの更新
ドライバーが古かったり、不適切にインストールされている場合、HDDが認識されません。デバイスマネージャーを開き、ドライバーを最新に更新してください。
HDDのフォーマット
ディスクが認識されない場合、ディスクの管理を開いてHDDを初期化し、新しいパーティションを作成してみてください。これにより、認識される場合があります。ただし、この操作はデータを消去するため、失いたくないデータがある場合はデータ復旧業者に相談しましょう。
他のデバイスでの確認
別のパソコンでHDDが認識されるか確認することで、HDD自体の問題か、接続しているパソコン側の問題かを切り分けることができます。
ハードウェアの故障
HDDが物理的に故障することで正常に認識できなくなることがあります。物理的な故障は落下などの衝撃や電源つけっぱなしなどの過熱のほかに経年劣化によっても生じます。寿命は3~5年といわれていますがあくまで目安であり、たとえ心当たりがなくとも故障が生じている可能性は十二分にあるということを理解しておく必要があります。加えて、物理的な故障からの復旧には専門的な知識と特殊な設備を要するため、原則個人での対応は不可能です。大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
また、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。 まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
D-M210 HDDが認識しないときの対処法
以下の方法を順番に試して、問題が解決するか確認してみましょう。
接続を確認する
まず、USBケーブルがしっかりと接続されているか確認します。別のUSBポートに接続するか、別のUSBケーブルを使用して試してみましょう。
- USBケーブルをしっかりと接続します。
- 別のUSBポートに接続してみます。
- USBケーブルを交換して試してみます。
電源供給を確認する
電源供給が不足していると、HDDが認識されません。ACアダプターが正しく接続されているか確認し、別の電源コンセントを試してみてください。
- ACアダプターがHDDに接続されているか確認します。
- 別の電源コンセントを使用して試してみます。
ドライバーを更新する
ドライバーが古い場合、HDDが正しく認識されないことがあります。デバイスマネージャーを開き、ドライバーを更新します。
- 「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「ディスクドライブ」を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 最新のドライバーをインストールします。
ディスクを初期化する
ディスクの管理からHDDを初期化し、新しいパーティションを作成することで、認識される場合があります。ただし、この手順を実行すると、保存されているデータが消去される可能性があるため、事前にバックアップを取っておくことをお勧めします。
- 「ディスクの管理」を開きます。
- 認識されていないHDDを右クリックし、「初期化」を選択します。
- 新しいパーティションを作成します。
他のデバイスで確認する
別のパソコンに接続してHDDが認識されるか確認します。これにより、HDD本体に問題があるのか、接続しているパソコン側に問題があるのかを切り分けることができます。
- 別のパソコンにHDDを接続します。
- HDDが認識されるか確認します。
ハードウェアの故障が疑われる場合の対応
これらの方法を試しても解決しない場合、HDDの物理的故障が疑われます。異音がする、HDDが全く反応しない場合は、データ復旧サービスに依頼することをお勧めします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。