大切な写真や仕事のファイルが突然消えてしまった…。
そんな経験はありませんか?データ消失は誰にでも起こり得る予期せぬトラブルです。特に、復旧を急ぐ場面では「どこに頼めばいいのか」「費用はどれくらいかかるのか」と、不安が募るもの。
本記事では、データ復旧の見積もりに関する基本情報や、データ消失の主な原因、さらに具体的な対処法をわかりやすく解説します。適切な対応を選ぶための知識を身につけて、最善の方法で大切なデータを取り戻しましょう!
目次
データ消失の原因
データ消失の原因にはさまざまなものがあり、それぞれ復旧の難易度や費用に影響を与えます。以下では、主な原因について解説します。
ハードディスクの物理障害
ハードディスク(HDD)の物理障害は、データ消失の最も深刻な原因の一つです。プラッタやヘッドといった内部部品の損傷が多く、専門的な設備を用いなければ復旧は困難です。
ソフトウェアの不具合
オペレーティングシステムのエラーやアプリケーションの不具合が原因で、データにアクセスできなくなる場合があります。
ウイルス感染やマルウェア攻撃
ランサムウェアなどのマルウェアによる攻撃は、データを暗号化してアクセスを遮断します。被害を受けた場合、データ復旧には高度な技術が必要です。
ユーザー操作ミス
誤ってファイルを削除したり、フォーマットしてしまった場合も、データ消失が起こります。ただし、この場合は復旧可能なことが多いです。
電源トラブルや停電
急な停電や電圧変動による影響で、ストレージデバイスが損傷することがあります。これにより、データへのアクセスが妨げられることがあります。
自然災害による損傷
洪水や火災といった災害により、記憶装置が損傷を受けるケースもあります。この場合、復旧の難易度は非常に高くなります。
データ復旧の見積もりが決定する仕組み
データ復旧の見積もりが決定する仕組みは、以下の4つの要素によって大きく影響を受けます。理解しておくことで、適切な業者を選ぶことができます。
①総ディスク容量
データ復旧の費用には、失われたデータの総容量が大きく影響します。基本的には、データ量が多いほど、復旧作業に時間と技術が必要になるため、費用が高くなる傾向があります。
具体的な例としては次のものがあります。
- 小規模な個人データ: 復旧は比較的安価
- 大規模な企業データやビジネスデータ: データ量が多く、高額になる場合がある
このため、大量のデータを扱う場合には、予算を考慮しながら、高い技術力を持つ業者を選ぶことが重要です。
②機器の故障箇所
データ復旧費用は、機器の故障箇所によって異なります。論理障害と物理障害について詳しく見てみましょう。
- 論理障害
- 物理障害
論理障害
論理障害とは、ソフトウェア的な問題で発生するデータ損失のことです。これは、次のような原因で発生することが多いです。
- ファイルを誤って削除
- 誤ってデバイスをフォーマット
論理障害の場合、専用の復旧ソフトウェアを使って修復できることが多く、物理障害に比べて比較的安価に復旧できる可能性があります。論理障害の復旧にかかる料金は障害の種類によって変動するため、専門家に相談して診断してもらうことが重要です。
物理障害
物理障害は、物理的な故障によってデバイスが損傷し、データが失われる状況を指します。これには以下のような原因があります。
- デバイスの落下
- 水没
- 経年劣化
物理障害の場合、次のような部品が故障していることが多く、これらの修復には専門技術と特殊な環境が必要です。このような物理障害の場合、部品交換やクリーンルームでの作業が必要になるため、論理障害に比べて復旧費用が高くなる傾向があります。
③復旧作業の難易度
データ復旧の料金は、復旧作業の難易度や障害の種類によって大きく異なります。まず、復旧が複雑になるほど、費用は増加します。特に、論理障害よりも物理障害の復旧には高度な技術が求められ、料金が高くなる傾向があります。
物理的な損傷の具体例:
- ヘッドクラッシュ
- モーターの故障
- 基板の損傷
これら物理的な故障では、部品交換や特殊な作業が必要なため、費用が高くなります。
特に古い機器は劣化が進んでいる可能性があり、すでに生産終了している場合も多く、復旧には部品調達のための時間とコストがかかることが多いです。また、RAIDやサーバーなどの複雑なシステムは、作業が難しいため、料金が高くなる傾向があります。
④復旧作業の工程数
復旧作業の工程が多いほど、料金が高くなる傾向があります。例えば、特殊なソフトウェアや設備、エンジニアの人数が多く必要な場合、その分、費用が加算されることもあります。
ただし、ご自身の機器がデータ復旧可能かどうか、具体的な費用や時間については、データ復旧業者に直接相談しなければわかりません。データ復旧を検討している場合は、業者への相談をおすすめします。
当社は、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、経験豊富な専門アドバイザーが対応しています。手術室レベルの清潔なクリーンルームや7,000台以上のHDDドナーを活用し、迅速かつ確実なデータ復旧を行います。
24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。相談から初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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見積もりが気になる場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ消失のリスクを最小限に抑え、確実にデータを取り出すためには、自己診断や修復を試みず、速やかに専門家に相談することが重要です。専門家は適切な診断ツールと経験を持っており、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。
特に重要なデータが含まれている場合は、データ復旧の専門家に相談することが最も安全で確実な方法です。データ復旧業者では、機器に発生している症状をもとにエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因を特定することが可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
データ復旧サービスの流れ
お電話1本データ復旧に関するご相談・正確なお見積りを出す初期診断のご予約までお取りできます。
機器をお預かりし、障害箇所・復旧可能性・復旧にかかる期間・お見積りを無料でお伝えします。ここで復旧を依頼するか、ご判断いただきます。
復旧作業は専門のエンジニアが行い、万が一作業中に、作業の工程が増えたとしても、追加料金は発生しません。
作業が完了したら、ご希望のデータが復旧できているか確認し、お支払い・データのご納品となります。
無料でかんたん!相談・診断 申し込み手順
お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなど、最終的な判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。
データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは「電話」と「メール」で24時間365日相談を受け付けています。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。