外付けSSDをWindowsパソコンに接続しても認識されない、エクスプローラーに表示されないといった問題に直面したことはありませんか?
本記事では、接続・電源・ソフトウェア・OS側の設定など、考えられる原因を項目別に解説し、それぞれの対処法を具体的な手順で紹介します。データ消失を防ぐためにも、安易な操作を避けつつ、慎重に確認を進めましょう。
目次
データが重要な場合は専門業者に相談を

外付けSSDに大切なデータが保存されていて、何を試しても認識しない場合、物理障害や基板故障が原因の可能性があります。通電や再接続を繰り返すと、データ損失のリスクが高まるため、すぐに復旧専門業者に相談することをおすすめします。
当社「デジタルデータリカバリー」では、46万件以上の相談実績(2011年1月以降)と、復旧件数割合91.5%(完全復旧57.8%。2023年10月実績)という高い成功率を誇ります。初期診断・見積は無料、24時間365日受付対応です。
「大切な思い出」や「業務上の重要データ」を守るためにも、トラブルを感じたら、まずはご相談ください。
外付けSSDが認識されない主な原因
SSDが認識されないときは、複数の原因が重なっている場合もあります。まずは症状を整理し、どこに問題があるのかを見極めていきましょう。
接続の問題(ケーブルやポート)
SSDが全く反応しない場合、まずは物理的な接続トラブルを疑いましょう。以下のような要因が考えられます。
- USBケーブルの断線・劣化
- PCのUSBポートの接触不良
- USBハブを経由している場合の電力不足や通信不安定
ドライバーの不具合
Windowsの標準ドライバーに問題がある、または外付けケースが特殊なチップを搭載している場合、ドライバーのインストール・更新が必要です。
フォーマット・パーティションの未設定
新品SSDや他OSでフォーマットされたディスクは、「ディスクの管理」には表示されてもドライブレターが割り当てられず、エクスプローラーには表示されません。
電力供給不足
USBバスパワー供給が不足していると、SSDの動作が不安定になります。特にハブ経由やノートPC使用時は要注意です。
Windowsの設定やシステム不具合
OS側の一時的な不調、Windows Update未適用、ウイルス対策ソフトの影響などにより、SSDの認識が妨げられることもあります。
経年劣化(物理障害)
外付けSSDも長年使用していると、内部の電子部品やNANDフラッシュメモリが少しずつ劣化していきます。特に書き換え回数が限られているSSDでは、一定回数を超えるとデータの読み書きが不安定になったり、突然認識されなくなったりすることがあります。
また、経年劣化によってコントローラチップや基板のはんだ接合部などが弱くなり、以下のような症状が現れることもあります。
- 接続しても無反応(ランプすら点灯しない)
- 一瞬認識するがすぐ消える
- 接続すると「フォーマットしてください」と表示される
このような物理的な障害が疑われる場合、通電や分解などの自己対応を繰り返すと、状況がさらに悪化してデータ復旧の難易度が上がってしまうことも。
外付けSSDが認識されなくなったときは、むやみに通電を繰り返さず、まずはデータ復旧の専門業者に相談するのがおすすめです。
当社では、復旧の可能性や原因を特定する「初期診断」を無料で実施しています。症状を確認した上で、最適な復旧方法と費用をご案内しますので、お気軽にご相談ください。24時間365日体制で受け付けています。
外付けSSDが認識されないときの対処法
以下の方法を順に試し、原因を切り分けながら対応していきましょう。
ケーブルやポートを確認する
最も基本的なチェックポイントです。物理的な接続を見直すだけで解決することも少なくありません。
- 別のUSBポート(できればPC背面の直結ポート)に差し替える
- 別のUSBケーブルを使用してみる
- USBハブを使っている場合はPC本体に直接接続
ドライバーを更新する
デバイスマネージャーで該当デバイスの状態を確認し、ドライバーの再インストールや更新を行います。
- [Win+X] →「デバイスマネージャー」を選択
- 「ディスクドライブ」や「USB大容量記憶域デバイス」を展開
- 外付けSSDが表示されていれば、右クリック →「ドライバーの更新」
- メーカーの公式サイトから最新版をインストールすることも検討
ディスクの管理で初期化する
SSDが未フォーマット・未割り当て状態の場合、「ディスクの管理」で初期化・ボリューム作成が必要です。
- [Win+X] →「ディスクの管理」を開く
- 外付けSSDが「未割り当て」と表示されていれば右クリック →「ディスクの初期化」
- MBRまたはGPTを選択(通常はGPT推奨)
- 「新しいシンプル ボリューム」を作成し、NTFSなどでフォーマット
- ドライブレターが割り当てられているか確認
電源供給を安定させる
特にバスパワー型SSDでは、電力が足りないだけで認識されないことがあります。
- セルフパワータイプのUSBハブ(ACアダプター付き)を使用する
- PC本体のUSBポートに直接接続する
- 他のUSB機器を一時的に取り外して電力負荷を減らす
Windowsを最新状態にする
OSの不具合やセキュリティソフトの設定が原因の場合は、Windowsの更新や再起動で解決するケースもあります。
- 「設定」→「Windows Update」を開く
- 「更新プログラムの確認」をクリックし、すべての更新を適用
- 必要に応じて再起動
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
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電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。