フォーマットとは、HDDにファイルシステム(データを管理・整理する仕組み)を形成する作業のことです。
外付けHDDを購入したら、まず行うべき作業はフォーマットです。これは、HDDをパソコンのOSにあわせて認識できるようにするための重要なステップです。ただしOSごとに最適なフォーマット形式が異なるため、この記事で最適な形式を選びましょう。
目次
フォーマット方法の選び方
外付けHDDを購入したら、最初に行うべきはフォーマットです。フォーマットはHDDのファイルシステムを設定し、データを保存するための準備を整えます。
市販の外付けHDDは一般的に、Windows向けに「NTFS」、Mac向けに「HFS+」、両方で使う場合は「exFAT」や「FAT32」でフォーマットされています。
「NTFS」はMicrosoftが開発したジャーナリングファイルシステムで、データ保護性が高く、Windowsのシステムドライブとして標準的に使われています。
「HFS+」はAppleが開発したファイルシステムで、Mac OS X 10.2.2以降にはジャーナリング機能が追加され、高いデータ保護性を持っています。
ファイルシステムの確認方法
ファイルシステムのOSごとの確認方法は次の通りです。
Windowsでファイルシステムを確認する方法
Windowsは以下の通りです。
- エクスプローラーを開きます。
- ファイルシステムを確認したいドライブのアイコンを右クリックします。
- 表示されたメニューから「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブを選択します。
- 「ファイルシステム」の項目に表示されている内容が、現在のファイルシステムとなります。
Macでファイルシステムを確認する方法
Macは以下の通りです。
- Finderを開きます。
- ファイルシステムを確認したいドライブのアイコンを右クリックします。
- 表示されたメニューから「情報を見る」を選択します。
- 「▼一般情報」タブを選択します。
- 「フォーマット」の項目に表示されている内容が、現在のファイルシステムとなります。
外付けストレージ(HDD)のフォーマット手順
以下はフォーマット手順です。ただし、フォーマットを行うと、ストレージに保管されている全てのファイルが削除されるため、あくまで新品の機器でのみ実行してください。
Windowsの場合
Windowsでのフォーマット手順は次の通りです。
- エクスプローラを開き、[PC] を選択します。
- フォーマットを行いたいストレージのアイコンを右クリックし、[フォーマット] を選択します。
- 表示された画面内の「ファイルシステム」で「NTFS」を選択し、「開始」をクリックします。
macOSの場合
macOSでのフォーマット手順は次の通りです。
- フォーマットを行いたいストレージをMacに接続し、Finder>[アプリケーション]>[ユーティリティ]>[ディスクユーティリティ] の順にクリックします。
- 上部の「表示」から [すべてのデバイスを表示] をクリックします。
- 左側のメニューに表示されたストレージまたはボリュームのうち、上位階層を選択した状態で [消去] をクリックします。
- 表示された画面で次のように選択し、[消去] をクリックします。
- 名前:任意
- フォーマット:APFS
- 方式:GUIDパーティションマップ
外付けストレージ(HDD)のデータが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
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どこが壊れているか?
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復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。