データ復旧なら国内売上No.1【データ復旧.com】

一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)

ハードディスク

HDDのデータは復元できる?試せる対処法とプロに任せるべきケース

HDDに保存していた大切なデータが見れなくなった…。そんなトラブルに直面したとき、自力での復元を試みる方も多いでしょう。実際、削除されたデータはすぐに完全に消えるわけではなく、適切な方法を取れば復元できる可能性があります。

ただし、HDDには寿命があり、長期間使用していると経年劣化によって不具合が起きやすくなります。こうしたケースでは、慎重な対応が必要です。

そこで本記事では、HDDのデータが消える主な原因と、復元の確率を高めるための注意点を解説します。

HDDのメーカーと寿命の対応表

HDD(ハードディスクドライブ)を製造している主なメーカーはいくつかあり、それぞれ性能や用途に応じたモデルを展開しています。寿命や信頼性にも違いがあるため、使用目的に合った選択が重要です。

代表的なHDDメーカーと主なモデル、そして耐用年数の目安は以下の通りです。

メーカー 主な機種 耐用年数の目安
Western Digital WD Blue・WD Black・WD Purple 3~5年
Seagate Barracuda・IronWolf・SkyHawk 3~5年
Toshiba DT01ACA・P300・X300 4~6年
HGST Ultrastar・Deskstar 5~7年
Hitachi HDS7210シリーズ など 5~7年

一方で、HDDは精密機器であり、経年劣化に加えて振動や温度変化にも弱いという特性があります。特に寿命が近づくと、突然読み取れなくなったり異音が発生したりすることもあります。故障したHDDをメーカー修理に出すと、保存されていたデータが初期化・消去されたしまいます。

HDDのデータ復旧は自力で可能?

「自力でデータを復旧できないか」と考える方も多いでしょう。しかし、HDDのデータ復旧は状況によっては非常に難しく、無理な対応がかえって状態を悪化させる可能性もあります。

市販のデータ復元ソフトは一部の軽度な論理障害に対応していますが、すべてのケースに有効とは限りません。特に以下のような状況では、ソフトでの復元は困難です。

  • 物理的な故障(異音、通電しない、基板トラブルなど)が発生している
  • HDDがパソコンに認識されない、フォーマットを求められる
  • 誤操作や初期化によって重要なデータを失ったが、上書きの可能性がある

データが必要な場合はデータ復旧業者に依頼するべき

仕事の資料や思い出の写真など、大切なデータが保存されたHDDにトラブルが発生した場合、自力での対応には大きなリスクが伴います。

HDDの故障原因は外見や症状だけでは判断が難しく、誤った操作によって復旧が不可能になるケースもあります。確実にデータを取り戻すためには、専門知識と設備を備えたデータ復旧業者への相談が最も安全な選択です。

当社では24時間365日体制で、相談から初期診断・お見積りまで無料で対応しております。お気軽にご相談ください。


メールで相談する

HDDのデータが消失する・アクセスできない主な原因

HDD(ハードディスクドライブ)は大容量データを格納できる一方で、トラブルが発生するとデータにアクセスできなくなるリスクがあります。トラブルは大きく「接続不良」「論理障害」「物理障害」に分類でき、それぞれ対処法や必要となる技術が異なります。

接続不良

HDDが認識されない場合、単なる接続トラブルが原因である可能性があります。特に以下のようなケースでは、物理障害や論理障害ではなく、ケーブルの破損や接触不良が原因であることが考えられます。

外付けHDDはUSBケーブルの断線や内部配線の劣化、内蔵HDDはSATAケーブルの断線や端子の緩みで認識されないことがあります。USBポートやSATAポートの故障も原因となるため、別のポートで動作を確認すると切り分けが可能です。

HDDが突然認識されなくなった場合、まずはケーブルの抜き差しや交換、別のポートでの接続を試してみましょう。それでも解決しない場合は、論理障害や物理障害の可能性があるため、専門のデータ復旧業者に相談するのが安全な選択肢となります。

論理障害

誤削除やフォーマット操作、ウイルス感染など、HDD自体に物理的異常がないままデータ管理情報が破損するケースです。

軽度ならコマンド操作(例:chkdsk /f)や復元ソフトで解決できることもありますが、複雑に絡む「複合障害」では、二次破損が誘発される懸念もあります。大切なデータをさらに失うリスクを避けるためにも、早めに専門家へ依頼するのが無難です。

物理障害

HDD内部の部品が故障・破損してしまうと、データにアクセスできなくなる深刻な状態に陥ります。特に以下のような要因が物理故障の主な原因となります。

  • 落下:内部部品が衝撃を受け、読み書きヘッド、データ記録面、モーターが損傷
  • 水没:回路やモーターがショートし、機能不全に陥る
  • 高温環境での使用:基板やモーターが熱で故障

このような物理障害が発生したHDDの修理やデータ復旧は、専門的な設備と技術が不可欠です。精密な作業を行うためには、ホコリ1つ許されないクリーンルームや、適合する部品(ドナーHDD)を活用した高度な技術が必要となります。

このような場合、個人での修理やデータ復旧は、ほぼ不可能であり、誤った対応をするとデータが完全に消失するリスクが高まります。大切なデータを確実に取り戻すために、データ復旧の専門業者に早めに相談することが最も安全な選択です。

デジタルデータリカバリーは、46万件以上の相談実績(2011年1月以降)と復旧件数割合91.5%(一部復旧含む)の高い成功率を誇るデータ復旧専門企業です。官公庁や法人1万社以上との取引実績があり、確かな技術と信頼で対応しています。データトラブルが発生したら、すぐにご相談ください。24時間365日体制で対応を行っています。まずはお気軽にお問い合わせください。

* 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績

HDD(ハードディスク)復元のために控えるべきこと

HDD(ハードディスク)復元のために控えるべきことは以下です。

通電や繰り返しの電源ON/OFF

データが読めなくなったHDDに対し、何度も電源を入れたり切ったりすることは、さらに内部を損傷させるリスクがあります。状態が悪化する前に、速やかに使用を中止し、専門家に相談することが重要です。

OSの再インストールやリカバリ

データが消えた状態でOSを再インストールしたり、リカバリを試みると、既存のデータが上書きされる可能性があります。これにより、データ復元が困難になるため、慎重に対応する必要があります。

過度な強制終了

強制終了を繰り返すと、HDD内部のファイルシステムにさらなる損傷を与える可能性があります。特に異常音がする場合は、即座に使用をやめ、プロのデータ復旧サービスに依頼するのが賢明です。

HDD(ハードディスク)の分解・開封

HDDを分解して自己修理を試みると、内部の精密な部品にさらにダメージを与える恐れがあります。クリーンルームでなければホコリが混入し、復旧が一層難しくなるため、開封は絶対に避けましょう

HDD(ハードディスク)のデータ復元方法

HDDのデータが消失した場合、適切な復元方法を選ぶことが重要です。データ消失の原因には、大きく分けて「論理障害」「物理障害」があり、それぞれの状況に応じた対処が必要です。

ゴミ箱からの復元(誤って削除した場合)

誤ってファイルを削除した場合、最初に確認すべきなのが「ゴミ箱」です。ゴミ箱に残っていれば、簡単に復元できます。

ゴミ箱からの復元手順
  1. デスクトップのゴミ箱を開く
  2. 復元したいファイルを探す
  3. 右クリックして「元に戻す」を選択
  4. 元の場所にファイルが復元される

Windowsの「以前のバージョン」機能を利用する

Windowsには「以前のバージョン」というバックアップ機能があり、削除したファイルを復元できる可能性があります。

「以前のバージョン」からの復元手順
  1. ファイルがあったフォルダを右クリック
  2. 「プロパティ」→「以前のバージョン」タブを開く
  3. 復元可能なバージョンがあれば選択し、「復元」をクリック

データ復元ソフトを使用する(論理障害の場合)

ゴミ箱や「以前のバージョン」から復元できない場合、データ復元ソフトを使う方法があります。

データ復元ソフトの使用手順
  1. 復元ソフトをインストールして起動
  2. 復元したいHDDを選択
  3. スキャンを実行し、復元可能なファイルを検索
  4. 復元したいファイルを選択し、別のストレージに保存

※ 注意:HDDにデータを書き込むと、復元が難しくなるため、ソフトのインストールは別のドライブに行うことを推奨します。

HDDを別のPCに接続して復旧(PCが起動しない場合)

パソコンが起動しなくなった場合、HDD自体が正常なら、別のPCに接続することでデータを救出できる可能性があります。

HDDを別のPCに接続する手順
  1. HDDを取り出す(デスクトップPCなら簡単ですが、ノートPCの場合は慎重に)
  2. 外付けHDDケースまたはSATA-USB変換ケーブルを用意
  3. 別のPCに接続
  4. エクスプローラーからHDDを開き、データをコピー

CHKDSKコマンドで修復(軽度な論理障害)

HDDに軽度な論理障害(ファイルシステムのエラー)が発生している場合、「CHKDSK(チェックディスク)」を試すことで復元できる可能性があります。

CHKDSKを実行する手順
  1. 「スタートメニュー」→「cmd(コマンドプロンプト)」を管理者として実行
  2. 以下のコマンドを入力し、Enterを押す
chkdsk X: /f /r

※「X:」は対象のHDDのドライブレターに置き換える

物理的な故障(物理障害)の場合は専門業者へ依頼

HDDが物理的に故障している場合、自力での復旧は困難です。以下のような症状がある場合は、データ復旧の専門業者に依頼するのが最善策です。

物理障害の症状

  • HDDから「カチカチ」「カタカタ」と異音がする
  • BIOSやWindowsで認識されない
  • HDDを接続するとフリーズする
  • 落下や衝撃で破損した

このような症状がある場合、無理に通電すると悪化する可能性が高いため、すぐに電源を切り、専門業者に相談することをおすすめします。

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なHDDの復旧事例が多いのか

HDDのデータは復旧できる?物理障害と論理障害から見る復旧可能性を徹底解説

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のHDDの復旧に成功してきました。HDDの復旧事例が多いのには、理由があります。

復旧の研究開発が活発

従来、記録面に傷があるHDDは復旧が極めて困難とされ、対応を断念せざるを得ない状況でした。
しかし弊社では、専用設備の導入や海外研修を通じた技術開発により、記録面を安全に処理する独自の研磨技術を確立。これにより、傷のあるHDDからのデータ復旧率を大幅に高めることに成功しています。

東京都経営革新優秀賞を受賞

過去不可能とされていた傷のついたHDDからのデータ復旧率を大幅に向上させたことや、市場ニーズに迅速に対応し、復旧対象媒体を拡大した取り組みが認められ、2021年11月25日に東京都経営革新優秀賞を受賞しています。

国内最高峰の復旧設備

この成功事例は、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:

  • 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
  • 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
  • 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

初期診断・相談・見積まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

まずは無料で相談する

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

他社不可相談件数7,300件超!デジタルデータリカバリーへのご相談はこちら>

この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

 関連記事
驚愕 業界No1だからできる ¥0データ復旧サービス
各種メーカー復旧可能!外付けハードディスクおまかせください。

復旧取扱機器

法人様・官公庁専用 窓口はこちら
RAID専用緊急対応窓口はこちら
ハードディスクデータ復旧はこちら
外付けHDDデータ復旧はこちら
パソコンデータ復旧はこちら
SSDデータ復旧はこちら
レコーダーの復旧はこちら
USBメモリデータ復旧はこちら
SDカードデータ復旧はこちら
ビデオカメラデータ復旧はこちら
スマートフォンデータ復旧はこちら

バックアップ・保証サービス

DDB
DDW

調査・解析サービス

社内不正調査
ハッキング調査
マルウェア感染調査
パスワード解除
トップへ