外付けHDDを使用していると、パーティションの変更が必要になることがあります。この記事では、Windows内蔵機能やサードパーティ製ソフトを使ってパーティションを変更する方法を詳しく解説します。
目次
外付けHDDのパーティションを変更する理由
外付けHDDのパーティションを変更することで、以下のメリットがあります。
- ファイル管理が容易になる
- 用途別にパーティションを分割できる
- システム障害時のデータ保護が可能
外付けHDDのパーティション変更方法
以下の方法を使って、外付けHDDのパーティションを変更することができます。
Windows内蔵の「ディスクの管理」を使用する方法
Windowsの「ディスクの管理」を使えば、外付けHDDのパーティションを簡単に変更できます。
- 「Windowsキー + X」を押して「ディスクの管理」を選択。
- 外付けHDDを右クリックし、「ボリュームの縮小」または「新しいシンプルボリューム」を選択。
- ウィザードに従い、サイズやドライブ文字、ファイルシステムを設定。
- 設定を確認し、「完了」をクリック。
サードパーティ製ソフトを使用する方法
高度な操作を必要とする場合、サードパーティ製のパーティション管理ソフトを使用するのがおすすめです。
例として、AOMEI Partition Assistant Professionalの使用方法を以下に示します。
- AOMEI Partition Assistantをインストールし、起動。
- 外付けHDDを選択し、「パーティションの作成」「パーティションの結合」などのオプションを選択。
- 設定を確認し、「適用」をクリックして変更を確定。
MBRからGPTへの変換
外付けHDDの容量が2TBを超える場合、GPTパーティションスタイルへの変更が必要です。
- 「ディスクの管理」を開き、対象のHDDを右クリックして「ディスクの削除」を選択。
- 空き状態になったディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択。
- パーティションを作成し、フォーマットして使用可能にする。
注意点
パーティション変更を行う際、以下の点に注意してください。
- 重要なデータは必ずバックアップを取る – パーティション操作中にデータが失われる可能性があります。
- MBRとGPTの違いを理解する – 2TB以上のHDDはGPTを推奨。
- ソフトの操作に注意 – 誤操作によりデータが消失することがあります。
誤ってデータが消えてしまったときの対応
外付けHDDのパーティション変更は、「ディスクの管理」やサードパーティ製ソフトを使用することで簡単に行えます。しかし、誤った操作を行うとデータ消失のリスクが生じてしまいます。もしデータが消えてしまった場合は、データ復旧業者に依頼することを検討してください。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
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