Hitachi DeskstarはデスクトップPC向けの内蔵型HDDです。認識されない原因として、SATA互換性、物理的損傷、ファイルシステム破損などが考えられます。本記事では、考えられる原因とその対処法を詳しく解説します。改善しない場合は無理に操作せず、専門業者に相談するのが安全です。
目次
Hitachi Deskstarが認識されない原因
Hitachi Deskstarが認識されない場合、以下のような原因が考えられます。
SATA転送速度の互換性問題
Hitachi DeskstarのSATA転送速度がデフォルトで3.0Gbpsに設定されている場合、一部の古いSATAコントローラでは認識できないことがあります。
ドライバーや電源供給の問題
ドライバーが古いとHDDが正常に動作せず、認識されないことがあります。また、USB給電タイプのHDDは電力不足により動作不良を起こす可能性があります。適切なドライバーの更新や、十分な電力供給を確認しましょう。
論理的障害(ファイルシステムの破損)
ファイルシステムが破損すると、HDD自体は正常でもOSが認識できず、データにアクセスできなくなります。「ディスクの管理」で「未割り当て」や「RAW」と表示される場合、誤った操作でデータが完全に消失するリスクがあります。安易なフォーマットや修復ソフトの使用は、復旧を困難にする可能性があるため、安全に復旧するには専門業者に相談するのが最も確実です。
物理的な損傷
HDDが認識されない原因には、内部パーツの損傷や基板(PCB)の故障など、さまざまな要因が考えられます。特に異音がする場合や、PCがHDDをまったく認識しない場合は、物理障害が発生している可能性が高く、適切な対応が求められます。
こうした物理障害を伴うトラブルでは、自力での復旧を試みると、症状を悪化させてしまうリスクがあります。例えば、繰り返し電源を入れたり、市販の修復ソフトを使用したりすると、HDD内部のデータが上書きされたり、さらなる損傷につながることも少なくありません。
適切な診断と対処が、データを守る鍵となります。当社ではクリーンルーム環境を完備し、専門技術を駆使した復旧を実施します。46万件以上の相談実績(2011年1月以降)、一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(※)です。初期診断・お見積りは無料、24時間365日対応。HDDの異常を感じたら、まずはご相談ください。
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Hitachi Deskstarが認識されない場合の対処法
Hitachi Deskstarが認識されない場合、以下の方法を試してください。
ただし、静電気や誤った取り扱いによる故障のリスクがあり、無理に外すと基板や端子が損傷し、データ消失につながる可能性もあります。不安がある場合は、専門業者への相談が最も確実です。
SATA転送速度の変更
Hitachi DeskstarのSATA転送速度を変更することで、互換性の問題を解決できます。
- 別のPCにHDDを接続します。
- 「Hitachi Feature Tool」をダウンロードしてインストールします。
- ツールを起動し、SATA転送速度を3.0Gbpsから1.5Gbpsに変更します。
- 変更後、元のPCに接続し、認識されるか確認します。
別のSATAカードを使用
Hitachi Deskstarが認識されない場合、SATAコントローラとの互換性が原因の可能性があります。BIOSの設定やSATA規格の違い、RAIDモードの影響で正常に動作しないことがあります。
別のSATAカードや外付けアダプタを使う、BIOS設定を変更する、別のSATAポートを試すと改善する場合があります。それでも認識されない場合は、HDD自体の故障の可能性も考えられます。
電源と接続ケーブルの確認
HDDが認識されない原因として、電源ケーブルやSATAケーブルの接触不良が考えられます。ケーブルが緩んでいる、劣化している、断線している場合、HDDに電力が供給されず正常に動作しません。
電源ケーブルがしっかり差し込まれているか、SATAケーブルを別のものに交換して試すことが重要です。また、別のSATAポートを使用することで改善する場合もあります。接続を見直すだけで認識されるケースもあるため、まずはケーブルの確認を行いましょう。
ディスク管理ツールで初期化
Windowsの「ディスク管理」ツールを使うと、HDDが認識される場合があります。特に、新しいHDDや未フォーマットのHDDは、初期化とドライブ文字の割り当てが必要です。
- 「ディスクの管理」を開いてください。(Win + X を押し、「ディスクの管理」を選択)
- 未割り当てのディスクを右クリックし、「ディスクの初期化」を選択してください。
- 画面の指示に従い、パーティションを作成し、フォーマットを実行してください。
- ドライブ文字を割り当て、設定を完了してください。
この操作でHDDがエクスプローラーに表示されることがあります。
CHKDSKを実行
ファイルシステムが破損している場合、「CHKDSK」コマンドを使用して修復できます。
- 「Windowsキー + X」を押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を開きます。
- コマンド「
chkdsk X: /f /r
」を入力し、Enterキーを押します。 - 「X:」の部分を、修復するHDDのドライブ文字に置き換えます。
- CHKDSKが終了したら、PCを再起動し、HDDが認識されるか確認します。
専門的な復旧作業
HDDが物理的に損傷している場合や、論理障害が深刻で復旧できない場合は、専門業者への相談を検討しましょう。
これらの方法を試しても認識されない場合、HDDの故障が疑われます。データ復旧が必要な場合は、専門の復旧サービスを利用することをおすすめします。
確実に原因究明したい場合はデータ復旧の専門業者に相談する
以上の対処法が効果の無い場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。