外付けハードディスクが正常に動作せず、「ウィーン」という音がする場合、いくつかの原因により、ハードディスクの回転が不安定になっていると考えられます。
この場合、ハードディスクの修理またはデータ復旧が必要になる場合があります。
ハードディスクの修理または交換を自分で行うのが難しい場合、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
目次
HDDのモーターが動作せず、その結果HDDが正常に動いていない可能性が高いです
【解説】
この2つの障害は、経年劣化に伴う典型的な障害事例ですが、他にも深刻な障害が併発している可能性があります。たとえば「ウィーン」という音の他に「カチカチ」と異音がする場合、別の駆動パーツに物理的な障害が起きていると考えられます。
どちらにしても、ハードディスクに深刻な問題が発生していることには変わりありません。まずは診断をおこない、障害箇所や深刻度を明らかにする必要があります。
当社ではメールもしくは電話にて、無料初期診断の依頼を受け付けております。
再起動・通電を続けると起こる3大致命傷とは?
エラーや障害が起きた状態で、通電や再起動を繰り返すと以下のような致命傷を負う可能性があります。以下のような症状が起きてしまうと高い確率でデータが復旧出来なくなってしまいます。原因の追究や対処法の模索は電源を落としてからにしましょう。
故障したHDDから自力でデータを復旧する方法は下記でも詳しく解説しています。
この場合、データ復旧を確実に行うには高いスキルと設備が求められます。むやみに自力で対処してデータを消してしまう前に、当社の無料電話相談・診断にて専門のアドバイザーまで対処法を相談することを強くおすすめします。
技術員よりアドバイス!
ハードディスクが正常に動かなき状態にある時は、無理に動かしてはいけません。
物理復旧技術員 データ復旧に対するポリシー
モーター交換はとても複雑で、他の部品交換よりも時間がかかります。モーターは、ハードディスクの外箱に箱部分に接着されているため、モーター交換となると全ての部品をハードディスクから取出し、新しいモーターが接着されている外箱に戻す必要があります。
ハードディスクの内部はナノ単位でできていて、全ての部品の設置位置を寸分たりともずらしてはいけません。その作業の間は、一つ息をするにも気をつかいます。しかしデータが戻った時の、お客様の安心した顔を見るために、技術力向上に向け努力し続けています。
モーターが動作しない主な原因は2つ!
HDDが寿命を迎えたときの症状やデータ救出方法は下記でも詳しく解説しています。
外付けHDDが正常に動作せず「ウィーン」という普段聞こえる回転音がしない場合
データ復旧の流れ
Step1
初期診断で障害箇所を特定
診断結果によって復旧方法が大きく異なるため、ここで診断を誤ると復旧方法も誤ってしまい、データを復旧することはできません。むしろ、症状を悪化させることに繋がるため、非常に重要な工程になります。当社では豊富な経験を積んだ復旧技術員が、目と耳を使ってハードディスクの故障箇所を正確に特定します。
Step2
障害ごとに復旧作業
モータに異常が発生している場合はハードディスクを開封して復旧作業を。論理障害が発生している場合は当社の特殊設備を使って内部情報を修正します。
「ウィーン」という普段聞こえる回転音がしない場合はどちらになるのか診断を行ってみないと確かな事は言えません。
Step3
データのバックアップを取る
抽出したデータはバックアップ用のディスクに入れてお返しします。
復旧完了したデータをご確認頂き、もしご希望されているデータが復旧できていなかった場合は、復旧費用は一切頂いておりません。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社側の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
Step4
データ納品
バックアップ完了後、お客様のお手元へデータを納品します。 当社は、データ納品後もカスタマーサポートが対応いたします。
また、万が一データが消えてしまってた時のために、納品後1カ月間バックアップデータを保持しております。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
HDDの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、HDDに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
こちらの記事もよく読まれています。