PS4でゲームが起動しない、セーブデータが読み込めない、突然エラーが表示された――そんなトラブルに見舞われたことはありませんか?
この記事では、PS4のデータやデータベースが破損する原因とその修復方法について、わかりやすく解説します。初心者の方でも対処できる内容になっていますので、まずはこちらをご覧ください。
目次
PS4のデータ・データベース破損の主な原因
PS4におけるデータ破損やデータベース破損は、さまざまな要因によって引き起こされます。状況によっては、データ消失やゲーム進行の停止など、重大なトラブルに発展する可能性があります。以下では、代表的な原因を3つに分類してご紹介します。
ハードウェアの故障
PS4本体内のハードディスクやSSDに物理的な損傷がある場合、データの読み取りや保存に支障をきたすことがあります。経年劣化や落下などによる衝撃で内部部品が破損すると、ゲームデータの破損や本体の不安定な動作が発生します。
電源トラブルによる破損
停電や電源ケーブルの抜き差し、電源ボタン以外での強制終了は、データベースに深刻なダメージを与えることがあります。突然の電源遮断は、データの書き込み処理中に中断されるため、保存途中のファイルが破損するリスクが高くなります。
ファイル構造(ヘッダー)の破損
ゲームファイルやセーブデータには、それぞれファイルの先頭に「ヘッダー」と呼ばれる情報があります。この部分が壊れてしまうと、ファイル全体が読み込めなくなり、PS4側で破損ファイルとして扱われてしまいます。ヘッダーの破損は、ファイル形式の不整合や不完全な保存処理が原因となります。
このように、PS4のデータ破損は物理的なトラブルからソフト的な処理のミスまで多岐に渡ります。放置すると、
- ゲームが起動できなくなる
- セーブデータが完全に消える
- システム全体の不安定化が進む
といった深刻な事態を引き起こす可能性があります。次に、これらの問題に対してどのような修正方法があるのかを解説します。
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PS4のデータ・データベース破損への修正方法
PS4でデータやデータベースが破損してしまった場合、いくつかの対処法があります。ここでは、基本的なものから専門的なチェックまで、順を追ってご紹介します。
データベースの再構築
データベースの破損が疑われる場合、PS4のセーフモードから「データベースの再構築」を行うことで、構造を整理し、読み込みエラーなどの問題を改善できる可能性があります。
- PS4の電源を完全に切ります。
- 電源ボタンを長押しし、「ピッ」と2回鳴るまで押し続けてセーフモードを起動します。
- USBケーブルでDualShock 4を接続し、PSボタンを押します。
- セーフモードメニューから「データベースを再構築する」を選択します。
- 処理が完了するまで待ちます(時間は数分~数十分かかる場合があります)。
ゲームソフトの再インストール
破損しているゲームが特定できる場合、そのゲームソフトを一度削除してから再インストールすることで正常に動作することがあります。
- PS4のライブラリから該当ゲームを選び、削除します。
- PlayStation Storeまたはライブラリから、同じゲームを再度ダウンロード・インストールします。
- インストール完了後に起動し、正常動作を確認します。
PS4の初期化
データベースの再構築やゲームの再インストールでも問題が解決しない場合、PS4本体の初期化が有効です。ただし、すべてのデータが消去されるため、バックアップを事前に取ることが必要です。
- 「設定」→「初期化」→「PS4を初期化する」を選択します。
- 表示される手順に従って操作し、初期化を実行します。
- 完了後、初期設定を行ってからデータの復元や再インストールを行います。
ハードディスクの状態チェック
物理的な故障が疑われる場合、ハードディスクの状態を診断ツールなどで確認することで、故障の有無を把握できます。異常が検出された場合は交換が必要です。
- PS4本体からHDD/SSDを取り外します(保証対象外になる場合があるため注意)。
- PCに接続し、診断ツール(CrystalDiskInfoなど)で状態を確認します。
- 「注意」「異常」などの表示がある場合は、早めに交換を検討しましょう。
日頃からできる予防策
PS4のデータ破損は突然起こることが多いため、日頃の対策が非常に重要です。特に、バックアップや電源の扱いには注意しましょう。
以下の2点を実践することで、トラブル発生時の被害を最小限に抑えられます。
- 定期的なバックアップ: USBストレージやPS Plusのクラウド保存機能を活用し、セーブデータを定期的にバックアップしておきましょう。
- 正しい電源の切断: ゲーム終了後は必ず「電源」メニューからシャットダウンを行い、電源コードを無理に抜かないように注意しましょう。
操作に自信がない場合や、データ破損の兆候がある場合は、無理に自分で対処せず専門業者への相談が最も確実です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。