SATA-USB変換アダプタを使用してHDDを接続した際に認識しない場合、さまざまな原因が考えられます。この記事では、HDDが認識されない一般的な原因と対処法について詳しく解説します。場合によってはHDD自体の故障も考えられるため、大事なデータが保存されている場合はデータ復旧業者に依頼することを検討してください。
目次
HDDが認識されない場合の原因

SATA-USB変換アダプタを使用してもHDDが認識されない場合、以下の原因が考えられます。
アダプタの互換性
使用しているSATA-USB変換アダプタがHDDの仕様に対応しているか確認してください。特に大容量HDDやSSDの場合、アダプタが対応していないことがあります。
電源供給の不足
2.5インチHDDやSSDの場合、USBポートからの電源供給が不足している可能性があります。この場合、電源アダプタ付きのSATA-USB変換ケーブルやY字型USBケーブルを使用して電源を補うと解決することがあります。
ドライバーの問題
WindowsやMacのデバイスマネージャーでドライバーが正常に動作しているか確認してください。ドライバーが適切にインストールされていない場合、更新または再インストールを試みてください。
HDDのフォーマット
新しいHDDや未使用のHDDはフォーマットされていないことがあり、その場合認識されません。「ディスクの管理」ツールを使用してHDDを初期化し、パーティションを作成してフォーマットしてください。
HDDの故障
上記の方法で解決しない場合、HDD自体が損傷している可能性があります。
物理的損傷の場合、復元は困難です。自力での復元が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善の方法です。専門業者であれば、物理障害や深刻な論理障害に対しても対応できるため、重要なデータを安全に復元できる可能性が高まります。
デジタルデータリカバリーでは、46万件以上(算出期間:2011年1月1日〜)の豊富な相談実績を持ち、物理的な故障や重度のデータトラブルなど、さまざまなケースにおいて正確な初期診断を行い、問題の原因を迅速かつ的確に特定します。
アダプタの故障
SATA-USB変換アダプタ自体が故障している場合もあります。別のアダプタでHDDが認識されるか確認してください。
HDDが認識されない場合の対処法
以下の手順で原因を特定し、HDDが認識されるように対処してください。
アダプタの互換性確認
使用しているSATA-USB変換アダプタの仕様を確認し、HDDの容量や規格に対応しているか調べます。必要に応じて別のアダプタを試してみてください。
電源供給の見直し
電源供給不足が原因の場合、以下の方法で対応してください。
- Y字型USBケーブルを使用し、PCの2つのUSBポートから電源を取る。
- 外部電源アダプタ付きのSATA-USB変換ケーブルを使用する。
ドライバーの更新・再インストール
デバイスマネージャーでドライバーを確認し、更新または再インストールを行います。
- 「Windowsキー + X」を押し、「デバイスマネージャー」を開く。
- 「ディスクドライブ」または「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」を展開。
- 該当するドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択。
- 必要に応じて再インストールを行い、PCを再起動する。
ディスクの管理ツールの使用
HDDがフォーマットされていない場合、「ディスクの管理」ツールを使用して初期化やフォーマットを行います。
- 「Windowsキー + R」を押し、「diskmgmt.msc」と入力して「ディスクの管理」を開く。
- 未割り当てのディスクを右クリックして「ディスクの初期化」を選択。
- パーティションを作成し、NTFS形式でフォーマットする。
別のPCやアダプタでの確認
HDDやアダプタが正常に動作しているか確認するため、別のPCやアダプタでテストしてください。これにより、HDDやアダプタの故障を特定できます。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。