SHARP(シャープ)製であるAQUOSレコーダーで、HDDランプの点滅が止まらない場合があります。
- HDDランプが点滅して電源が付かない、リモコン操作ができない
- ハードディスク準備中とエラーが表示される
以上のような症状はHDDの故障や不具合を知らせる合図であるため、機器が完全に故障する前兆でもあります。
ランプの点滅を放置し通電をし続けると、機器が故障し内部のデータが全て取り出せなくなる可能性があります。
この記事では、SHARP(シャープ)製のレコーダーのHDDランプが点滅している場合の対処法やデータ復旧方法を紹介しています。
目次
SHARP製レコーダーで外付けHDDが認識しない・ランプが点滅する原因
SHARP(シャープ)製のレコーダーでランプの点滅が止まらない原因として、HDDに物理障害が発生していることが考えられます。物理障害とは、各部品が故障していたりデータの記録部分に傷が付いているなど、HDDが物理的に故障している状態です。物理的障害が発生する原因として以下のことが挙げられます。
- 経年劣化による内部パーツの故障
- 落下などの強い衝撃が加わった
- 水没や落雷によるショート
レコーダーは構造上、保存データを外部に移すことができません。そのためHDDを取り出すだけでなく、本体が正常に動作できるところまで直す必要があります。物理障害が発生しているレコーダーの復旧は、個人ではほとんど不可能です。重要なデータが保存されている場合は、無理に復旧作業を行おうとせず、データ復旧業者に依頼しましょう。
SHARP製レコーダーで外付けHDDが認識しない・ランプが点滅する時にまず試すこと
SHARP(シャープ)製のレコーダーのランプが点滅している時は、まず以下の方法を試してください。
ランプの点滅が消灯してから電源を入れる
「HDD」ランプと「LAN」ランプが点滅して電源が入らない場合は、点滅が消灯してから、電源を入れるようにしましょう。
レコーダーは、電源プラグをコンセントに差し込み電源を入れた際、HDDに異常が無いか確認を行う「準備中」の状態に入ります。準備中は「HDD」ランプと「LAN」ランプが点滅状態になり、電源が入りません。以下の場合は、準備に時間がかかることがあります。
- 録画した番組が多い
- 保存しているデータが多い
- 寒い場所で使用している
ランプの点滅が止まらず10分以上続く場合は、本体リセットを行うことで改善する可能性があります。ランプの点滅が止まらない場合は故障していることがほとんどなため、通電を中止し個人での復旧作業を控え専門業者へ相談しましょう。
ランプが点滅してリモコン操作ができない場合
ランプが点滅しリモコン操作ができない場合、本体側のリモコン番号が違っている可能性があります。このような場合、まずリモコンの数字ボタン「1」「2」「3」のいずれかを先に押したまま、「決定」ボタンを6秒以上押し続けます。
以上で、リモコン側のリモコン番号を再設定することができます。リモコン番号が分からない場合は数字ボタンを「1」「2」「3」の順番で選択し、電源が入る番号に設定してください。
SHARP製レコーダーで外付けHDDが認識しない・ランプが点滅する時の対処法
上記で紹介した方法を試しても、SHARP(シャープ)製のレコーダーのランプが点滅している時の対処法は3つあります。
本体リセットを行う
10分以上HDDランプの点滅が止まらない場合は、本体が正常に動作できていない可能性があります。一度、本体リセットを行いましょう。リセット方法は機種ごとに異なる為、ご自身がお使いの機器の取扱説明書を参照してください。
以下は、AQUOSブルーレイレコーダーのリセット手順です。
- 本体扉内のリセットボタンを先の細いもので押す
- 本体表示部に「RST」(またはRESET)と表示され、電源が切れる
- 電源を入れ直します
リセットを行っても録画したタイトルや予約情報はそのまま保存されますが、録画途中や保存前の情報は残らない場合があるので注意してください。
メーカーに修理を依頼する
レコーダーの正常な動作を優先させたい場合は、メーカーに修理を依頼しましょう。破損したパーツの交換、修理を行ってくれるため、レコーダーが正常に動作できるようになります。
しかし、HDD修理が行われた場合、メーカー修理だと工場出荷状態に戻ることがほとんどなため、原則データは初期化されてしまいます。メーカーに修理を依頼する場合は、事前にレコーダーの保証期間や費用を公式ホームページなどから調べて依頼するようにしましょう。
データが必要な場合はデータ復旧業者に依頼する
データの取り出しを優先する場合は、データ復旧業者に依頼しましょう。最も安全で確実なデータ復元方法になります。技術力をしっかりと備えている業者であれば、難易度の高いレコーダーでも復旧できる可能性があります。
無理に自分でデータを取り出そうとすると、かえって状態が悪化したり、障害が拡大してしまい、本来復元できたはずであったデータも完全に失ってしまう可能性があります。レコーダーのHDDランプの点滅が止まらない場合、通電を控え個人で復元しようとせずにまずは無料初期診断を利用して、専門業者に相談しましょう。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。