東芝(TOSHIBA)製のHDDが認識しないトラブルが発生していませんか?
設定やケーブルに原因がある場合、すぐに解決することができますが、場合によっては内部のパーツが故障しているなどの深刻な問題が発生している場合もあります。
この記事では、東芝(TOSHIBA)製のHDDが認識しない原因から、自力で解決する方法、データを確実に取り出す方法について解説しています。
目次
東芝(TOSHIBA)製のHDDが認識しない原因
東芝製のHDDが認識しない場合、考えられる原因として大きく以下3つに分けることができます。
HDDを認識しない原因と対処法は下記で詳しく解説しています。
①接続環境が不安定
HDDが認識しない原因として、接続環境が不安定ということが挙げられます。
たとえば「ケーブルの緩みや損傷」「電源ポートの破損」などがこれに該当します。この場合、接続環境を整えることで問題が解決されることが多く、まずはケーブルを差し替えたり、電源を入れ直したりするなどしてみるとよいでしょう。この時点でケーブルがしっかりと接続されているか、電源が正しく機能しているかを確認します。
これらの手順のいずれでも問題が解決しない場合は、ハードディスク・ドライブが故障している可能性があるため、専門業者まで対応を依頼することをお勧めします。
②論理障害:自力で復旧できる可能性のある
論理障害とは、データ書き込み時の強制終了などが原因で、保存されているデータのファイルシステム(コンピュータがファイルを管理するための仕組み)が破損している状態です。
ここが破損してしまうと「エラーが表示される」「文字化け」「一部のデータが消失」などの症状が発生し、HDDが認識しなくなることもあります。
論理障害は、Windowsに内蔵されている修復ツールで対処できる場合がありますが、それでも解決できない場合、より複雑で深刻な問題が起きている可能性があります。
この場合、自力での対応は控え、専門家に相談したり、メーカーに問い合わせたりすることをおすすめします。
デバイスドライバの問題
コンピュータがHDDを認識しない場合、デバイスドライバの設定を確認し、HDDが有効になっているかどうかを確認します。
デバイスドライバとは、キーボード、マウス、プリンタ、外付けHDDなどの外部デバイスを制御するソフトウェアです。
Windowsの場合は「デバイスマネージャー」や「ディスクの管理」、Macの場合は「ディスクユーティリティ」で確認することができます。
もし外付けHDDのアイコンすら表示がされない場合、HDDなどを制御・管理するデバイスドライバに障害が発生している可能性があります。この場合、ドライバを最新のものにアップデートすることで問題が解消される場合があります。
HDDがフォーマットされていない
もし購入したばかりのHDDをパソコンに接続し、ドライブのアイコンが表示されなかった場合、「ディスクの管理」からフォーマットすることで正常に認識するようになります。
ただし、すでに使用しているHDDで「フォーマットされていません」といきなり表示された場合、致命的な障害が発生している可能性があります。
このとき、むやみに通電・再起動をおこなうと、HDDがクラッシュする恐れがありますので、データの重要度に合わせて専門家に対応を依頼を検討するようにしましょう。
例えばデータ復旧業者は高度な技術と設備を持っており、症状を元に正確な初期診断を行い、データを安全に復旧することが可能です。
デジタルデータリカバリーでは、機器別エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。365日24時間体制で電話受付を行っており、今後の対応方法を無料でご案内いたします。
③物理障害:自力で復旧できる可能性がない
物理的障害は、落下や強い衝撃、水没、経年劣化による部品の故障などが原因でHDDが物理的に損傷を受けた状態を指します。
この場合、HDDが認識されない、異音が発生する、エラーメッセージが表示されることがあります。HDDの寿命は約5年ほどで問題なく使えていても突然故障することがあります。
HDDは「ナノ」単位で動作する精密機器で、わずかなチリが付着するだけで読み書きが不可能になるため、物理障害が発生したHDDを開封するには「クリーンルーム」のような特別な環境や「ファームウェア」の解析を行う設備が必要です。
なお一般的なデータ復元ソフトでは、こうした部品交換やファームウェア解析には対応できませんが、データ復旧業者は、専門技術と設備を有しており、物理障害が原因でデータを失ったHDDからデータを確実に復旧できます。
データが必要な場合、自力での試みを控え、データ復旧業者に相談することを推奨します。
物理障害が発生したHDDを自力で修復するのは困難
HDDは精密な機械であり、耐用年数は約3~5年程度です。
経年劣化や落下振動によって物理的パーツが壊れたり、データ構造が破損してアクセス不能に陥ることは決して珍しくありません。そのため、HDDの開封や修復作業には、静電気対策や防塵対策が施された「クリーンルーム」などの特殊な環境が求められます。
これは一般のユーザーでは対応が難しく、プロのデータ復旧サービスに依頼することが必要なケースがあります。もっとも、どの業者を選ぶかは目的ごとに異なります。起動を優先する場合は「修理」を、保存されたデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。
当社では、手術室レベルに清潔な防塵設備「クリーンルーム」と7,000台以上のHDDドナーを備え、迅速な復旧を可能にしています。まずはお気軽にご相談ください。24時間365日体制で経験豊富な専門のアドバイザーが、ご対応させていただきます。
ただ、「お持ちの機器がデータ復旧できるか」「料金はいくらかかるのか」「すぐに復旧できるのか」などの判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」で、24時間365日相談を受け付けています。
データ復旧の鍵を握る「初期診断」とは
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。最初の対応が復旧率を握ります。このとき「初期診断」が重要です。
初期診断は、障害の原因や種別を特定し、適切な復旧方法を選ぶ工程ですが、豊富な経験と高い復旧率を持つ業者は、初期診断の精度が高く、適切な復旧作業を行うことが出来ます。
当社では、経験豊富な技術者が機器を開けずに「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、41万件以上の相談経験(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
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東芝(TOSHIBA)製のHDDが認識しない場合の症状別対処法
東芝(TOSHIBA)製のHDDが認識しない場合の症状別対処法は、次のとおりです。
HDD自体に障害が発生している場合は、これらの方法を試すと状態を悪化させてしまうリスクがあることを事前に確認しておいてください。
症状別対処法① 外付けHDDのランプが点灯しない場合
外付けHDDのランプが点灯しない場合、電力供給に問題が無いか確認しましょう。
最初にケーブル、ACアダプタ、コンセントを確認しましょう。USBハブを使用している場合、電力不足が起きていることもあります。この場合、直接パソコンに接続しましょう。
なお、正しく接続されているにも関わらず、問題が解決しない場合は、ケーブルが内部で断線している可能性もあるため、新しいものに取り換えてください。
症状別対処法② パソコン上でHDDを認識しない/ファイルにアクセスできない/フォーマットエラーが出る場合
パソコン上でHDDを認識しない、ファイルにアクセスできない、「フォーマットしてください」等のエラーが出る場合、対処法は次の通りです。
HDD内のファイルやデータに閲覧できない、アクセスできない場合、アクセス権限やデータに問題が生じている可能性が高いです。そのまま使い続けると、データが上書きされてしまい障害が深刻化することも考えられます。
データを優先する場合は、使用を中止してデータ復旧の専門業者へ相談しましょう。
デバイスドライバを再インストールする
デバイスドライバは、ハードウェアとソフトウェアの間で、データのやり取りを可能にする役割を果たします。
しかし、ここに問題があると、デバイスドライバが正しく動作しなくなります。この場合、新しいバージョンに更新しなければなりません。
デバイスドライバを再インストールする手順は次の通りです。
- デバイスマネージャーを開き、ドライバーを再インストールしたいデバイスを検索します。
- 選択したデバイスの右クリックメニューから「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。
- ドライバーの再インストールが完了したら、デバイスを再起動します。
BIOSでHDDが認識しない場合のデータを取り出す方法はこちら
ディスクの管理からHDDをフォーマットする
ディスクの管理とは、コンピュータ内でハードディスクなど記憶装置を管理するソフトウェアです。たとえば新品のHDDが認識されない場合は、「ディスクの管理」からHDDをフォーマットしてみてください。
ディスク管理で初期化をおこなう方法は以下の通りです。
- 「スタートボタン」を右クリックする
- 「ディスクの管理」を開く
- 初期化したいHDDを右クリックする
- 「フォーマット」をクリックする
HDDで「不明・初期化されていません」と表示される原因とその対処法はこちら
アクセス権限を変更する
パソコンがHDDを認識しない場合、アクセスできないように設定されている可能性があります。
この場合は、アクセスの権限を変更するようにしましょう。
- 該当ドライブを右クリック
- プロパティからセキュリティタブをクリック
- 「編集」ボタンをクリック
- 開きたいドライブが「拒否」になっている場合はチェックを外す
Macを使用している場合は、以下の方法で変更してください。
- ディスクを選択した後「ファイル」→「情報を見る」に進む
- 「共有とアクセス権」の横にある矢印をクリック
- 「このボリューム上の所有権を無視する」にチェックを入れる
アクセス権限を変更しても解決しない場合は、次の手順に進んでください。
ドライブレターを変更する
ドライブレターとは、HDDをパソコンに接続して認識された際に、パソコンからアクセスするために与えられる識別子のことを指します。ドライブレターはアルファベットのAからZまでの特定の文字が使われ、ドライブ単位で1つずつ割り振られます。
しかし、複数の外付けHDDを接続している場合に、ドライブレターが重複しているとHDDが認識されません。変更した心当たりがある場合は、ドライブレターを変更しましょう。
ドライブレターの変更方法は次の通りです。
- Windowsのマークを右クリック
- 「コンピューターの管理」を起動
- 「記憶域」の「ディスクの管理」を選択
- Dドライブを右クリックし「ドライブ文字とパスの変更」をクリック
- 今まで使っていないドライブレターに変更する
chkdskでHDDのエラーを検出・修復する
Windowsでは、HDDのシステムの異常を自動で検出・修復できる機能が搭載されています。
chkdsk(チェックディスク)を利用して、おこなうことができます。
- Win+Rキーを同時に押す
- ファイル名を指定して実行のウィンドウを開く
- cmdと入力しコマンドプロンプトを起動
- 「chkdsk d/f」または「chkdsk /f c」と入力
- Enterで実行
chkdskが長時間終わらない場合は、物理障害が起きている可能性が考えられます。
個人での操作を控えるようにし、状態が悪化する前にデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
チェックディスク(chkdsk)が終わらない原因と対処法を解説はこちら
「ハードディスクの問題が検出されました」と表示された時の原因と対処法はこちら
Windowsの設定を変更する
Windowsのレジストリに問題があり、HDDが認識しなくなっていることがあります。
レジストリ:Windowsのシステムやソフトウェアの設定に関する情報が記録されているファイルを指し、システムやソフトウェアの設定に関する情報が記録されている。
レジストリの破損は「システムの復元」で解決することができます。
システムの復元はHDDが正しく認識されていた頃まで、システムを戻すことができる機能です。
復元ポイントを作成していない場合は、この方法を利用することができないため注意してください。
- 検索ボックスに「復元ポイント」と打ち込む
- 「システムの保護」→「システムの復元」→「次へ」と進む
- 復元ポイントを戻したい場所まで一覧から選択
- 「次へ」→「完了」
システムの復元でHDDが認識されるようになる可能性もありますが、症状が悪化する場合もあり、実行にはリスクを伴います。
データを最優先する場合は、無理に実行しないようにしましょう。
症状別対処法③ 巡回冗長検査エラー(CRCエラー)が発生する場合
データ復旧業者に相談する
CRCエラー、つまり巡回冗長検査エラーは、HDDのデータエラー修復が失敗した際に発生します。このエラーは記憶メディアが故障する明確な兆候であり、重要なデータがある場合は速やかに別のメディアにバックアップを取る必要があります。
しかし、CRCエラーが表示されている状態でバックアップをおこなうと、メディアに大きな負担をかけてしまいます。もしデータのバックアップ中に、CRCエラーが連続して起こるようであれば、作業を中断し、安全かつ正確にデータを取り出したい場合は、復旧の専門業者まで対応を相談することをおすすめします。
データ復旧業者を選ぶ際には、次のようなポイントを踏まえ、できるだけ多くのデータを安全に復旧することができるようにしましょう。
- 復旧実績や復旧率が客観的な数字で明記されている
- 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績が多数ある
- 復旧ラボを公開しており、自社内に復旧設備を揃えている
- セキュリティに優れており、法人との取引実績がある
症状別対処法④ 外付けHDDを落とした、異音・異臭がする場合
「外付けHDDを落とした、異音・異臭がする」「ここまでの対処法で解決しなかった」場合、HDD内部の部品が損傷している可能性があります。
まず、外付けHDDの電源を切ってください。
外付けHDDの物理障害は個人で修復できる範囲を超えている
外付けHDDが重要なデータを保存している場合は、データ復旧専門家に相談することをおすすめします。
理由は以下の通りです。
データ復旧に専用機器が必要
物理障害によって、HDD内の部品が損傷している場合、データ復旧には専用の機器が必要となります。これらの機器は、一般的に高価であり、個人で入手することはできません。また、機器を正しく操作するには、データ復旧に関する高度な知識や技術が必要となります。
クリーンルームが必要
HDDのディスクは、微細なチリが付着するだけで動作障害を引き起こすため、物理障害時には特殊なフィルターを備えたクリーンルームで開封する必要があります。しかしクリーンルームは高額な設備で、個人での所有は困難です。
ちなみにクリーンルームとは、微細な粒子の侵入を防ぐために特殊なフィルターを備えた部屋で、安定した復旧をおこなうことができます。
専門的な知識と技術が必要
HDDの内部構造は複雑であり、物理的な障害の原因や修復方法を理解するには専門知識と技術が必要です。しかし、物理的な障害を修復する際には、部品交換や微調整が求められるため、これらの作業を適切に行える専門家に依頼することが重要です。
データ復旧の専門家は、特別な機器と技術を駆使し、HDDからデータを復旧できますが、成功するかどうかはその業者の技術によります。確実にデータを復旧したい場合、実績が豊富で信頼できるデータ復旧業者に依頼することが望ましいです。
データが必要な場合、データ復旧業者に相談する
HDDの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、HDDに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーは、長年にわたる研究開発と現場での経験を活かし、HDDに関して数多くの復旧実績を持っています。また物理障害の疑いがあるHDDに、10数年の経験を持つエンジニアが機器を耳に当て、障害の原因を瞬時に特定します。
初期診断・お見積りは無料で「電話」「メール」でのご相談を24時間365日受け付けております。諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
物理障害と論理障害は、判別できないことが多い
HDDの物理障害と論理障害は、併発しているケースもあり、症状も似ているため、個人ではっきりと障害を見分けるのは難しいのが現状です。
「障害の特定ができていない」「物理障害が発生している」場合、個人でのデータ復旧はほとんど不可能です。こうした状態で市販のデータ復元ソフトを使用すると、状態の悪化・復旧難易度が上がってしまいます。
故障の判別が難しい場合や、データを取り出したい場合、まずはデータ復旧業者の無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
データ復旧の専門業者では、専門家が長年培った技術的な知識を用いて、データを最も安全な手段で取り出します。また無料初期診断では、専門家がハードウェアやソフトウェアの問題を診断することで、最適な解決策を提案することが可能です。
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論理障害と物理障害で共通する症状
論理障害と物理障害で共通する症状としては次のものがあります。
- ロゴから先に進まない
- 再起動やフリーズを繰り返す
- コピーや保存ができなくなる
- 黒い画面に白い文字が表示される
- ファイルの読み書きに時間がかかる
- 画像や動画ファイル、またはフォルダが開けない
- 「フォーマットしますか?」「アクセスできません」と表示される
このことから「再起動を繰り返す」「フォーマットエラーが表示される」など論理障害の症状に当てはまるからといって、修復ツールやリカバリーソフトを不用意に使うのは控えましょう。
「故障を判別できない」「安全にデータを取り出したい」場合は、データ復旧の専門会社まで無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
データ復旧業者によって技術力がまちまちのため要注意
データ復旧業者は、各社ごとに技術力にばらつきがあります。
HDDが故障したとき、症状によっては開封しないと判断が難しいことが多いのですが、障害が発生している箇所を正しく特定できなければ、誤った修復作業を行ってしまい、取り戻せたはずのデータが消失するというケースも少なくありません。中には「物理的に故障したHDDの復旧は不可能」という業者もあります。
確実にデータを取り出したい場合は、できるかぎりデータ復旧の技術力のある専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断は、データ復旧業者に相談しなければわかりません。
データ復旧を検討しているのであれば、まず相談してみることをおすすめします。デジタルデータリカバリーでは「電話」「メール」で、24時間365日ご相談を受け付けています。
東芝(TOSHIBA)製のHDDが認識しない場合の注意点
東芝製のHDDが認識しない場合は、以下の点に注意しましょう。
通電をし続けない
通電を続けるだけで、機器に負担がかかり内部の故障状態が悪化したり、データの上書きが起きてしまいます。
障害の範囲が広がる、または上書きが行われた場合、データの復旧難易度が上昇し、最悪の場合はデータを完全に失うことがあります。
復旧難易度が上昇した場合、データ復旧業者でもデータの取り出しができないこともあります。
通電をおこなうだけでHDDの故障は進行してしまうため、復旧費用を抑えたい方や、重要なデータが入っている場合は、通電を控えるようにしましょう。
データ復元ソフトを使用しない
データ復元ソフトで対処できるのは、軽度の論理障害のみですが、上記で説明した通り障害を見分けることは困難です。
また、データ復元ソフトで完全に全てのデータを復元できるとは限りません。
物理障害や重度の論理障害にデータ復元ソフトを使用した場合、HDDに大きな負荷がかかり、状態が悪化してしまいます。
データを確保したい場合は、データ復元ソフトを使用しないようにしましょう。
フォーマットしない
HDDが認識しない場合に「フォーマットしますか」とエラーメッセージが表示されることがあります。
「フォーマット」は「初期化」の意味を持ちます。指示通りにフォーマットしてしまうと、データは全て失われてしまうため、フォーマットを実行しないようにしましょう。
ですが、一度フォーマットを行ってしまった場合でも、データ復旧業者であれば復旧できる可能性があります。
直ちに通電を中断し、データ復旧業者に相談するようにしましょう。
デジタルデータリカバリーに相談
- HDDが認識しない!ファイルが開けない!
- 壊れたHDDからデータを取り出したい!
- 間違ってデータを削除した!初期化した!
HDDのデータ復旧とメーカー保証の違い
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はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
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ハードディスク 復旧対応メーカー表
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- Apricorn
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データ復旧の料金について
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お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
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500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。