Western Digital Dashboardは、WDやサンディスク製のSSD/HDDを管理・監視するための純正ソフトウェアです。
しかし、インストール時や使用中にエラーが発生することもあります。この記事では、よくあるエラーの原因と、解決するための具体的な手順を解説します。
目次
Western Digital Dashboardの概要と主な機能
Western Digital Dashboardは、WDおよびSanDisk製ストレージのパフォーマンス最適化や状態監視を目的に設計されたソフトウェアです。
提供される主な機能には以下のようなものがあります。
- ドライブの健康状態・温度・モデル名などのステータス表示
- 読み取り/書き込み速度のリアルタイム監視
- TRIMの最適化機能や診断テスト(S.M.A.R.T)
- ファームウェアの更新
- 安全なデータ消去(クイック/完全)
このツールはWDとサンディスク製品専用であり、他社のデバイスでは正しく機能しません。
Western Digital Dashboardで発生する主なエラーとその原因
Dashboardを使用する上で起こるエラーには、環境や設定、依存ファイル不足など、いくつかの原因が考えられます。ここでは、それぞれの原因を分類して紹介します。
古いバージョンのアンインストール不備
Western Digital Dashboardを以前インストールしていた場合、完全にアンインストールされていないと、新しいバージョンの導入時にエラーが発生することがあります。残ったレジストリや設定ファイルが干渉するケースも多く見られます。
依存ライブラリの不足
Microsoft Visual C++ Redistributable 2015や.NET Frameworkなど、Dashboardの動作に必要なライブラリがインストールされていないと、エラーで起動できない場合があります。
デスクトップパスの変更やユーザー設定の問題
Windowsの設定でデスクトップフォルダの保存先を変更していると、Dashboardがショートカットを作成できずにインストールエラーとなる場合があります。また、ユーザーアカウントの権限が不足している場合にも起動に失敗します。
システム要件の未達
.NET Frameworkの古いバージョン(3.0や3.5など)が必要な場合、インストールされていないとエラーにつながります。Windowsのバージョンが対応外であることも要因です。
接続不良などハードウェア側の問題

SSDやHDDが正しく接続されていないと、専用の管理ソフト(Dashboard)でドライブが認識されず、ファームウェアの更新や健康状態の確認といった基本的な操作すら行えなくなります。特にSATAケーブルの断線やUSB変換アダプタの不良といった接続トラブルは見落とされやすく、気付かないうちに深刻な障害へ発展するケースも少なくありません。
こうした不具合を放置すると、ソフトウェアが起動しない、ストレージが全く反応しないといった問題が長期化し、SSDやHDDの状態を把握する手段が絶たれてしまいます。最適なタイミングでの交換判断やバックアップが遅れ、結果的に大切なデータを失うリスクが高まります。
だからこそ、接続の異常や認識エラーを感じたら、早めに専門的な診断を受けることが重要です。デジタルデータリカバリーでは、クラス100のクリーンルーム環境を完備し、物理障害に特化した専任エンジニアが復旧を担当しています。これまでに「46万件以上の相談実績(2011年1月以降)」を重ね、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)という高い成果を上げてきました。
NASや外付けストレージにトラブルが発生した際も、通電を続けたり、自分で分解や操作を試みたりする前に、まずは専門業者に相談することが肝心です。当社では初期診断とお見積りを無料で実施しており、24時間365日体制でご相談を受け付けています。トラブルの兆候に気付いたら、すぐにご連絡ください。早期対応が、データを守る最善策となります。
Western Digital Dashboardのエラー対処法
上記の原因に対して、以下のような具体的な対処法があります。すべてのケースに対して手順を省略せず記載しています。
旧バージョンを完全にアンインストールする
新しいバージョンのインストール前に、既存の旧バージョンをきれいに削除することで、競合エラーを防ぐことができます。
- 「コントロールパネル」→「プログラムと機能」を開き、Western Digital Dashboardを選択してアンインストールします。
- アンインストール後、PCを再起動します。
- 必要に応じて「CCleaner」などのツールを用い、レジストリと残存ファイルをクリーニングしておくと安全です。
必要なライブラリをインストールする
Microsoft Visual C++ Redistributableや.NET Frameworkなど、実行に必要なコンポーネントをインストールしましょう。
- インストール時にエラーが表示されたら、内容を確認して不足しているライブラリを特定します。
- Microsoft公式サイトから「Visual C++ 2015 Redistributable」や「.NET Framework 3.5」をダウンロードします。
- インストール後、PCを再起動し、再度Dashboardを起動して動作を確認します。
ユーザー設定とデスクトップパスを確認する
ユーザープロファイルの設定やデスクトップの保存場所を標準に戻すことで、インストールエラーの回避につながります。
- Windowsの「設定」→「システム」→「記憶域」または「フォルダーの場所の変更」で、デスクトップの保存場所を標準(C:\Users\ユーザー名\Desktop)に戻します。
- 管理者権限のあるアカウントでログインしているか確認します。
- 新しいユーザーアカウントを作成して、Dashboardのインストールを再試行することも有効です。
システム要件を確認・整備する
インストールエラーや起動トラブルを回避するために、使用中のOSや必要なランタイムの確認は必須です。
- WD公式サイトで最新のシステム要件を確認します。
- Windows 10以降を推奨。古いWindowsバージョンではDashboardがサポートされない場合があります。
- .NET Framework 3.5/4.0などのインストール状態を確認し、未導入であればMicrosoft公式からダウンロードして追加します。
接続ケーブルやポートのハードウェア確認
ドライブが認識されない原因の多くは、物理的な接続不良によるものです。以下の手順で接続状況を確認しましょう。
- SSD/HDDとPCを接続しているSATAケーブルやUSBアダプタを一度外し、しっかり差し直します。
- 可能であれば、別のUSBポートや別のケーブルを使用してみてください。
- 他のパソコンでも認識するか確認することで、ドライブ自体の故障かどうかを切り分けられます。
すべての対処法を試してもエラーが解消しない場合は、以下の対応をおすすめします。
- Western Digitalサポートへの問い合わせ
- ドライブ本体の点検・診断をデータ復旧専門業者へ依頼
当社では、Western Digital製SSDを含む全メーカー対応の診断・復旧を実施しています。初期診断は無料、365日年中無休で対応しています。ドライブが認識されない、エラーが出て動作しないなどのトラブルは、お気軽にご相談ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
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※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
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弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
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電話番号:0800-333-6302
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。