東芝製品のDynabookは、液晶と音質の良さが特徴であり、比較的手ごろな価格で購入できることから、国内シェア率も高い製品です。

しかし、突然の停電による「通電トラブル」や、長年の使用により「ハードディスクの劣化」などが原因でサーバーが故障し、会社全体の業務がストップしてしまうという事例も多く見受けられます。

パソコンの不具合を個人で修復しようとすると、再起動や操作を続けると、データが上書きされ復旧不可能になったり、最悪の場合は機器自体が故障する恐れがあります。ご自身で色々試す前に、まずはデータ復旧のプロにご相談下さい。

東芝製の機器によくあるトラブル事例

Dynabookで「データが消えた」「データにアクセスできない」「パソコンが動かない」などのトラブルが発生することがあります。

この場合、内部パーツの故障やソフトウェアの不具合が考えられます。発生している不具合によっては、個人での修復によって症状が悪化する可能性があります。

症状：修復画面のみ表示され、画面が進まない

機種/モデル：dynabook RX33

修復画面が表示され、数時間経っても画面が進まない場合、HDDが物理的に故障している可能性があります。この場合、専門設備の中で機器を開封し、解析する必要があるため、個人で修復することはほとんど不可能です。

症状：メーカーロゴで固まって動かない

機種/モデル：dynabook R9

パソコンを普段から持ち歩いている場合、機器を落としたなど、何らかの衝撃が加わったことが原因で起動時のメーカーのロゴから固まって画面が動かなくなることがあります。この場合、機器が故障する寸前の可能性があります。

症状：電源ランプが点滅するが、画面が表示されない

機種/モデル：dynabook Tシリーズ T7/K P2T7KDBL

電源ランプが点滅しているにもかかわらず、画面に何も表示されない場合、液晶の故障もしくはBIOSに不具合が発生している可能性があります。BIOSが原因の場合、解析作業が必要なため、復旧実績が豊富な業者に依頼することをおすすめします。

東芝製機器のデータ復旧事例

事例①「再起動後データが空になっていた」

お客様の声

Dynabookが電源を切る際に更新プログラムの表示が出て電源を切った後、次に電源をつけると別のアカウントで入っている様な状況でデータが空になってしまいました。

復元ポイントを実行したが、進行が止まり、Excel、PDF、お気に入りのデータを取り出せません。

診断の結果

更新プログラムのインストール中に、何らかの理由でユーザーの設定情報が破損した可能性がありました。専用機器を使用してハードディスクの初期診断を行ったところ、ファイルシステムの破損が確認され、NTFSファイルシステムの修復が必要であると判断しました。

復旧作業の結果

ファイルシステムの修復を行い、データの整合性を確認しながら慎重に作業を進め、データの抽出を試みた結果、Excel、PDFなど必要なデータを正常に復旧することができました。

ファイルシステムの破損によるデータ消失は深刻な問題ですが、不要に操作せず、迅速に対応することでデータ復旧率を向上させることが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

事例②「カツンとなるような音がしてWindowsが立ち上がらなった」

お客様の声

PCがブルースクリーンになり、Windowsが立ち上がらなくなりました。不具合の1週間ほど前から急にPCが止まる前兆があり、カツンとなるような音がしていたとおっしゃっていました。HDDを取り出して他のPCにSATA接続してみると、「登録されていないパラメータです」と表示されました。

診断・復旧作業の結果

破損したパーツを交換し、ファームウェア修復を行った結果、99.5%のデータを無事に救出し、指定されたフォルダやファイルも問題なく復旧できました。この件では、ありがたいことに感謝の手紙をいただきましたので、以下に引用します。

この度は私のノートPCデータ復旧に尽力いただきありがとうございます。本日、御社より外付けHDDが届き、中身を確認しましたところ、無事データの破損がないことが確認できました。私の新PCへデータ移行し、無事読み取れることも確認できました。これもひとえに御社の技術力のたまものだと思っております。