BuffaloのLinkStationが使えなくなった場合、ランプが赤く点滅していることが多いです。この場合、ハードウェア、特にNASを構成する内蔵HDDに深刻なトラブルが発生している可能性があることから慎重な対応が必要です。
ここでは、ランプが赤点滅する原因、対処法、注意点を紹介します。点滅回数によって、どのような異常が発生しており、どのような処置が必要なのか検討することが出来るので、ぜひ参考にしてください。
目次
LinkStationのランプが赤く7回点灯・点滅する原因
LinkStationのランプが赤く点滅する原因は次の通りです。
- 物理障害:内蔵HDDが物理的な衝撃などにより損傷を受けています
- 論理障害:データ構造やOSに問題があり、システムエラーが発生しています。
- NAS本体や部品の損傷:LinkStation自体や内部部品の損傷が原因で赤点滅が発生することがあります。この場合、修理や部品の交換が必要です。
- ファームウェアの不具合:ファームウェアのバグや不具合が原因で赤点滅が発生することがあります。
- RAID情報の異常:RAID設定や構成情報の異常が原因で赤点滅が生じることがあります。
このうち深刻な原因が「物理障害」です。
物理障害は、物理的衝撃・経年劣化が原因で発生します。物理障害は自力での修復が不可能であり、HDDが同時に破損している場合、データの復旧が難しくなることがあります。
赤点滅ランプは、LinkStationの異常を示す重要なサインです。速やかに対応し、データの保護を最優先に考えて行動することが重要です。
データ損失が懸念される場合、専門のデータ復旧業者に依頼することを検討してください。
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24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。相談から初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
TeraStation・LinkStationにアクセスできない原因と対処法は下記でも解説しています。
LinkStationの赤ランプの点滅回数でわかる症状とエラーコード
LinkStationにトラブルが生じた場合、点滅パターンやランプの色によって、具体的な原因を特定することができます。なお、点滅の長さは「長い点滅(約1秒)」と「短い点滅(約0.5秒)」の2種類があり、組み合わせごとに異なるエラーや障害が分かります。
放電する
電源を完全に切り、しばらく放置してから再度電源を入れることで、内部の電気的な不具合をリセットできます。この方法は特に電源問題に効果的です。
LinkStationのランプが赤く7回点灯・点滅した場合の対処法
赤ランプ点滅が発生した場合、下記の対応を行うと復旧できる場合があります。
ファームウェアをアップデートする
最新のファームウェアに更新することで、既知の不具合やバグが修正され、問題が解決することがあります。なお、ファームウェアの更新は、公式サポートサイトから行えます。
HDDを交換する
赤ランプ点滅の原因がHDDの故障である場合は、新品のHDDに交換する必要があります。HDD交換時の注意点については、上記の説明を参照してください。
RAIDをリビルドする
もしRAID構成に異常が発生している場合は、RAIDリビルドを試みることで、問題を解決できる場合があります。RAIDリビルドは、データ損失のリスクを伴う操作です。そのため、RAIDリビルドを行う前に、必ずデータのバックアップを取ってください。
データ復旧業者に相談する
上記の方法を試しても赤ランプ点滅が解消されない場合は、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者は、高度な技術と経験を持ち、データ損失のリスクを最小限に抑えながらデータ復旧を行うことができます。
ただし、データ復旧業者は数多く存在するため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。そのため、業者を選ぶ際のポイントを次に示します。
- RAIDデータ復旧の実績が豊富な業者
- 無料相談・見積もりがある業者
- クリーンルーム完備の業者
- 24時間365日対応の業者
これらのポイントを考慮に入れて、最適なデータ復旧業者を選んでください。
当社では、手術室レベルに清潔な防塵設備「クリーンルーム」と7,000台以上のHDDドナーを備えており、全レベル(RAID0、RAID1、RAID0+1、RAID5、RAID6など)のRAID機器でHDD復旧実例が多数ありますので、どのRAIDの種類が壊れても、修復は可能です。お電話頂ければ、専門のデータ復旧アドバイザーがお客様の状況を伺い、考えられる症状や復旧の可能性、概算のお見積もりと 復旧期間をご案内いたします。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
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