NASのハードディスクが故障する原因としては、ヘッドクラッシュやモーターの不調、磁気面の劣化といった物理的なトラブルが挙げられます。このような故障では、専用の環境と専門技術が要求され、個人での復旧はほぼ不可能です。
その点、当社は46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、専門アドバイザーが対応します。専用のクリーンルームと膨大なドナー部品を揃え、確実で迅速なデータ復旧を提供します。24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。相談から初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
NAS Navigator2で共有フォルダが開かない問題は、設定やネットワークの不具合が原因で発生することがあります。以下の対処方法を試し、問題を解決してNASへのアクセスを回復させましょう。
目次
NAS Navigator2で共有フォルダが開かない主な原因
NAS Navigator2で共有フォルダにアクセスできない原因には以下のようなものが考えられます。
SMBプロトコルの設定が無効
特にWindows 10や11では、SMB 1.0がデフォルトで無効になっています。古いNASデバイスはSMB 1.0で通信するものが多いため、この設定が原因でアクセスできないことがあります。
Windows資格情報の不一致
NASへの接続情報が正しく設定されていない場合、認証が失敗してアクセスできないことがあります。Windows資格情報が古くなっている、または不一致がある場合、共有フォルダが開けない原因となります。
ネットワーク設定の問題
PCが「パブリックネットワーク」に設定されていると、NASへのアクセスが制限されることがあります。「プライベートネットワーク」に設定することで、アクセスできるようになる可能性があります。
ファイアウォールやセキュリティソフトによるブロック
Windows Defenderやその他のセキュリティソフトがNAS Navigator2の通信をブロックしていることがあります。ファイアウォールの設定でNASへのアクセスが許可されていない場合、共有フォルダが開かないことがあります。
NAS本体または接続ケーブルの不具合
NAS本体や接続ケーブルに物理的な不具合がある場合、正常に動作しないことがあります。特に接続ケーブルが緩んでいたり、劣化している場合、接続が不安定になることがあります。
NASのファームウェアやソフトウェアのバージョンが古い
NASのファームウェアやNAS Navigator2ソフトウェアが古いと、互換性の問題が発生し、共有フォルダにアクセスできないことがあります。最新のバージョンにアップデートすることで解決できる場合があります。
NAS Navigator2で共有フォルダが開かない場合のトラブル解消法
NAS Navigator2で共有フォルダが開かない場合、SMB設定、Windows資格情報、ネットワーク設定などを確認することで解決できることが多いです。
NAS Navigator2で共有フォルダにアクセスできない場合、以下の手順を順番に確認し、対処してみてください。
問題が解決しない場合は、NAS本体やケーブルのチェックも行い、それでも改善しない場合は専門業者への相談も視野に入れてみてください。
当社は、46万件以上のデータ復旧相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、さまざまなトラブルに迅速かつ正確に対応しています。NASの障害リスクに備え、経験豊富なアドバイザーが待機し、緊急対応も可能です。専用クリーンルームとドナー部品を備え、物理障害にも高成功率で対応。24時間365日対応の電話相談と無料診断で、安心してご相談いただけます。データ復旧はぜひ当社にお任せください。
SMBプロトコルの設定確認
特にWindows 10や11では、SMB 1.0が無効になっていることがあります。この設定が原因で古いNASデバイスにアクセスできない場合があるため、SMB 1.0を有効にしてみましょう。
- 「コントロールパネル」を開きます。
- 「プログラムと機能」から「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
- 「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れ、PCを再起動します。
Windows資格情報の再設定
NASへの接続情報が正しく設定されていない場合、NASへのアクセスがブロックされることがあります。Windows資格情報を再設定してみましょう。
- 「コントロールパネル」から「ユーザーアカウント」を選択します。
- 「資格情報マネージャ」を開き、「Windows資格情報」を選択します。
- 「Windows資格情報の追加」をクリックし、NASのIPアドレスとユーザー名、パスワードを入力します。
ネットワーク設定の確認
PCが「プライベートネットワーク」に設定されているか確認します。「パブリックネットワーク」に設定されていると、NASへのアクセスが制限される場合があります。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開きます。
- 接続しているネットワークを選択し、「プロパティ」をクリックします。
- 「プライベート」に切り替えます。
NASや接続ケーブルの確認
NAS本体や接続ケーブルに問題がある可能性もあります。NASの電源が正常に入っているか、LANケーブルがしっかり接続されているか確認しましょう。
- NAS本体の電源を一度切り、再度電源を入れ直します。
- LANケーブルやスイッチングハブなどの接続状態を確認します。
専門業者への依頼
上記の方法で解決しない場合、NASデバイス自体に障害が発生している可能性があります。特に重要なデータが含まれている場合、専門業者によるデータ復旧サービスの利用を検討しましょう。
自力で解決できない/確実にデータ復旧を行う場合は「データ復旧専門業者」に相談・依頼する
NASやサーバー(特にRAID構成機器)で物理的な障害や高度な論理障害が発生した場合、下記の理由から自力での対応が難しいとされています。
- RAIDの構造が非常に複雑
- 物理障害には専用の設備や専門技術が必要
- 論理障害が起こった場合でも、市販のソフトでは対応できないことが多い
また、誤った操作や処置を行うと、復旧できたはずのデータを完全に失うリスクもあるため、専門のデータ復旧業者への依頼が推奨されます。
業者選びのポイントは以下の通りです。
- 豊富な実績と高い復旧率: 実績豊富な業者は安心感があります。
- 最新の復旧設備を保有: クリーンルームなど最新設備を持つ業者が信頼できます。
- セキュリティへの配慮: ISO認証を取得し、安全を保証している業者を選びましょう。
- 透明性のある料金体系: 無料診断や成果報酬型の業者は安心です。
- 全RAIDレベルに対応: RAID0からRAID6まで対応できる技術力を持つ業者が重要です。
市販のソフトでは回復できない物理障害は、むやみに操作せず、専門業者への早急な相談を推奨します。24時間365日対応の電話受付と無料診断を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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多くのお客様にご利用いただきました
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。