この記事では、バッファロー社が製造・販売しているNAS(ネットワークHDD)のうち、LinkStation (リンクステーション) 、TeraStation (テラステーション) にアクセスできなくなってしまう原因や対処法、データ復旧方法などをご紹介します。
「共有フォルダにアクセスができない」「データの書き込みやデータの読み込みができない」など、突然障害が発生した時に適切な対処を行うため、まずは故障原因や注意点を認識しておきましょう。
デジタルデータリカバリーでは、専門知識を持つプロフェッショナルが、業界最高水準のデータ復旧技術と設備をもってデータを復旧いたします。
機器別の専門エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。まずは簡易的な診断と今後の対応方法を無料でご案内いたします。
目次
LinkStation/TeraStationにアクセスできない原因と症状
LinkStation/TeraStationにアクセスできない原因と症状は次のとおりです。
ネットワーク接続のトラブル
LinkStation/TeraStationデバイスのネットワーク接続に問題がある場合、エラーやデータ損失を引き起こす恐れがあります。主な原因は次のとおりです。
- デバイスの設定が正しくない:不正確なIPアドレス、ルーティング、DNS設定
- ネットワークの輻輳(過負荷):ネットワーク上のトラフィックが多すぎる
- ネットワークの停止:ネットワーク接続が失われた
- ハードウェアの故障:LinkStation/TeraStationのハードウェア(筐体・記憶装置)の故障
この場合、次のようなエラーが表示されることがあります。
- 「接続がタイムアウトしました(接続エラー)」
- 「デバイスが見つかりません(接続エラー)」
- 「ファイルが見つかりません(データ転送エラー)」
- 「データ転送に失敗しました(データ転送エラー)」
- 「IPアドレスの競合が検出されました(ネットワーク構成エラー)」
- 「ネットワークに到達できません(ネットワーク構成エラー)」
これらのエラーは、ネットワーク設定や接続を見直すことで、アクセスが回復することがあります。
セキュリティや設定のトラブル
ファイアウォールやセキュリティソフトなどの設定を誤ると、LinkStation/TeraStationにアクセスできなくなることがあります。
またアクセス権限のある端末からでしかLinkStation/TeraStationにアクセスできない場合は、端末にアクセス権限を付与するなど、設定を見直しましょう。
アクセスポイントやスイッチングハブに問題がある
Wi-Fiの電波を送受信するアクセスポイントや、LANケーブルと通信機器を接続する中継機、スイッチングハブが正常に動作せず、LinkStation/TeraStationにアクセスがきない可能性も考えられます。
各機器のランプが正常に点灯しているか確認し、ケーブルや端子に破損がないかもチェックしておきましょう。
PCやスマホに問題がある
LinkStation/TeraStationにアクセスしているPCやスマホなどに問題が発生している可能性もあります。
ケーブルやIPアドレスを確認し、別の端末でアクセスするなどして、正常にアクセスできるか確かめましょう。
内蔵ドライブ(HDD/SSD)の障害
LinkStation/TeraStationを構成するストレージ(HDD/SSD)が破損していると、データの読み書きができず、正常に動作しません。これを「データ障害」といいます。
データ障害の原因は、ストレージの物理的な破損や劣化、またはシステムエラーが挙げられます。これにより、データの破損・消失、またはLinkStation/TeraStationが起動しないなど、故障につながる可能性があります。
複数のストレージでRAID構成を組んでいた場合は、ストレージが破損するとデータの冗長性(安全性)が確保できず、データが消失する恐れがあります。このような場合だと、障害原因を社内のシステム担当者が正確に切り分けることは難しいため、早急にデータ復旧の専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
データ障害は、大きく分けて次の2つです。
- 論理障害(システム障害/リビルド失敗)
- 物理障害(経年劣化など)
論理障害(システム障害/リビルド失敗)
論理障害は、NASデバイス内部のデータに生じた障害です。主な原因は次のとおりです。
- 誤操作による削除・フォーマット
- ファームウェア更新時のエラー
- データ書き込み中の停電・強制終了
- リビルド失敗によるRAID崩壊
特に気を付けたいのがリビルド失敗によるRAID崩壊です。リビルドとは、NAS上でストレージを交換し、システム構成を再構築する作業のことです。しかし、リビルドにはリスクがあり、データ領域で不整合が起こると、新たな障害を誘発する危険があります。
LinkStation/TeraStationに発生した障害を自力で復旧する手段のほとんどは失敗すると、全データにアクセスできなくなるなど、高いリスクを伴います。また故障したまま使用を続けてしまうと、正常なデータが上書き削除されてしまうため、内部のデータが必要な場合は、自力での対応は控えましょう。
リビルドによるシステム破損
RAIDレベルをRAID5で組んだ場合、1本でもストレージを入れ替えると自動的にリビルドがかかるようになっています。
RAIDを構成するストレージは製造時期が近いことが多く、1本が壊れるのと同じタイミングで他のストレージも壊れる可能性が高いです。また意図せずリビルドがかかると、別のストレージも故障し、さらに障害を深刻化させてしまうケースもあります。
個人でリビルドを行うと、ストレージが故障した時のリスクが極めて高いため、LinkStation/TeraStationのデータが必要であれば、NAS/サーバー復旧に対応しているデータ復旧業者に相談することをお勧めします。
物理障害(経年劣化など)
HDDから「カチカチ」「カタカタ」という異音が聞こえる(もしくは焦げた臭いがする)場合、物理障害が発生していると考えられます。
このような状態で使用を続けると、データの記録面に傷がつき、データが完全に読み込めなくなる恐れがあります。ちなみにSSDの場合、異音・異臭はせず、ある日いきなり認識しなくなります
1本程度のストレージが破損している場合、新しいものに差し替え、リビルドにより対処できることもあります。しかし「同時に複数のストレージが破損」または「2本以上のストレージがエラーを起こしている」場合、デバイスの破損を進行させる恐れがあります。
物理障害が起きたLinkStation/TeraStationからデータ復旧を個人で行うことは、事実上不可能です。ただちに使用を中止してください。
データ復旧を希望する際は、当社のアドバイザーによる無料電話診断をご活用することをおすすめします。
物理障害が発生したストレージを自力で修復するのは困難
物理障害を起こしたストレージ(HDD/SSD)からデータ復旧を行うには、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた、高度な解析技術が必要不可欠となります。
とくにHDDはナノ単位で動作する超精密機器のため、修復にあたっては、クリーンルームなどの専門設備でHDDを開封し、経験を積んだエンジニアが作業する必要となります。また復旧実績が豊富にあるデータ復旧業者であれば、復旧ノウハウや知見が豊富で、高精度でのデータ復旧が可能となります。
物理障害が発生したストレージ(HDD/SSD)で「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスで無料の初期診断を受けてみることをおすすめします。無料初期診断では、専門家がハードウェアやソフトウェアの問題を診断することで、最適な解決策を提案することが可能です。
デジタルデータリカバリーでは、365日年中無休・最短即日復旧可能で、電話相談およびトップエンジニアによる初期診断も無料で行っております。まずはご相談ください。
LinkStation/TeraStationにアクセスできない際の注意点
LinkStation/TeraStationにアクセスできなくなった際、データを取り出すうえでの注意点を5点紹介します。
HDD/SSDを単体でPCに接続しない
LinkStationやTeraStationは、WindowsやMacとは異なり、Linuxという特殊なOSで動作しています。そのため、筐体からHDD/SSDを取り出し、そのままパソコンに接続しても、データを認識することは出来ません。
むしろ、パソコンに接続することでHDD/SSDの状態が悪化する可能性があるほか、フォーマット要求に従うとデータが消失してしまうこともあります。
電源のON/OFFを繰り返さない
障害を自分で直そうとして、無闇に電源のON/OFFを繰り返すと、LinkStationやTeraStationに内蔵されているストレージに大きな負荷がかかります。もし障害がストレージに発生していると、故障の症状を悪化させたり、別の障害を併発する可能性が高まります。
軽度の障害がより悪化するのを防ぐためにも、NASデバイスの電源が入らない・起動しない際は、電源のON/OFFを繰り返すのは控えましょう。
LinkStation/TeraStationのリビルド(再構築)やHDD/SSDの交換はしない
安易にLinkStationやTeraStationの再構築(リビルド)やHDD/SSDの交換は行わないようにしてください。電源やサーバートラブルが発生して失敗すると、保存されたデータが失われる危険性があります。
これはLinkStation/TeraStationを構成している複数台のストレージは、同時期に購入・生産されていることが多く、1台に障害が発生すると他のディスクもほぼ同時期に障害発生するケースが多いためです。
フォーマットや初期化は避ける
LinkStation/TeraStationにアクセスができない場合、初期化やフォーマットは行わないようにしましょう。初期化はリセットボタンやファンクションボタンから行えますが、設定情報などが全て消えるおそれがあります。
エラーメッセージなどでフォーマットや初期化を促されても従わないようにしましょう。
データ復旧ソフトを使用しない
データ復旧ソフトは、LinkStation/TeraStationで使用することをおすすめしません。なぜなら、復旧ソフトはデータの削除など軽度の論理障害にしか対処できず、RAID崩壊や物理障害などの重度の障害に対処できないためです。
安易にデータ復旧ソフトを使用すると、データの上書きや本体に負荷がかかり、状態が悪化する可能性があります。アクセスできないLinkStation/TeraStationからデータを安全に取り出すには、NAS/サーバーのデータ復旧技術を持ったデータ復旧業者に相談するのが安全です。
LinkStation/TeraStationにアクセスできない場合の症状別対処法
LinkStation/TeraStationにアクセスできない場合、本体や周辺機器の状態によって対処方法は大きくかわります。今回はLinkStation/TeraStationにアクセスできない場合の症状別に対処法を紹介します。
症状別対処法① LinkStation/TeraStationが起動しない
LinkStation/TeraStationが起動しない場合、電源ケーブルやコンセントに問題があるか、電源ユニットなどNASデバイスが破損していている可能性があります。
電源が入らない場合、まず機器周辺の電源周りを確認しましょう。電源ケーブルや周辺機器が正しく接続されておらず、電力供給が行われていない可能性があります。
この場合、次のような対処法があります。
LinkStation/TeraStationを再起動する
LinkStation/TeraStationの電源ランプも全く起動しない場合は、単純に電源を入れていないか、不具合が発生している可能性があります。一度電源を落とし、再起動しましょう。
LinkStation/TeraStationの周辺を掃除する
LinkStation/TeraStationの周辺にホコリやチリが溜まっていると、機器の過熱や静電気が発生し、データにアクセスできなくなる可能性があります。
LinkStation/TeraStationが異常に熱い、システムが不安定になっている場合は、LinkStation/TeraStationの周囲を掃除し、ホコリやチリを取り除きましょう。
なお、故障の原因となりますので、LinkStation/TeraStationは分解せず、外側とその周囲のみ掃除しましょう。
症状別対処法② NASや共有フォルダにアクセスできない
NASデバイスや共有フォルダにアクセスできない場合、LinkStation/TeraStationに接続しているPCやの設定ミスやシステムエラーなどが発生している可能性があります。
次の手順に従って問題を解決できます。
- ネットワーク接続の確認:NASが正しく接続されているか確認してください。また、LAN ケーブルが正しく接続されているか確認してください。
- ファームウェアのアップグレード:NASが古いファームウェアを使用している場合、最新のファームウェアにアップグレードすることで解決できる可能性があります。
- 共有フォルダの権限を確認:共有フォルダにアクセスするための適切な権限があることを確認します。フォルダがパスワードで保護されている場合は、正しいログイン資格情報を持っていることを確認してください。
- ネットワーク構成の確認:ネットワーク設定が正しいこと、およびNASデバイスへのアクセスに正しいネットワークプロトコルが割り当てられていることを確認します。
- ハブやアクセスポイントを再起動:ハブ、アクセスポイント、ルーターなど通信を中継する機器が起動していない場合、再起動を試しましょう。
- 競合するプロセスを確認する:NASデバイスで同時に複数のプロセスが実行されている場合、パフォーマンスの問題やエラーが発生する可能性があります。不要なプロセスやサービスを停止して、問題が解決するかどうかを確認してください。
共有フォルダにアクセスできない時の対処法については以下の記事でも詳しく解説しています。
症状別対処法③ エラーメッセージが液晶パネルに表示されてアクセスできない
LinkStation/TeraStationでは、「ファームウェア異常」「HDDの異常」「RAIDコントローラーの不具合」などのエラーが発生時、液晶パネルにエラーコードが表示されます。
具体的なエラーメッセージは下記のとおりです。
エラーメッセージ | 状態 |
---|---|
E00 SYSTEM Error |
基板破損の可能性が高い |
E01,E02,E03 DRAM LINES/RTC Chip |
内部システムを構築しているICチップが正しくない状態。 |
E04 SYSTEM Error |
ファームウェアの破損 |
E05 WDT |
ハングアップにより停止状態 |
E06 TFTP MODE |
物理的にファームウェアが破損している可能性が高い |
E07 HD ALL |
HDD/SSDエラー |
E11 SYSTEM Error |
ファンが異常な回転をしている状態。 |
E12,I10 SYSTEM Error/SYSTEM |
加熱状態 |
E13/E14 RAID Error |
RAIDアレイに異常がある状態 |
E15,I11 HDx Error |
HDDの経年劣化によって発生した不良セクタが問題を引き起こしている状態。 |
E16, E22, E23 HDx Error |
HDDが正常に接続されていない状態。 |
E17,E18,E19,E20,E21 Chip Error |
テラステーション内部の基盤が故障している状態。 |
EM(エマージェンシーモード) | ファームウェア異常 |
ファームウェアを更新する
ファームウェアとは、デバイスの基本的な動作を制御・管理するソフトウェアです。バージョンが古いまま放置すると不具合や、セキュリティ上のリスクが発生しやすくなるため、適宜新しいバージョンに更新する必要があります。
ただし、LinkStation/TeraStationが明らかに故障している時にアップデートを行うと、アップデートに失敗し、データ障害が発生する可能性があります。
「異音がする」「RAIDを構築している」「アクセスできない状態が頻発する」といった場合は、ファームウェアをアップデートせず、データの必要性に合わせて専門家まで相談するとアクセスの問題を解決できる可能性があります。
症状別対処法④ ランプが赤色に点滅(点灯)してアクセスできない
LinkStation/TeraStationでは、エラーが発生すると、外装の電源ランプが赤色に点滅・点灯します。とくにストレージ(HDD/SSD)が故障している場合、HDD/SSD自体のステータス・ランプが赤色、または橙色に点滅します。
どのようなエラーが発生しているかは、以下の表に従って特定しましょう。外装のランプの点滅の仕方から割り出すことが可能です。
LinkStationのステータスランプについてはこちら
TerastationのINFOランプについてはこちら
メーカーに相談する
エラーランプが赤色に点滅・点灯した場合、内蔵HDD/SSDが故障している可能性があります。この時、LinkStation/TeraStationを正常に起動させたいのであれば、メーカーのBaffaloに相談してメーカー修理を受けましょう。
ただし、メーカー修理を行うと故障したHDD/SSDが交換され、LinkStation/TeraStationが初期化されてしまいます。データが必要であれば、データ復旧サービスを利用する必要があります。
しかし、LinkStation/TeraStationのデータ復旧は難易度が極めて高く、RAID崩壊や重度の物理障害と診断された場合はメーカーで対応できない、または一部しかデータ復旧できないことがあります。
失いたくないデータが保存されている場合は、データ復旧を専門とする業者まで相談すると、独自のノウハウを元に対応できる可能性があります。
データ復旧業者に相談する
LinkStation/TeraStationにアクセスできず、それでもデータ復旧を行いたい場合、データ復旧業者への相談が一番安全にデータ復旧できる方法です。
個人での作業は誤操作により症状悪化、データ削除の危険があるのに対し、データ復旧業者は初期診断で故障原因を特定するので、正確なデータ復旧作業を行えます。
デジタルデータリカバリーは、お電話またはメールでお問合せいただくと、弊社のデータ復旧アドバイザーが簡易的な診断と今後の対応方法について無料でご案内いたします。
また機器別の専門のエンジニアによる無料初期診断を行っており、法人様の場合は出張診断も可能です。状態によっては、内部のデータの取り出しだけでなく、NASデバイスの使用環境ごと復旧できる場合もあるため、お気軽にご相談ください。
なお、復旧依頼前にも関わらず、初期診断・見積りの時点で費用を請求する業者もあるため、業者選定時には注意しましょう。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
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POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
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大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
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※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
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NAS・サーバーのデータ復旧を依頼する際は、以下5つのポイントが重要です。
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LinkStation/TeraStation復旧対応機種
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こちらに記載されていない機器でも、お問合せいただければ対応可否をお調べいたしますので、お気軽にご相談ください。
Terastation(Windows Server含む)
TS-2RZH /TS-2RZS /TS51210RH /TS6400RN /TS5410RN /TS5810DN /TS6600DN /TS5610DN /TS6400DN
/TS5410DN /TS6200DN /TS5210DN /TS5210DF /TS3420RN /TS3410RN /TS3420DN /TS3410DN /TS3220DN
/TS3210DN /WSH5620DNS9 /WSH5420DNS9 /WS5420DNS9 /WSH5420RNS9 /WS5420RNS9
/WSH5610DNS6 /WSH5411DNS6 /WS5420DNS6 /WS5420RNS6 /WSH5420DNW9 /WS5420DNW9-Y
/WS5420DNW9 /WSH5420RNW9 /WS5420RNW9 /WS5220DNW9-Y /WS5220DNW9 /WSH5411DNW6
/WS5420DNW6 /WS5420RNW6 /WS5220DNW6/
LinkStation
LS520DNB/ LS220DNB/ LS510DNB/ LS210DNB/ LS520DG/ LS510DG/ LS220DG/ LS210DG/ LS411DX/
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LinkStation/TeraStationデータ復旧・復元の流れ
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LinkStation/TeraStation復旧でよくある質問
Q:他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?
A:復旧できる可能性がございます。弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。
他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
Q:まず直るかどうか知りたいのですが、診てもらうのにお金はかかりますか?
A:いえ、かかりません。お客様の機器を実際にチェックしてみて初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、チェックが終わるまでは一切費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ、機器の返送費用だけご負担頂いておりますのでご了承ください。
Q:営業時間を教えてください
A:営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
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Q:NAS・サーバーに異常が生じてしまっているが、どのような対応をしたらいいかわかりません…
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Q:会社で使っている機器なので情報漏えいが心配です。預ける前に機密保持誓約書を出してもらえますか?
A:はい、お出しいたします。私たちはお客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、プライバシー・機密情報の保護を最優先に考えております。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
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