突然、SQL Serverが使えなくなると顧客対応が滞り、業務に深刻な支障をきたしてしまうことがあります。このような状況に直面すると、迅速かつ的確な対応が求められます。
このページでは、SQL Serverが使えなくなった際のデータ復元方法と、異常が発生した可能性のある箇所について詳しく解説します。
SQL Serverのトラブルに対する理解を深め、適切な復旧手段を講じることで、業務の中断を最小限に抑え、重要なデータを迅速に復元しましょう。ぜひ最後までご覧いただき、いざという時に備えてください。
目次
データベースとは?
データベースは、特定の形式で整理されたデータの集合体で、データの検索や抽出を効率的に行うことができます。身近な例としてはGoogleのスプレッドシートがあります。
最も一般的な種類のデータベースは、リレーショナルデータベース(RDBMS)と呼ばれ、データを「テーブル」と呼ばれる構造で管理します。
テーブル同士は関係(リレーション)と呼ばれる仕組みで関連付けられ、複数のテーブル間でデータを統合して利用することができます。これにより、データの重複を避けつつ、一貫性を保ちながら大量のデータを効率的に管理することが可能です。
Microsoft SQL Serverとは?
Microsoft SQL Serverは、Microsoftが開発・提供する高機能なリレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)です。Windows Serverなど、他のMicrosoft製品との連携が容易で高い信頼性、拡張性、豊富な機能を備えたRDBMSです。企業基幹システムをはじめ、さまざまな用途で広く利用されています。
SQL Serverテーブルにエラーがないか確認する方法
SQL Serverテーブルにエラーがないか確認するには、いくつかの方法があります。以下に、一般的な方法をいくつか紹介します。
DBCC CHECKDBコマンドを使用する
DBCC CHECKDBコマンドは、SQL Serverデータベースの論理整合性と物理整合性を検査するコマンドです。このコマンドは、テーブル構造、データ、インデックスなどに問題がないかどうかを調べ、破損やエラーがないことを確認します。
- SSMS を開きます。
- 復元するデータベースインスタンスに接続します。
- オブジェクトエクスプローラーで、データベースノードを展開し、チェックするデータベースを選択します。
- データベースを右クリックし、新しいクエリを選択します。
- 以下のクエリを実行します。
DBCC CHECKDB (<データベース名>) WITH NO_INDENT, NO_STATUS
- 実行ボタンをクリックして、コマンドを実行します。
出力にエラーメッセージが表示されない場合は、テーブルにエラーがないことを意味します。
出力にエラーメッセージが表示される場合は、エラーの内容を確認する必要があります。エラーメッセージの詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。
CHECK TABLEコマンドを使用する
CHECK TABLEコマンドは、指定したテーブルの構造とデータに不整合や破損がないかどうかを確認するコマンドです。DBCC CHECKDBコマンドよりも簡易的なコマンドですが、基本的なチェックには十分です。
- SSMS を開きます。
- 復元するデータベースインスタンスに接続します。
- 以下のクエリを実行します。
CHECK TABLE <テーブル名>
出力にエラーメッセージが表示されない場合は、テーブルにエラーがないことを意味します。出力にエラーメッセージが表示される場合は、エラーの内容を確認する必要があります。エラーメッセージの詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。
データの不一致を手動で確認する
上記の自動チェックコマンドに加えて、テーブルのデータに不一致がないかどうかを手動で確認することもできます。方法はいくつかありますが、一般的には以下の手順で行います。
- 対象となるテーブルのデータを取得するクエリを作成します。
- クエリを実行し、結果を確認します。
- データに不自然な値や欠損値がないかどうかを確認します。
- 必要に応じて、関連するテーブルのデータも確認します。
上記の方法でエラーを発見した場合、原因を特定して修正する必要があります。
ただしエラー修正には、SQL Serverやデータベースに関する専門的な知識が必要となります。複雑なエラーの場合は、Microsoftのドキュメントを参照するか、データの安全性を確保する場合はデータ復旧の専門家に相談することをおすすめします。
データベースが破損する根本原因とは
データベースが破損する根本原因は次の通りです。
- 停電によるサーバーの電源断
- データファイルの異常(不整合/消失等)
- HDDの論理障害
- HDDの物理障害
停電によるサーバーの電源断
停電や予期しない電源断は、データベースの破損の主要な原因の一つです。電源断が発生すると、書き込み中のデータが中途半端な状態で保存され、データベースが不整合な状態になる可能性があります。
データファイルの異常(不整合/消失等)
データファイルの不整合や消失は、データベースの破損を引き起こします。不整合なデータファイルは、トランザクションの整合性を保てず、データベースの運用に支障をきたします。また、データファイルの消失は、データそのものの損失を意味します。
HDDの論理障害
HDDの論理障害は、ファイルシステムやパーティションテーブルの破損などが原因で発生します。論理障害により、データが正しく読み書きできなくなり、データベースの破損を引き起こします。
HDDの物理障害
HDDの物理障害は、ハードディスクの物理的な破損(ヘッドクラッシュ、モーター故障など)によって発生します。物理障害が発生すると、データへのアクセスが不可能になり、データベースの復旧が困難になります。
物理障害は、データベースの破損原因の中でも最も深刻かつ復旧が難しい問題です。専門的な設備と高度な技術が必要となるため、物理障害が発生した場合は、自力での修復を試みる前に、専門サービスに相談することをおすすめします。
データベースの復旧における「デジタルデータリカバリー」の強みとは?
データベースの不具合原因は多岐にわたります。HDDの物理障害、論理障害、データファイルの異常、停電によるサーバーの電源断などが挙げられます。当社のエンジニアは、これらの多様な障害に迅速かつ適切に対応するための深い知識とスキルを備えています。
高度な修復・解析技術
デジタルデータリカバリーは、これまで数多くのデータベース復旧案件を手掛けてきました。その経験を活かし、あらゆる状況に対応した復旧方法を検討できます。
例えば、データベースの動作環境が起動しない場合でも、当社はサーバーの動作を復旧することでデータベースを間接的に復旧します(これを「環境復旧」と呼びます)。また、最も重要なデータファイルが壊れている場合でも、正常なバックアップファイルから必要な情報を取り出し、使用可能な形に復旧しています。
過去には、独自形式で保存された破損したバックアップファイルの解析が難しいケースがありましたが、同様の環境でサンプルのバックアップを作成し、破損ファイルと照合することで解析を進め、復旧に成功しました。
データベースのバックアップファイルが破損してしまうと、復旧は非常に困難になります。特に独自の形式で保存されている場合、解析ツールやノウハウが限られており、復旧成功率が低くなりますが、適切な対応を講じることで、復旧できる可能性は十分にあります。
デジタルデータリカバリーには、ファイル修復や解析の高度な専門技術を持つトップエンジニアが在籍しており、最も難しい復旧作業にも対応可能です。
独自形式のファイルであっても、諦めずに解析を行い、復旧の可能性を探り、どのような障害にも対応できる高い技術力と豊富な経験を持って、データ復旧に対応しています。
データ復旧の鍵を握る「初期診断」とは
データ復旧は、記憶装置から失われたデータを復元する技術です。しかし、手術と同様、何度でも繰り返せるものではなく、最初の対応がその後の復旧率を大きく左右します。
そこで重要となるのが初期診断です。初期診断とは、データ復旧業者による障害状況の確認作業であり、以下の情報を明らかにします。
- 障害の原因: 論理障害なのか物理障害なのか
- 障害の種類: 具体的にどのような障害が発生しているのか
- 復旧可能性: データを復元できる可能性があるかどうか
- 復旧にかかる時間と費用: おおよその見積もり
初期診断の精度が高い業者ほど、適切な復旧方法を判断し、高い成功率でデータを復元することができます。
デジタルデータリカバリーは、41万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、他社で復旧できなかったデータの復旧実績や、技術面での受賞歴もあり、約10年のエンジニア歴を持つスタッフが細かなニーズに対応します。
具体的には、以下の強みがあります。
- 初期診断の精度
- 機器を開けずに初期診断を行い、データやハードウェアにダメージを与えずに問題を特定します。
- 41万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を基に迅速かつ正確な診断を実施します。
- 独自技術による復旧
- 市販のツールを使わず、独自に開発したプログラムでデータベースの内部構造を解析し、復旧します。
- 他社で復旧できなかったデータも、当社の技術で復旧可能です。
- 高度な物理復旧技術
- RAID構成サーバーやHDDの物理障害には、ヘッド交換やファームウェア修正などの高度な技術で対応します。
- 物理復旧に関する受賞歴もあり、業界トップクラスの技術力を持っています。
- 柔軟な対応
- データベースのファイル単位の復旧から、環境復旧まで対応します。
- サーバーが起動しない場合でも、サーバー自体の復旧を行い、迅速な業務再開をサポートします。
- またデータの持ち出しが難しい場合でも、現地での出張対応が可能です。
データ復旧でお困りの場合は、デジタルデータリカバリーにご相談ください。
デジタルデータリカバリーでは、サーバーやデータベースに特化したエンジニアによる無料の初期診断も行っておりますので、お気軽にご相談ください。365日24時間体制で電話受付を行っており、今後の対応方法について無料でご案内いたします。
最短5分で無料診断!41万件超の相談実績をもとに専門家が対応します。
SQL Serverでサポートされているバックアップの種類
SQL Serverでサポートされているバックアップの種類は次の通りです。
- 完全バックアップ
- 差分バックアップ
- トランザクションログのバックアップ
SQL Serverでは、データベースの整合性と復旧性を確保するために、さまざまな種類のバックアップがサポートされています。それぞれのバックアップは補完関係にあり、状況に応じて適切な組み合わせを選択することが重要です。
完全バックアップ
完全バックアップは、データベース全体の完全なコピーを作成するバックアップ方法です。このバックアップには、すべてのデータベースオブジェクトとデータが含まれています。完全バックアップを定期的に取得することで、データベースの完全な復元が可能になります。
差分バックアップ
差分バックアップは、最後の完全バックアップ以降に変更されたデータのみをバックアップする方法です。このバックアップは、完全バックアップの後に行われた変更分だけを含むため、バックアップのサイズが小さく、バックアップの時間も短縮されます。
差分バックアップは、完全バックアップと組み合わせて使用され、データベースの復元時間を短縮するのに役立ちます。
トランザクションログのバックアップ
トランザクションログには、データベースに対するすべての変更履歴が記録されています。
トランザクションログのバックアップは、完全バックアップおよび差分バックアップと組み合わせて、データベースを特定の時点に完全に復元することを可能にします。これにより、システム障害や人為的なミスが発生した際にも、データを失わずに復元できます。
SQL Serverデータベースを修復・復元する方法
SQL Serverデータベースにエラーが発生した場合、まずデータベースを修復することが重要です。以下の手順を使用してデータベースを修復します。
- SQL Server Management Studio (SSMS) を開きます。
- 問題のあるデータベースに接続します。
- 新しいクエリウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
DBCC CHECKDB (<データベース名>) WITH NO_INFOMSGS, ALL_ERRORMSGS
- 出力されたエラーメッセージを確認し、必要に応じて修復コマンドを実行します。
DBCC REPAIR_REBUILD (<データベース名>)
または、必要に応じて次のコマンドを使用します。
DBCC REPAIR_ALLOW_DATA_LOSS (<データベース名>)
- 修復後、再度DBCC CHECKDBコマンドを実行し、エラーが修正されたことを確認します。
次にSQL Serverデータベースをバックアップから復元する際の手順は以下の通りです。
- SSMS を開きます。
- 復元するデータベースインスタンスに接続します。
- オブジェクトエクスプローラーでデータベースノードを展開し、復元したいデータベースを右クリックして「タスク」->「復元」->「データベース」を選択します。
- 復元ウィザードが開いたら、バックアップソースとして「デバイス」を選択し、バックアップファイルを指定します。
- バックアップセットを選択し、「OK」をクリックして復元プロセスを開始します。
- 復元が完了したら、データベースの状態を確認し、必要に応じてDBCC CHECKDBコマンドを実行して一貫性をチェックします。
完全バックアップからの復元手順は以下の通りです。
- SSMS を開きます。
- 復元するデータベースインスタンスに接続します。
- 新しいクエリウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
「RESTORE DATABASE <データベース名> FROM DISK = ‘<バックアップファイルパス>’ WITH RECOVERY;」
差分バックアップからの復元手順は以下の通りです。
- 完全バックアップを復元します(上記の手順を参照)。
- 新しいクエリウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
「RESTORE DATABASE <データベース名> FROM DISK = ‘<差分バックアップファイルパス>’ WITH RECOVERY;」
トランザクションログのバックアップからの復元手順は以下の通りです。
- 完全バックアップを復元します(上記の手順を参照)。
- 必要に応じて差分バックアップを復元します(上記の手順を参照)。
- 新しいクエリウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
「RESTORE LOG <データベース名> FROM DISK = ‘<トランザクションログバックアップファイルパス>’ WITH RECOVERY;」
SQL Serverデータベースのバックアップ、修復、復元を適切に行うことで、データの安全性を確保することができます。しかし、これらの手順を通じてデータベースが完全に復元できない場合、複雑な問題や深刻なデータ損失が発生している恐れがあるため、データ復旧専門家に相談することを検討しましょう。
データベース上のデータ復元が必要な場合は、データ復元の専門業者に相談する
「自力での対応に不安がある」「最も適切な手段でデータを取り出したい」「バックアップが破損している」という方は、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。
「データ復旧は一発勝負」とも言われるので、「HDDの物理障害が疑われる」「最も安全にデータを復旧したい」という場合は、極力手を加えずに、実績と技術力の高いデータ復旧の専門業者に早めに相談するようにしましょう。
データ復旧業者ではエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。またプロが対応するため、復元ソフト・修復ツールでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
技術力が乏しい業者や、専門設備がない業者に依頼すると、不適切な作業が行われ、二度とデータが取り出せなくなる恐れがあります。業者選定は慎重に行いましょう。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。
RAID累計ご相談数13,263件
他社復旧不可のサーバーの復旧実績多数!
実は「別業者が対応できなかった機器が当社でデータ復旧(復元)できた」という実績も多くございます。サーバーのデータ復旧(復元)の成功を左右するのが正しい初期診断です。初期診断では、機器の状態をエンジニアが確認し、原因を突き止めます。この時の診断が間違っていると対処法を誤り、データを正確に取り出せなくなってしまいます。
初期診断により異常箇所を特定し、ファイルシステムの解析やデータ構成の再築など論理障害や、NAS・サーバー内蔵HDD(ハードディスク)の物理的な障害を復旧していきます。
当社では異常が発生した原因を特定するために専用ツールを使用し、データ領域を16進数に変換して一つ一つ整合性をチェックします。
また、RAID構成が組まれているサーバーの場合、RAID構成の分析や再構築も行わなければいけません。当社の論理専門トップエンジニアがこうした解析・分析・修復の工程を何度も繰り返し安全なデータ復旧(復元)を実現させているのです。
HDD(ハードディスク)の表面に傷がついてしまう症状をスクラッチといいます。多くの復旧業者が対応できない状態であっても、当社の物理専門トップエンジニアの技術をもってすれば他社復旧不可のスクラッチ障害にも対応することが可能です。
当社にはNAS・サーバー復旧(復元)の専門エンジニアが在籍しており、より多くのお客様のデータ復旧(復元)を実現するために日々研究を重ねております。
無料サービスで安心安全データ復旧
専門アドバイザーへの電話相談が無料
どうしたらいいのかわからないといった方も、まずはお気軽にご相談ください。
初期診断・見積もりが無料
NAS・サーバーの破損箇所を特定し、復旧の可能性を明確にするために当社のトップエンジニアが初期診断を行います。正しい判断をしないと誤った方法で復旧(復元)作業を行ってしまうためデータを正しく取り出すことができません。
診断結果から割り出された復旧確率やNAS・サーバーの破損具合に合わせたお見積書を無料でご提供させていただいております。
出張サービスが無料(法人様限定)
厳重なセキュリティで管理されており規則上、持ち出しが出来ないサーバーや、物理的に持ち出しが難しい大型サーバやNASをお持ちの法人様については弊社エンジニアが お客様ご指定の場所まで伺い、診断から復旧作業まで行います。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
NAS/サーバー 復元対応メーカー表
- Buffalo
- I-O Data
- DELL
- hp
- IBM
- NEC
- FUJITSU
- Logitec
- QNAP
- HITACHI
- Lacie
- TOSHIBA
- Western Digital
- Seagate
- Apple
- corega
- Sony
- NETGEAR
- COMPAQ
- Epson Direct
- SAMSUNG
- CENTURY
- Thecus
- PROMISE
- ASUS
- Lenovo
- センチュリー
- Acer
- Epson
- CineRAID (シネレイド)
- D-RINK
- DATA TALE
- プリンストン
- asi
- G-Technology
- iomega
※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
※その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
復旧をご依頼のお客様から喜びの声が続々と到着!
他社で復旧不可と判定されたものの、ほとんどのファイルが復旧できた!
2023.09.22
USBメモリをご依頼
他社で復旧不可と判定され、もうデータが戻って来るのは諦めていたところ、ほとんどのファイルが復旧でき、大変助かりました。
ラボ(研究室)も案内して頂き、どういった手順で進めていくのかの説明も丁寧にして頂けました。
欲しかったデータは全て復旧されました
2023.11.09
デスクトップパソコンをご依頼
この度は大変お世話になりました。
他社でHDDの損傷が激しく復旧は無理と断られたため藁にもすがる思いで御社にお願いをしましたが、欲しかったデータは全て復旧されました。
代金はそれなりにかかりましたが、金銭には変え難い大切なデータだったので大変感謝しています。
諦めていたデーターの復旧へ安心して依頼することができました
2023.11.09
USBメモリをご依頼
復旧に至るまでの過程(状況・見積などなど)で、受付から各御担当さんがしっかり連携され都度都度丁寧にご説明を頂けたことで、理解でき諦めていたデーターの復旧へ安心して依頼することができました。
絶望していたデータが完全復旧して、ありがたい限り
2023.11.08
SSDをご依頼
絶望していたデータが完全復旧して、ありがたい限りです。復旧のスピードも速くてうれしかったです。お世話になりました。
要望通りの復旧結果で大変満足です
2023.11.08
レコーダーをご依頼
要望通りの復旧結果で大変満足です。途中の経過報告も迅速でとても良かったです。
完璧な対応をいただき大変感謝してます
2023.11.08
USBメモリをご依頼
今回は当方の急なお願いに対して、完璧な対応をいただき大変感謝してます。
もう一つ感心したのは、ご相談の一報入れた電話でのご対応、事務所でのご対応、途中のご対応と結果、ご対応いただいた各社員皆様がお若いのにとても高レベルのご対応していただいたことへ、とても感心と感謝しております。
電話やメールでも丁寧にご対応頂き、不安が軽くなりました
2023.10.25
外付けHDDをご依頼
本当に助かりました。電話やメールでも丁寧にご対応頂き、不安が軽くなりました。ありがとうございました。もしも、のことがあれば、他の方にも紹介したいと思います。
復旧していただき感謝しております
2023.10.12
外付けHDDをご依頼
最初にメールでご連絡した時間よりも先に一度お電話いただけて助かりました。大切なデータだったので、もっと早い時間に予約しておけばよかったな…、と思い何度も電話連絡に切り替えようと迷っていたので、とてもありがたかったです。
また電話応対いただいた方々も、説明内容が丁寧、かつ話し方も大変聞き取りやすく安心できました。こちらの事情で手続き内容を変更させていただいた時も、快く対応してくださり感謝しております。
かなりの容量のデータを完全な状態で復旧していただき感謝しております。また困ったことがあった際にはこちらにお願いしたいと思います。
誠意を持って復旧していただき、技術力は確かだと感じました
2023.09.27
外付けHDDをご依頼
今回を含めて二度、貴社のHDD復旧サービスを利用いたしました。
いずれもプライベート使用のHDDでした。
前回、本当に何とか治して欲しいと思って銀座のオフィスに持ち込みました。
誠意を持って復旧していただき、技術力は確かだと感じました。
ネットでは色々言われているようですが、
今回も、前回の体験を信じて、六本木に持ち込みました。
はたして、満足の復旧結果でした。
私が貴社に復旧を託したことが、微力ながら貴社の技術力の蓄積に役立つのであれば、これほど嬉しいことはありません。
迅速なご対応で感激しております
2023.05.30
SDカードをご依頼
カメラで撮影したデータの復旧をお願いしました。迅速なご対応で感激しております。お値段が想像をはるかに超える物でしたが、記念の写真でしたので復旧出来て良かったと思いました。結果的に写真が見られるようになって私以外の人も喜んでくれたので、普及をお願いして良かったと思いました。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。