TeraStation(テラステーション)は、Buffalo販売の企業向けNASです。 ERRORランプ・INFOランプ点灯時やリビルドの失敗など、故障時の症状や原因によって対処が変わります。正しい対処を確認し大切なデータを守りましょう。
目次
TeraStationの状態を確認する方法
TeraStationのデータにアクセスできない、あるいはTeraStationが正常に起動しない場合、どこが故障しているか現状を把握するために見るべきポイントがあります。
TeraStationの状態を確認する方法は以下の通りです。
画面に表示されたエラーメッセージを確認する
TeraStationが正常に動作せず、故障したと思われる場合は画面に表示されるエラーメッセージを最初に確認しましょう。
エラーコード |
意味 |
SYSTEM Error E04 Can’t Load Kernel | 正常にデータにアクセスできない状態 |
TFTP MODE E06 Lost Boot Image | ファームウェアが破損している可能性があります |
HD ALL E07 All HD Not Found | HDD/SSDが認識されていません |
RAID Error E13 ARRAYx Error | RAIDアレイにエラーが発生しています |
RAID Arrayx E14 Can’t Mount | RAIアレイの異常によりマウントできない状態です |
HDx Error E16 HDx Not Found | HDD/SSDの障害により認識できません |
HDx Error E22 HDx Can’t Mount | RAIDアレイの異常によりマウントできません |
HDx Error E23 HDx Is Faulty | HDD/SSDがRAIDアレイから外されています |
HDx Broken E30 Replace the DISK | RAIDを構成しているx番のディスクがアレイから外されています |
EMERGENCY MODE NO ARRAY INFO | ファームウェアが破損して正常に起動できません |
TeraStation・LinkStationにアクセスできない原因と対処法は下記で詳しく解説しています。
管理画面のエラーコードを確認する
TeraStationが故障すると、管理画面上に「E〇〇」といったエラーコードとメッセージが表示されることがあります。エラーコードの意味を調べることでどこに故障の原因があるか、ある程度把握することが可能です。
以下は管理画面に表示されるエラーコードの一覧です。
エラーコード | 意味 |
E00 | システムが応答していません |
E01・E02・E03 | TeraStation内部の部品が正常に動作していない |
E04 | ファームウェアが破損しています |
E05 | システムが操作を受け付けず、停止しています |
E06 | ファームウェアが破損しています |
E07 | HDD/SSDが認識されていない |
E10 | 無停電電源装置で動作中です |
E11 | ファンの回転数が異常です |
E12 | TeraStationの温度が異常です |
E13 | RAIDアレイにエラーが発生しています |
E14・E22 | RAIDアレイの異常によりマウントできません |
E15 | HDD/SSDに不良セクタ(データが読み書きできない記憶領域)が多数発生しています |
E16 | HDD/SSDに障害が発生して見つからない |
E17・E18・E19・E20・E21 | TeraStation内部の基板が損傷しています |
E23・E30 | HDD/SSDがRAIDアレイから外されている |
E26 | レプリケーションサーバーにエラーが発生 |
E27 | バックアップ先の機器が見つかりません |
E41 | TeraStationのメモリ「NVRAM」が故障しています |
EM | TeraStation内蔵HDD/SSD、ファームウェアなどが故障している |
TeraStationのランプの点滅具合を確認する
エラーコードとエラーメッセージ以外には、TeraStationの画面付近にあるINFOランプとERRORランプの点滅具合を確認することで、故障状態を判断することができます。
INFOランプは、障害にかかわらず何らかの通知がある場合点灯し、 ERRORランプは、障害が発生している場合点灯します。(下記は、TS3020シリーズ・TS3010シリーズ)
ERRORランプ
コード | 原因と対処 |
E01・E02・E03 | 内部システムのICチップに異常が発生
HDD/SSDの復旧や交換が必要 |
E04・E06 | ファームウェアが破損 ※E06の場合、物理的に破損障害悪化を防ぐため直ちに電源を切り、HDD/SSDの復旧や交換が必要 |
E07 | HDD/SSDが認識・マウントできない
HDD/SSDの復旧や交換が必要 |
E13・E14 | アクセス・マウントできない状態
該当しているRAIDアレイを交換 |
E15 | HDD/SSDが故障
該当するHDD/SSDの復旧や交換 |
コード | 原因と対処 |
E16 | HDD/SSDが検出されない
HDD/SSDが接続されていない |
E22 | マウントに失敗(HDD/SSDに異常が発生)
HDD/SSDをフォーマットする |
E23 | RAIDアレイから外されている状態(RAIDアレイに異常が発生)
該当するHDD/SSDの復旧や交換 |
EM | ファームウェアが破損
ファームウェアのアップデート |
INFOランプ
コード | 原因と対処 |
I10 | システムの温度上昇により保証値を超える可能性
NASを涼しいところに移動 |
I11 | HDD/SSDに不良セクタ異常が発生
HDD/SSDの交換・復旧が必要 |
I20 I21 | HDDをフォーマット・チェック中
そのまま待機 |
I26 | NASの設定を初期化
そのまま待機 |
I37 | 設定の初期化
そのまま待機 |
ステータスランプやエラーメッセージは発生した障害の指標となりますが、実際に発生している障害が異なるケースや複数の障害が併発しているケースも実際には多いです。
専門家が調査しなければわからない障害もあるため、安易に判断しないように注意しましょう。
故障原因が明らかでない場合や、エラ―の内容がファームウェアの破損、HDD/SSDの故障など個人で対処が困難なものであれば、無暗に再起動などを試さず、データが不要であればメーカー、データ保全が必要であればデータ復旧業者に相談しましょう。
TeraStationの故障事例
TeraStationによくある故障事例をご紹介します。安全にデータを復旧するためには正確に故障時の症状と原因を把握することが重要です。
TeraStationの代表的な故障事例は以下の通りです。
TeraStationが起動しない
TeraStationが起動しない場合、電源コードやアダプタなどの周辺機器が故障しているか、TeraStationの部品が故障している可能があります。
一度ケーブルの状態と接続を確認し、断線や接続ミスがないか調べてみましょう。
ケーブルなどを交換しても起動しない場合は、TeraStation本体が異常に過熱していないか調べましょう。過熱している場合は、周辺機器を外して電源を落とし、機器が冷却されるまで30分以上放置します。
それでも解決しない場合は、電源ユニットか内蔵のHDD/SSDが破損している状態です。
TeraStationサーバーのデータの必要性に応じて専門家に相談して修理・復旧してもらいましょう。
TeraStationが共有フォルダにアクセスできない
TeraStationの共有フォルダにアクセスできない場合、初めにネットワーク接続やアクセス権限・ファイアウォールなどのセキュリティが正しく設定されているか調査しましょう。
設定変更に関しては製品マニュアルなどを確認しましょう。
TeraStationの共有フォルダにアクセスできない場合の対処法については以下の記事で詳細に解説しています。
TeraStationのデータが削除/フォーマットされた
TeraStationのデータが削除・フォーマットされた場合、自分で削除したか、機器の障害が原因で認識できなくなっているかによって対応が変わります。
自分で削除した場合、TeraStationのごみ箱機能やバックアップ、データ復旧ソフトなどを使用することでデータを元に戻せる可能性があります。
ただし、自身でデータを削除した覚えがない場合はデータの破損が深刻か、HDD/SSDが物理的に破損してデータにアクセスできない状態になっている可能性が高いです。
削除・フォーマットなどによるデータ破損の場合は「論理障害」と呼ばれ、データ削除などであれば、TeraStationの機能を使うことで対処できますが、フォーマットの場合や、削除して時間が経過した場合は専門家に相談する必要があります。
ただし、物理的に破損する後者の障害は「物理障害」と呼ばれ、HDD/SSDを交換するか、専門家による復旧作業を必要とします。
いずれの障害でも、データ損失を避けるために、通電やHDD/SSDの交換は控え、信頼できる業者を選択することが重要です。
なお、ほとんどのメーカーや保守業者は重度の障害からのデータ復旧に対応していません。そのため、技術力の高い「データ復旧の専門業者」まで対応を依頼することが大切です。
TeraStationから異音・異臭がする
TeraStationを起動させた際に、内部から「カチカチ」「シャー」といった引っかくような音がする場合、内蔵HDDが物理的に破損している可能性があります。※SSDの場合は音がしないです
このような異音は内蔵HDDが物理的な衝撃や経年劣化によって部品が摩耗し、読み書き用ヘッドがディスクに接触した時に発生します。異音がが長く続くと、内蔵HDDのデータを保存している部品にスクラッチと呼ばれる傷がつき、データを読み書きすることが極めて困難な状態となります。更に状態が悪化すると焦げたような異臭がすることもあります。
基本的にメーカーでは修理できず、国内の一部のデータ復旧業者でしか対応できません。
これは物理的に破損しているHDDの復旧作業は、データ削除の時とは全く異なり、クリーンルームと呼ばれる手術室に相当する清潔な空間と、復旧用のツール、そして復旧技術が必要になるためです。
データ復旧を専門としているデジタルデータリカバリーでは異音・傷がついているHDDの復旧実績があり、他社やメーカーで復旧不可と診断された機器を7,000件以上復旧に成功させています。
業務上重要なデータであったり、思い出のデータが保存されている場合は、デジタルデータリカバリーまでご相談ください。
TeraStation復旧時にやってはいけないこと
TeraStationが故障したと思った場合、簡単な症状であれば、個人で解決することも可能です。しかしTeraStationでRAIDが組まれていると、自力で対処することで保存データにアクセスできなくなったり、サーバーが正常に起動できなくなるといった事態に陥ることもあります。
そこで、TeraStationを復旧する際にやってはいけないことを7つ紹介します
再起動や通電を繰り返さない
電源の再起動はTeraStation内のHDD/SSDに大きな負荷がかかります。もし障害が発生しているHDD/SSDに負荷が加わると、故障の症状を悪化させたり、別の障害を併発する可能性が高まります。
また通電を続けた場合も同様に負荷がかかります。加えてデータの上書きが進行するため、削除、認識できないデータがある場合はすぐに通電を中止しましょう。
軽度の障害がより悪化するのを防ぐためにも、TeraStationサーバーの電源が入らない・起動しない際に再起動の繰り返しや通電は控えましょう。
リビルド(再構築)しない
安易にRAIDの再構築(リビルド)を行うと、失敗してしまう危険性があります。
RAIDを構成している複数台のHDD/SSDは、同時期に購入・生産されていることが多く、1台に障害が発生すると、リビルド中に他のディスクも寿命を迎え、同時期に障害が発生するケースが多くあるためです。
またリビルド中に他のHDD/SSDが故障したり、停電などによってリビルドに失敗する場合もあります。
HDD/SSDの入れ替え、交換はしない
HDD/SSDの取り出しはデータ破損に繋がります
サーバーやNAS故障時、1台のHDD/SSDだけでなく他のドライブにも異常があった場合、HDD/SSDを交換してもデータが元に戻るどころか、最悪の場合取り出せなくなってしまいます。
また、RAID構成を組んでいるのであれば、HDD/SSDを取り出して単体でPCに繋ぐ行為は絶対に行ってはいけません。情報が上書きされ、データ復旧の難易度があがってしまうためです。
内蔵HDD/SSDを直接パソコンに接続しない
TeraStationの内蔵HDD/SSDを取り外して直接パソコンに接続してデータを抽出するのは、内部のデータが破損、上書きされる恐れがあるため、おすすめできません。
TeraStationでは複数のHDD/SSDを用いて1つのドライブとして扱っています。この技術をRAIDと呼び、パソコンとファイル形式やシステムが異なります。
そのため、TeraStationの内蔵HDD/SSDを直接パソコンに接続しても、そのままではデータの閲覧ができません。
最悪の場合は、ファイル形式などを変換する過程でデータが破損・上書きされてしまうおそれがあるため、内蔵HDD/SSDを直接パソコンにつなぐことは控えましょう。
ファームウェアのアップデートを行わない
ファームウェアとは電子機器に組み込まれたハードウェアを動かすためのソフトウェアです。古いファームウェアを使用するとシステムのバグや不具合によって、本来の性能が引き出せなくなることがあります。
したがって定期的なファームウェアのアップデートは必要ですが、異音や多数のデータの認識不良など明らかに故障している場合はこの限りではありません。
TerastationNASサーバーが障害を負っている状態でファームウェアのアップデートを行うと、アップデートがいつまでも終わらず、初期化を促される場合があります。
障害によってはサーバーを初期化しても状態が改善しないものもあるため、明らかに故障している場合は、ファームウェアのアップデートやサーバーの初期化は行わないでください。
データ復元ソフトは使用しない
データ復元ソフトで復元できるものは限られます。
データ復元ソフトはTeraStationに限らずNASの復元では推奨されていません。
データ復元ソフトで対処できるのは、軽度の論理障害のみに限られており、正確な機器の障害を判断できない状態で試すにはリスクが高すぎるためです。
安易にデータ復元ソフトを使用してしまうと、物理的にHDD/SSDに高負荷がかかり状態を悪化させる危険性があります。 TeraStation内に保存しているデータを安全に取り出すためには、データ復元ソフトの使用は避けるのが賢明でしょう。
自力で復旧作業を行わない
TeraStationをはじめとするサーバーの復旧作業には高度な専門知識が必要です。サーバーの状態によっては復旧用の専門ツールも必要になってくるため、自力で復旧作業を行ってしまうと、逆にサーバーの状態を悪化させてしまいます。
サーバーの障害の内容や程度がわからない状態で、再起動の繰り返しやHDD/SSDの取り出しを行ってしまうと、RAID崩壊やHDD/SSDの物理障害の悪化により、本体のデータの消失やサーバーが正常に起動できなくなるといった事態に陥ります。
TeraStationのデータが認識しない、故障を示すランプが点灯したといった状態からTeraStationを復旧したい場合は、必ず専門家に相談し、専門のエンジニアに復旧作業を行ってもらいましょう。
TeraStationのデータ復旧・復元方法
正常に動作しないTeraStationを個人でデータ復旧作業をすることはデータ消失のリスクを伴います。下記に紹介する方法を1通り試しても解決しない場合は信頼できるデータ復旧専門業者に依頼しましょう。
電源の接続を確認する
TeraStationの電源が入らない・アクセスができない際は、電源ケーブルや周辺機器の確認を行いましょう。
電源ケーブルや周辺機器が正しく接続されておらず、電力供給が行われていない場合が多くあります。
またケーブルが劣化していた場合は、新品と交換してから再接続を行いましょう。
再起動を1度試す
TeraStationの電源はつくものの、保存データにアクセスができない時には、電源の接続を確認してから再起動を1度だけ試してみましょう。
ERRORランプの点灯やエラーメッセージが表示されていない場合、再起動で正常に動作する可能性があります。
しかし、TeraStationの再起動を行っても正常に動作しない、データにアクセスできない場合は、繰り返し再起動することで、障害やデータの破損が進行するため、データの保全が必要であれば専門家に相談することをおすすめします。
TeraStationのバックアップ機能を使用する
TeraStationにはバックアップ機能が付いており、データの誤削除や軽度のシステムエラーであれば、バックアップデータを復元することで、元のデータが閲覧できるようになります。
TeraStationのバックアップ機能を使用し、削除・フォーマットしたデータをバックアップしましょう。詳しい操作手順は以下のマニュアルを参考にしてください。
TeraStationの機能でデータをバックアップする方法はこちら
データ復旧ソフトを使用する
TeraStationを含め、NASサーバーに対応できるデータ復元ソフトの数は少ないのが現状です。しかし、一部のデータ復元ソフトではNASサーバーの復旧に対応し、誤削除したデータなどの復旧を可能としています。
TeraStationNASサーバー対応のデータ復旧ソフトを使用して、データを復旧する方法は以下の通りです。
- TeraStationNASサーバー対応のデータ復旧ソフトをダウンロードする
- NASサーバーからHDD/SSDを取り外す
- 取り外したHDD/SSDをパソコンに接続する
- 復旧ソフトの指示に従って操作を行う
- TeraStationNASサーバー内のデータが取り出される
サーバー対応のデータ復旧ソフトを使用するにあたり、内蔵HDD/SSDが物理的に破損したサーバーの復旧はできないことに注意が必要です。
復旧できない状態で繰り返し復旧ソフトをかけると、データが破損した状態で上書きされ、元通りに復旧することが困難になってしまいます。
内蔵HDD/SSDを交換する
内蔵HDD/SSDに保存されたデータが不要な場合は、故障した内蔵HDD/SSDを新しいものに取り換えてリビルドを行うことで、TeraStationのRAIDのシステムを復旧することが可能です。
ただしTeraStationをはじめ、サーバーのリビルドは失敗すると、RAID崩壊によって全てのデータが閲覧できなくなるリスクがあります。
サーバー内のシステム障害や、他のHDD/SSDの故障、停電などの外的要因などによって失敗するため、サーバーが故障している状態でのリビルドは極めて高リスクです。
データ復旧業者に相談する
TeraStationに障害が発生した際は、データ復旧業者への相談が最も安全にデータ復旧できる方法です。
専門のツールを使用しないでできる復旧作業には限りがあり、誤った操作による症状悪化や、データ上書きによるデータ削除の危険があります。
一方でデータ復旧業者では初期診断で故障原因を正確に特定し、症状に合わせた的確なデータ復旧作業を行います。その結果故障したサーバーからデータを保全することが可能です。
データ復旧を行う場合は、サーバーの対応実績が多数あるデータ復旧の専門業者に依頼しましょう。一般的にサーバーの復旧作業はパソコンや外付けHDD/SSD以上に難易度が高いため、技術力の低い業者に相談すると復旧できず、次に依頼する際は更に技術力の高い業者に相談する必要に迫られます。
デジタルデータリカバリーでは、長年のノウハウを持つトップエンジニアが多数在籍しており、41万件以上の相談実績を元に、機器別の専門のエンジニアによる無料初期診断を行っております。
法人様の場合は出張診断も可能です。状態によっては、内部のデータの取り出しだけでなく、サーバーの使用環境ごと復旧できる場合もあるため、お気軽にご相談ください。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
TeraStationの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
サーバーは複雑な構成のため、復旧手順が煩雑です。特に重度障害が起きている場合、自力で復旧が成功する保証はほぼありません。NASに保存されているデータは、個人的なデータからビジネス上重要なデータまで多岐にわたり、失われた場合、甚大な被害が出る恐れがあります。
デジタルデータリカバリーではサーバー、RAID構成の機器の累計ご相談数も13,263件以上にのぼり、迅速安全な復旧を可能としています。
初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。ご相談・初期診断・お見積りまでは無料でご案内しています。
Teratationのデータ復旧事例
ここではデジタルデータリカバリーで実際に復旧作業を行った機器の復旧事例をご紹介します。
事例1 『RAID Error E14 Can’t Mount』というエラーが出る
●障害状況
RAID5でHDD4台。合計1TBという大容量で構成していたが、自動バックアップをしている最中にE14というエラーメッセージが出て、データを全く読み込めなくなってしまった。
●お客様からのコメント
今回欲しいデータというのはごく一部のデータでしたが、他社で診断してもらったところ、RAIDでこの症状であれば非常に高額になる旨の回答をもらい、必死になって色々な復旧会社に連絡をしました。御社は問合せの段階で、蓄積された過去データからの目安の金額を教えてくださり、対応もスピーディ。スピードと確実性の両方を重視していましたが、御社ではどちらも満足のいくものでした。
事例2 アクセスランプが全て点灯している
●障害状況
RAID5の構成運用していたBUFFALO・TeraStationですが、突然ディスク4本のうち1つが破損してしまい、パーツの手配をした矢先に、他のハードディスクも故障してしまいました。
使用していたOSはXP、macOS10です。ランプが4つともに点灯しており、再起動を2回しましたが、リビルドや再インストールは何も行いませんでした。
最初、他のデータ復旧業者へ依頼をしましたが、この様な症状は初期診断も出来ない位の重度障害との事でしたので、RAID復旧技術の高い、御社へお願いしました。
●お客様からのコメント
今回欲しいデータというのはごく一部のデータでしたが、他社で診断してもらったところ、RAIDでこの症状であれば非常に高額になる旨の回答をもらい、必死になって色々な復旧会社に連絡をしました。御社は問合せの段階で、蓄積された過去データからの目安の金額を教えてくださり、対応もスピーディ。スピード と確実性の両方を重視していましたが、御社ではどちらも満足のいくものでした。
事例3 停電があり、電源を入れ直してみるとエラーメッセージが表示される
●障害状況
BUFFALO・TeraStationの4本構成のレイドを使用していました。
休日に社内で停電があり、翌日電源を入れたところ『ハードディスクのシステム領域が不正です』というエラーメッセージが表示され、ランプが点灯していました。
それからデータが見れなくなってしまい、再起動を何度も繰り返し行ってみたのですが、まったく中のデータが見れない、という状態でした。多くのデータを保存 し、数多くの社員が使用していたデータだったため、慌てて『データ復旧業者』とGoogleで検索をかけ、ホームページを見ました。問合せをしたところ、 説明も非常に親切だったため、データテクノロジーさんへお願いをしました。
●お客様からのコメント
仕事が止まるという事がこんなに怖いことだとおもいませんでした。パソコンに対して安心しきってしまっていました。今後の対策を考える良いきっかけになりました。ありがとうございました。
速い!確実!安全!なデータ復旧を実現した当社の5つの強み
当社では、データ復旧売上シェア国内トップクラスを誇っています。それは、当社が「スピード・実績・技術力・設備・セキュリティ」という5つの強み強化し続けたからです。ここではその5つの強みについて簡単に紹介したいと思います。
お客様に選ばれる5つの理由
ご相談実績の多さ
デジタルデータリカバリーは、データ復旧業者14年連続国内売上No.1(※1)・累計41万件以上(※2)のご相談実績を誇るデータ復旧サービスです。官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、
日本中のお客様のデータの復旧に対応しております。
また同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、
重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
技術力の高さ
当社では、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、HDD(ハードディスク)、NAS・サーバ、SDカード、USBメモリなど、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。40名以上いるエンジニアに対し、難易度の高いサーバの復旧を得意とするRAID・サーバ緊急対応チーム、物理的な破損による障害を復旧する物理復旧チーム、プログラム・ファイル破損などを専門とする論理復旧チーム、NANDフラッシュメモリ等の復旧を担当するメモリチームといった形で専門分野によって復旧技術チームを分け、復旧率アップに取り組んでいます。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
専門の復旧設備は300以上
当社の復旧設備は業界トップクラスであり、国内のデータ復旧会社ではトップクラスです。
「設備があいていないため、復旧作業にとりかかることができない」ということはありません。
当社では作業において事欠かないように、300を超える復旧設備を国内外から取り揃えており、幅広い機器や障害に対応可能です。また、キャパシティは、パソコンだと1日150台、RAID・サーバ機器でも1日で50台を復旧することが可能です。
セキュリティの高さ
当社ではお客様に対する社外的体制だけでなく、お客様の対応をさせて頂くスタッフや技術者の教育体制、セキュリティ管理体制や各業界との連携なども整えております。たとえば当社は、ISO27001をはじめ、第三者機関の厳密な現地調査をすべてクリアしており、この規格を保有している企業は情報に対する品質が世界標準レベルであるという証明になります。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
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どれくらい壊れている?
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復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
対応メーカー例
NAS/サーバー 復元対応メーカー表
- Buffalo
- I-O Data
- DELL
- hp
- IBM
- NEC
- FUJITSU
- Logitec
- QNAP
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- Lacie
- TOSHIBA
- Western Digital
- Seagate
- Apple
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- Sony
- NETGEAR
- COMPAQ
- Epson Direct
- SAMSUNG
- CENTURY
- Thecus
- PROMISE
- ASUS
- Lenovo
- センチュリー
- Acer
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- CineRAID (シネレイド)
- D-RINK
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- プリンストン
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- G-Technology
- iomega
※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
※その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
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