Acerは世界的なシェアを持つ台湾のパソコンメーカーです。低価格で高性能なノートパソコンは国内でも愛用する方は少なくありません。
それでも「電源がつかない」「電源がすぐ切れる」「画面が青いまま」「メーカーロゴから先に進まない」といったトラブルが突然発生することがあります。
この記事では、Acerノートパソコンが起動しない原因、立ち上げの方法を紹介します。適切に対処して、元どおりノートパソコンを使えるようにしましょう。
パソコンが起動しない場合の全般的な原因と対処法を解説した記事はこちら
目次
Acerノートパソコンが起動しない理由
Acerノートパソコンが起動しない理由は以下の通りです。
周辺機器の不具合や干渉
- パソコンが起動しない
- windowsなどOSのロゴが表示されない
この場合、周辺機器が干渉している可能性があります。一度、接続機器を取り外しましょう。問題が解消されることがあります。
静電気や熱暴走
パソコンの冷却ファンにホコリが蓄積していると、静電気が発生したり、パソコンが熱を持ち起動しなくなることがあります。
そもそもパソコンに使われている半導体は、静電気や熱に弱く、長時間の使用や大量のデータの扱いによって熱暴走を起こすことがあります。この際「起動しない」「電源が落ちる」「保存されたデータが消える」などのトラブルが発生することがあります。
液晶ディスプレイ・グラフィックボードの故障
電源ランプはつくものの、パソコンの画面がつかない、あるいはエラーメッセージが表示される場合、ディスプレイやグラフィックボードが破損している恐れがあります。
ACアダプタやケーブルの劣化・接続不良
ACアダプタは約6年、ケーブルは約8年ほど使えますが、それを過ぎると、経年劣化によって十分な電力がパソコンに供給されないことがあります。
古いケーブルの使用によって機器の故障や火災のおそれがありますので、異変がある場合、ACアダプタやケーブルをすぐに買い替えましょう。
電源ユニットの故障
電源ユニットとは、パソコンに電源を供給するパーツです。
この部分が故障すると、パソコンの起動、シャットダウンなど基本的な動作に影響が及びます。パソコンの電源が入らない、すぐに電源が落ちる症状が発生した場合、電源ユニットが劣化している可能性があります。
プログラムのバージョンが古い
Acerのパソコンは、プログラムのバージョンが「10.0.0057」以下だと正常に起動できなくなる場合があります。この場合、プログラムのバージョンを更新することで正常に起動できるようになる可能性があります。
Windows updateによる起動エラー
windowsの更新(windows updata)が正常に行われていない場合、起動トラブルが起こることがあります。
この場合、Windows updateそのものにバグがある可能性があるため、Microsoftサポートで対応方法を確認し、再アップデートすることで解決することがあります。
BIOSが破損している
BIOSは、Basic Input/Output Systemの略で、パソコンの起動時にハードウェアの動作状態をチェックし、OSを起動するのを可能にする役割を担っています。
しかし、BIOSが破損するとパソコンは起動しません。この場合、マザーボード上のCMOS電池を交換するなどし、BIOSを初期化することで、起動にまつわるトラブルを解消できる場合があります。
以下の記事では、パソコンが起動できない場合の基本的な対処法を紹介しています。ぜひ確認してみてください。
パソコンが起動しない・立ち上がらない場合の対処法についてはこちら
内蔵HDD/SSDの故障
PCの内部には、データを記録するHDDやSSDがあります。しかし、ここに障害が発生すると、PCは正常に起動ができなくなります。
HDDやSSDに発生する障害は、大きく「論理障害」と「物理障害」の2つがあります。
論理障害
論理障害とはシステム内のデータなどが破損することで発生する障害です。
これらは以下のような状況で発生します。
- データの読み書き中に強制終了を何度も繰り返した
- 使用中に停電が発生し、パソコンの電源が落ちた
- コンピューターウイルスに感染した
- 誤操作でデータを消してしまった
論理症状の主な症状は以下の通りです。
- 青い画面が表示される
- 画面にエラーメッセージが表示される
- パソコンがフリーズする
- パソコンの動作が重くなる
- データを認識しない
論理障害はWindowsに内蔵された修復ツールを用いることで対応できる場合があります。しかし、後述の物理障害や対処の仕方を誤ると、データを取り出せません。
個人で対処を続けると、状態が悪化し、データを完全に失う可能性があります。原因がわからない、一人で対処が難しい場合は、むやみに操作せず、以下の記事を参考にデータを復旧するようにしましょう。
物理障害
物理障害は落下、水没、経年劣化により、データを保存する記憶メディアが物理的に損傷した状態です。
物理障害の症状は次の通りです。
- 「カチカチ」「カタカタ」といった異音
- 焦げたような異臭
- データを認識しない
- 画面にエラーメッセージが表示される
中には判別しやすいものもありますが、一部の症状は論理障害とも重複しており、判別しにくいことがあります。
物理障害を個人で対処しようとすると、データ記録面に傷が付く恐れが高い上、むやみに通電すると破損したパーツに負荷がかかりやすく、機器・データともに完全に破損する恐れがあります。
物理障害からのデータ復旧には、専門ツールや設備、専門知識が必要になるため、安全にデータ復旧を行いたい方は、技術力の高いデータ復旧業者まで依頼しましょう。
技術力の高い業者であれば、修復ソフトでは対応できない物理障害でも、データ復旧が可能です。また、サポート体制が整っている業者であれば、土日祝の問い合わせにも対応しているため、緊急時である場合も相談することができます。
物理障害があるストレージ(HDD/SSD)を自力で修復するのは難しい
物理障害を起こしたストレージ(HDD/SSD)を修復するには、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備や、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた解析技術が必要となります。
特にHDDでは、ナノ単位で動作する精密機器で、わずかなチリが付着するだけで読み書きが不可能になるため、開封・部品交換するためのクリーンルームなどが必要です。
物理障害が発生した記憶メディアで「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスに相談することをおすすめします。
ただし、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」とあわせて、24時間365日相談を受け付けています。
Acerノートパソコンを正常に起動させる簡単な方法
Acerノートパソコンを正常に起動させる方法は多くあります。
ここではPC知識がなくてもできる簡単な方法を紹介します。
電源ケーブルを差し直す
- 「電源ケーブルの差し込みが甘い」
- 「ケーブルがコンセントにつながれていない」
このような場合、バッテリーの充電がなく、電源ケーブルがつながれていない可能性があります。コンセントにつなげて待つと復旧する可能性がありますので、一度配線を見直しましょう。
メモリを差し直す
メモリは処理されたデータを、一時的に保存するパーツです。メモリの一部が破損すると、パソコンは正常に起動または機能できなくなります。
たとえば、パソコンの内部のホコリによる接触不良、メモリの挿入の向きを誤ったときにパソコンが正常に起動できなくなります。
このような場合、ドライバーでふたを開け、正しい向きでメモリを差し直しましょう。ただ、一体型パソコンなどは、分解作業をおこなうこと自体、困難なことが多くあります。
パソコンが起動しない場合、データの必要性に合わせ、適切な専門業者に相談しましょう。
パソコンや周辺機器の電池を交換する
ノートパソコンの電源ランプがつかない場合、本体の底のバッテリーを交換・修理することで改善することがあります。この際、規格通りのバッテリーや電池を正しい向きで入れ、作業後はカチッという音がするまで蓋をしめましょう。
ただし、バッテリーを入れても電源ランプがつかない場合、保証期間内か確認し、メーカー・修理業者に修理を依頼しましょう。
外部機器やディスクを取り外す
パソコンが正しく起動しない場合は、外付け機器やディスクをすべて取り外してください。起動時に干渉している恐れがあります。
それでもうまくいかない場合は、BIOSをリセットしてデフォルトの設定に戻しましょう。
モニターを付け替える
液晶画面が損傷している場合は、パソコンを起動しても画面は表示されません。保証期間内であればメーカー、あるいは修理業者に依頼して交換してもらいましょう。
放熱する
大容量データの取り扱いや長時間使用によって、HDD/SSD・CPU・電源バッテリーに負荷がかかり、熱暴走が始まります。これを放置すると、画面のフリーズや起動しないだけでなく、データが消失する危険が発生します。
パソコンが異常に熱くなった場合、不要なアプリを終了し、30分~1時間ほどパソコンに触れず、熱を冷ますようにしてみましょう。
放電を行う
ノートパソコンに静電気がたまると、誤作動や起動のトラブルを起こすことがあります。周辺機器をすべて外し、電源ケーブルを本体から抜いて、10分以上放置しましょう。その後電源ケーブルをつなぎ、再起動できるか確認しましょう。
パソコン内部を掃除する
ノートパソコンの内部にホコリが溜まると、熱暴走や静電気、メモリの接触不良といったトラブルの原因となります。エアーダスターや綿棒を使用して内部のホコリをとり、通気性をよくしましょう。
ただし、誤って水やスプレーを内部の部品に使用すると、HDD/SSDを読み込めない、データが消えるなどの症状が発生します。
内部のデータが消失するなどのトラブルが発生した場合、技術力のあるデータ復旧業者に依頼することで、安全にデータを復旧することが可能です。
Acerノートパソコンを自力で復旧する方法
Acerノートパソコンを正常に起動させる方法のうち、軽微なシステムエラー(論理障害)なら自力で直すことができるものもあります。
Acerノートパソコンを自力で復旧する方法は次の通りです。
BIOSを初期化する
BIOSが破損してしまった場合、パソコンは一切起動しません。
この場合、BIOSを初期化をすることにより、元どおり起動できる場合があります。なお、初期化を行う場合は、マザーボード上のCMOS電池を交換することで初期化が可能です。
BIOSの設定を見直す
BIOSは通常、Windows から起動するように設定されていますが、何らかの原因で起動の優先順位が入れ替わると、 メーカーロゴから先に進まなくなることがあります。まずは、BIOSから起動順位の設定を見直しましょう。
- 「F2」キーでBIOSの設定画面を開く
- 「Boot Menu」もしくは「Change Boot Order」を選択
- 起動順位を確認する
エラー処理の終了を待つ
画面に「ファイルを検査しています」や「CHKDSK is verifying」といった文字が表示され続け、エラー処理を行っている場合は、処理が終わるまで待ちましょう。1時間以上かかる場合もありますが、パソコン内のトラブルを自己修復をしている状態です。
途中で処理が中断されると最初からやり直しになりますので、充電切れや強制終了にきを付けましょう。
ただし、何時間たっても通常通り起動しない場合は故障している可能性が高いため、メーカー・修理業者に依頼しましょう。
ウイルス対策ソフトでスキャンする
ウイルス対策ソフトでスキャンを実行すると、ウイルスに感染していた場合、ソフトによってはウイルスを駆除してくれます。
しかし市販のウイルス対策ソフトだと、セーフモードで起動できないこともありますがパソコンに標準搭載された「Windows Defender」はセーフモードでもスキャンが可能です。
詳細オプションから「システムの復元」を実行する
ノートパソコンが起動しない場合、詳細オプションから「システムの復元」を選択することで、トラブルが起こる前の状態に戻すことが出来ます(システムの復元は事前に設定しておく必要があります)。
ただし、削除データは、システムの復元を実行しても復元できません。またシステムの復元を実行すると、システムが不安定になることがあります。
安全にデータ復旧を行いたい方は別の方法を試すか、技術力のあるデータ復旧業者に依頼して復旧しましょう。
PCをリフレッシュする
リフレッシュとは、ファイルや設定を保持したうえで、OSの再インストールを行う方法です。システムが破損している場合、リフレッシュすることで修復できる場合があります。
- スタートメニューをクリックする
- 「更新とセキュリティ」をクリックし、次に「回復 」をクリックする
- 「このPCを初期状態に戻す」が表示されたら「開始する」をクリックする
ただし、リフレッシュを行うと、インストールしたアプリや、ドライバのデータは削除される恐れがあるので、それぞれ再インストールを行う必要があります。
「スタートアップ修復」を実行する
スタートアップ修復とは、パソコンの起動トラブルを解決する機能です。
Windowsの起動に失敗した直後、スタートアップ修復は全自動で行われますが、詳細オプションから再び行うことも可能です。
- 「スタート」をクリックする
- 電源ボタンアイコンをクリックする
- Windows セットアップ画面が表示されたら、言語とその他の設定を選択し、「次へ」 をクリック
- 画面の左下隅にある 「コンピュータを修復する」 リンクをクリックする
- 「トラブルシューティング」オプションを選択し、「詳細オプション」をクリックする。
- 「スタートアップ修復」を選択し、スキャンを開始する
- 修復が完了したらパソコンを再起動する
ただしスタートアップ修復は、起動に関係するシステムトラブルのみに対応します。
起動とは関係のない論理障害、物理障害では対応できません。そもそも、物理障害が異常の原因の場合は、修復や再起動を繰り返すと状態が悪化する恐れがあります。
スタートアップ修復を実行してもパソコンが起動しない場合は、データの要不要に合わせて、メーカー・修理業者かデータ復旧業者に依頼しましょう。
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セーフモードで起動する方法
セーフモードとは、OSの機能を限定し、必要最小限のシステム環境でパソコンを起動する機能です。
セーフモードは、Windowsが正常に起動できなかったときに表示される「スタートアップ修復」の失敗画面から起動することが可能です。軽度の論理障害(データやシステムの破損)であれば、セーフモードで問題を回避して起動することが可能です。
- Windows ロゴキーを押しながら、I キーを押して 「設定」 を表示
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 左の一覧から「回復」を選択し、右側の「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動」をクリック
- 「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」をクリック
- 「トラブルシューティング」が開かれたら「詳細オプション」をクリック
- 「詳細オプション」から「スタートアップ設定」を選択
- スタートアップ設定が表示されたら「再起動」をクリック
- 数字キーの「4」または「F4」キーを押して、「セーフモードを有効にする」を選択
- パソコンが再起動され、デスクトップ上に「セーフモード」」と表示されます
セーフモードでも起動できない場合、重度の論理障害、あるいは物理障害が起きていると考えられます。
このような場合、個人では対応できない上、セーフモードの起動を繰り返すと、パソコンが壊れてしまう恐れもあります。
F1を押して指示に従って起動させる
- 「Press F1 to Resume」
- 「Strike the F1 Key to continue」
- 「Press F1 to Run SETUP」
このような文章が画面に表示されている場合、「F1」キーを押すことで起動できます。
ソフトウェアをバージョンアップして復旧する方法
Acerのパソコンが起動しない理由に古いOSを利用している場合、ドライバやOSを更新することで、起動させることができることがあります。
バージョンアップして復旧する方法は次の通りです。
デバイスドライバを更新する
デバイスドライバとは、パソコンに接続された周辺機器を制御するソフトウェアです。
古いデバイスドライバのままだと、「インターネット接続ができなくなる」、「ブルースクリーンになる」など、使い勝手が悪くなるため、デバイスドライバは適宜更新しましょう。
- タスク バーの検索ボックスに「デバイス マネージャー」と入力し、デバイス マネージャーを選択。
- カテゴリを選択してデバイスの名前を表示し、更新するデバイスをクリック。
- 「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します」 を選択。
- 「ドライバーの更新」 を選択。
ソフトウェアのアンインストールとOSのアップデート
インストールしたソフトにバグなどの問題がある場合、画面が青くなることがあります。この時、更新プログラムをアンインストールし、新しいバージョンをインストールすることで問題が解決することがあります。
- スタートボタンを右クリックして「アプリと機能」をクリック
- 削除したいアプリをクリックすると「アンインストール」と表示されるので「アンインストール」ボタンをクリックするとアンインストールされる
- Windowsの「スタート」をクリックし、「設定をクリック」
- 設定画面から「更新とセキュリティ」を選択する
- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、「今すぐインストール」をクリックするとインストールが始まる
- Windows Updateが完了したら、パソコンを再起動する
古いOSのまま放置すると、セキュリティへのリスクが高まります。加えてOSのサポートが終了すると、これ以上のセキュリティの更新や不具合の修正が行われなくなるため、こまめにOSはアップデートしておきましょう。
それでもAcerノートパソコンが立ち上がらない場合の対処法
以上の方法を試してもAcerノートパソコンが起動しない場合、「メーカー・修理業者」か「データ復旧業者」に依頼することで、復旧が可能です。
ただしそれぞれ修理可能な範囲が異なりますので、両者の違いを正しく理解し、適切な業者へ連絡しましょう。
メーカー・修理業者に依頼する
保存されているデータが必要なく、パソコン自体を正常に動くようにしたい場合は修理業者やメーカーに相談してみましょう。
修理業者やメーカーは「機器の修理」もしくは「機器を交換」することで機器自体は使えるようにできます。
しかし、修理においては、ストレージごと交換されることが多く、データが消去されてしまうことがよくあります。データが必要な場合、データ復旧業者に依頼しましょう。
データ復旧業者に依頼する
データ復旧業者であれば、故障の原因を正確に特定し、自力で起動できない機器、とくに物理障害を起こした機器であっても、データを取り出すことが可能です。
ただしHDDのデータ記録面に傷が付く「スクラッチ」ないし「ファームウェアの異常」など重度障害が起きていると対応できる専門業者も限られてしまいます。
信頼できるデータ復旧業者を見分けるには、復旧実績や、専門設備の有無、復旧率など技術力を参考にしたうえで依頼するようにしましょう。
なお、デジタルデータリカバリーでは、専門知識を持つプロフェッショナルが、業界最高水準のデータ復旧技術と設備をもってデータを復旧いたします。機器別の専門エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
パソコンの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまで紹介してきた自力で可能な対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。