「パソコンの画面が真っ暗でカーソルだけが表示される」というトラブルは、多くのユーザーが経験する問題です。この状態では操作が制限されるため、データの保護のためにも迅速な対処が必要です。本記事では、この問題の主な原因と具体的な対処法を詳しく解説します。
目次
画面が真っ暗でカーソルだけが表示される主な原因
この問題はソフトウェアやハードウェアの不具合が原因で発生することが多いです。以下に主な原因をまとめます。
グラフィックドライバーの破損
ディスプレイアダプターのドライバーが破損していると、正しい画面表示が行われず、この問題が発生することがあります。
Windowsシステムファイルの問題
Windowsのシステムファイルが破損している場合、起動プロセスが途中で停止し、画面が真っ暗になることがあります。システムファイルの破損などが原因の場合、無理な操作で状況を悪化させることもあります。大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
Windowsアップデートによるエラー
アップデート中やアップデート後の不具合が原因で、この問題が発生する場合があります。特に不完全なインストールや互換性の問題が関与していることがあります。
周辺機器の不具合
USBデバイスやSDカードなどが誤動作を引き起こし、画面表示が妨げられることがあります。
ハードウェアの故障
HDDやSSD、マザーボード、グラフィックカードなどのハードウェアが故障している場合、この状態になる可能性があります。
物理的損傷の場合、復元は困難です。自力での復元が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善の方法です。専門業者であれば、物理障害や深刻な論理障害に対しても対応できるため、重要なデータを安全に復元できる可能性が高まります。
デジタルデータリカバリーでは、46万件以上(算出期間:2011年1月1日〜)の豊富な相談実績を持ち、物理的な故障や重度のデータトラブルなど、さまざまなケースにおいて正確な初期診断を行い、問題の原因を迅速かつ的確に特定します。
画面が真っ暗でカーソルだけが表示されるときの対処法
以下の手順を試して、問題を解決してください。
再起動を試みる
シンプルですが効果的な手段として、再起動を試してみてください。
- Ctrl + Alt + Deleteキーを同時に押します。
- 「電源」アイコンをクリックし、「再起動」を選択します。
周辺機器を取り外す
周辺機器が原因で問題が発生している可能性があります。
- USB機器やSDカードなど、接続されているすべてのデバイスを取り外します。
- パソコンを再起動します。
グラフィックドライバーを更新する
ディスプレイアダプターのドライバーを更新することで、表示問題を解決できます。
- セーフモードで起動します(詳細は後述)。
- デバイスマネージャーを開き、「ディスプレイアダプター」を選択します。
- ドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
セーフモードで起動する
セーフモードでは、最小限のドライバーと機能のみが読み込まれるため、問題を特定しやすくなります。
- パソコンの電源を入れた直後にF8キーを連打します。
- 「セーフモード」を選択してEnterキーを押します。
- 正常に起動したら、問題の原因を特定します。
システム回復を実行する
システムイメージや自動修復機能を使用して、システムを以前の状態に復元します。
- リカバリモードに入るため、電源を入れた状態で「Shift」キーを押しながら再起動を選択します。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」を選択します。
- 表示された復元ポイントを選択し、画面の指示に従って復元を実行します。
高速スタートアップを無効化する
高速スタートアップが原因で問題が発生している場合、この設定を無効化することで改善することがあります。
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」を開きます。
- 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
- 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。