ストレージ容量を圧迫している原因を調べたいときに便利な「DiskInfo」は、HDDやSSDの中身を可視化するWindows向けのフリーソフトです。
この記事ではDiskInfoの基本的な使い方とともに、操作ミスによって大切なデータを失わないための注意点を「データ復旧」の視点から詳しく解説します。もし誤って削除してしまった場合の対処法も併せて紹介します。
目次
DiskInfoとは?その概要と機能
DiskInfoは、Windows用の軽量な解析ツールで、HDDやSSD内のフォルダ・ファイルの容量を「見える化」できるソフトです。具体的には以下のような情報を取得できます。
- フォルダごとの容量占有率
- 拡張子ごとの使用状況
- 更新日など期間別のファイル整理
類似の名前を持つ「CrystalDiskInfo(ディスクの健康状態確認ツール)」とは異なり、DiskInfoは主にファイルのサイズを把握し、不要データの整理に使われます。
DiskInfoの基本的な使い方
DiskInfoはインストール不要で、解凍後すぐに使用できます。以下の手順で導入できます。
- 配布サイトから「DiskInfo」のZIPファイルをダウンロード
- 任意の場所に解凍(例:デスクトップやツール用フォルダ)
- フォルダ内の「DiskInfo3.exe」などをダブルクリックして起動
DiskInfoの操作は非常に直感的です。以下の手順でドライブ解析と不要ファイルの確認が行えます。
- ツールを起動し、「解析」ボタンをクリック
- 対象ドライブ(例:Cドライブ、Dドライブ)を選択
- スキャン後、フォルダツリーやグラフで使用容量を確認
- 不要フォルダを右クリック →「エクスプローラーで開く」
- 中身を確認し、必要に応じて削除(ごみ箱経由を推奨)
データ復旧の観点から見る注意点
DiskInfoでファイルを確認・削除する際には、誤って重要なデータやシステムファイルを消してしまわないよう十分な注意が必要です。以下に、特に注意すべきポイントをまとめます。
削除作業前に注意すべきポイント
- システムファイルを削除しない:「hiberfil.sys」や「pagefile.sys」など、OSの動作に関わるファイルは削除NGです。
- 事前にバックアップを取る:大事なフォルダはUSBメモリやクラウドに保存しておくと安心です。
- ごみ箱経由の削除を徹底:万一の誤削除時に復元できるよう、ごみ箱を経由させるのが基本です。
データを誤って削除した場合の対処法
操作中に大切なファイルを削除してしまった場合は、以下の手順で復元できる可能性があります。
- 再起動やディスクへの書き込みを避ける(上書き防止)
- まずごみ箱内を確認し、「元に戻す」で復元
- 「ファイルの履歴」や「以前のバージョン」機能を確認
- RecuvaやEaseUS Data Recoveryなどの復旧ソフトを使用
- 復旧が難しい場合は専門業者に相談
システムファイルを削除した場合のリスク
誤ってOSに必要なファイルを削除すると、以下のような不具合が起こる可能性があります。
- Windowsが正常に起動しなくなる
- 休止状態や仮想メモリの機能が使えなくなる
- フリーズやブルースクリーンなどの障害が発生
不安な操作は避け、削除前には専門家や公式情報の確認をおすすめします。
大切なデータを守るために
DiskInfoはストレージの整理に便利な反面、誤操作によるデータ損失を招くリスクもあります。データが消えてしまった際には、早急に対応することが復旧成功の鍵になります。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。