Windowsのイベントビューアを確認すると「DCOMエラー(DistributedCOM)」が発生していることがあります。
実際にはシステムの動作に影響しないこともありますが、場合によってはアプリケーションが正常に動作しなくなることもあるため、対処しておく必要があります。
この記事では、DCOMエラーの原因と具体的な対処法をわかりやすく解説します。
目次
DCOMエラーが発生している原因
イベントビューアーでDCOMのエラーが表示される主な原因は、以下の通りです。
アプリケーションやサービスの権限設定の問題
DCOMはアプリケーションの通信を管理していますが、アクセス権が適切に設定されていないとエラーが発生することがあります。
システムファイルの破損
Windowsの重要なファイルが破損すると、DCOMの正常な動作が妨げられ、エラーが表示されることがあります。
Windows Updateの影響
Windows Updateの適用後にDCOMエラーが発生するケースもあります。更新プログラムが原因でシステムの設定が変更されることがあります。
ウイルス対策ソフトの干渉
一部のウイルス対策ソフトは、DCOMの動作をブロックすることがあります。特に、ネットワーク関連の機能が制限される場合にエラーが出ることがあります。
DCOMエラーが発生している場合の対処法
DCOMエラーが頻繁に発生する場合、以下の対処法を試してみてください。
Windows Updateの実行
DCOMエラーは、最新のWindows更新プログラムを適用することで解決することがあります。
- 「設定」を開く。
- 「更新とセキュリティ」を選択する。
- 「Windows Update」から「更新プログラムの確認」をクリックし、最新の更新をインストールする。
Windows Updateトラブルシューティングの実行
Windows Updateができない場合、DCOMエラー以外にも何らかの問題が発生していることが考えられます。関連の問題を解決するために以下の手順を行い、更新が可能か試してみてください。
- 「設定」を開く。
- 「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」を選択する。
- 「Windows Update」を選び、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックする。
DISMコマンドを実行
DISMとは、Windowsのシステムエラーを確認して修復してくれるツールです。コマンドプロンプトの管理者権限から実行することができます。
DISMコマンドでシステムファイルを修復することで、DCOMエラーを解消できる可能性があります。
- Windows ロゴ キー + X キーを押し、表示されたメニューの 「コマンド プロンプト (管理者)」をクリックする。(ユーザーアカウント制御が表示されたら、「はい」をクリックする。)
- 「管理者:コマンド プロンプト」の画面が表示されたら、以下のコマンドを入力して
Enterキーを押す。
Dism.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 「操作は正常に完了しました。」と表示されたら完了。
システムファイルチェッカーを実行
システムファイルチェッカーを利用することで、破損したシステムファイルを適切な状態に置き換えて修復することが可能です。
しかし、機器への負担が高い操作になります。パソコンの動作が不安定な場合は事前にデータのバックアップを取るようにしてください。
- 「管理者権限」で上記の対処法と同様の手順で「コマンドプロンプト」を開く。(「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックする。)
- 以下のコマンドを実行する。
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 「システムスキャンを開始しています。」と表示されたら、スキャン完了まで待つ。
- 「検証100%が完了しました。」と表示されたら、スキャン完了。
レジストリキーの削除
特定のレジストリキーを削除することで、DCOMエラーを解決できることがあります。
しかし、この操作は比較的に難易度が高いため、パソコンの操作に慣れていない場合はおすすめできません。誤ったレジストリを削除してしまうと、Windowsやソフトウェアが起動しなくなる恐れがあります。
- 「Windowsキー + R」を押し、「regedit」と入力してEnter。
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Ole」に移動。
- 以下のキーを削除する。
– DefaultAccessPermission
– DefaultLaunchPermission
– MachineAccessRestriction
– MachineLaunchRestriction
ウイルス対策ソフトの一時無効化
ウイルス対策ソフトが何らかの動作を妨害している場合、一時的に無効化することで問題が解決することがあります。
- 使用しているウイルス対策ソフトを開く。
- 「リアルタイム保護」などの項目を一時的にオフにする。
- DCOMエラーが解消されるか確認する。
データが必要な場合は専門業者に依頼する
DCOMエラーを解決する対処法はどれも難易度が高く、誤った操作を行うと「パソコンが起動しない」「データの完全消失」などに繋がる恐れがあります。
実績豊富なデータ復旧業者であれば、専門的な技術と知識を備えているため、エラーを解消した上でデータの取り出しができる可能性があります。
重要なデータを保存している端末にDCOMエラーが発生している場合は、自己修復の前にまずは無料初期診断で専門業者に相談することをおすすめします。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。