DJIドローンで撮影した動画が再生できないと困りますよね。特に4Kや高画質映像の場合、PCやスマートフォンで再生できないこともあります。本記事では、DJI動画が再生できない原因とその具体的な対処法について詳しく解説します。
目次
DJI動画が再生できない主な原因
DJIドローンの動画が再生できない原因はいくつか考えられます。適切な対処法を実行するために、まずは原因を特定しましょう。
非対応のファイル形式
DJIドローンはMP4やMOV形式で動画を記録しますが、再生するデバイスやプレイヤーが対応していないと再生できません。
コーデック不足
動画再生には特定のコーデック(H.264、H.265など)が必要です。PCやスマホに必要なコーデックがインストールされていないと、再生できない場合があります。
ファイル転送の不完全
動画をPCやスマホに移動する際に転送エラーが発生すると、ファイルが壊れて再生できなくなることがあります。
古いメディアプレイヤー
メディアプレイヤーが古いと、最新の動画フォーマットに対応しておらず、再生できないことがあります。
PCの処理能力不足
4K動画などの高画質ファイルは、PCの性能が低いとスムーズに再生できません。特に、CPUやGPUの処理能力が不足していると、カクついたり再生が停止したりします。
動画ファイルの破損
録画中やデータ転送中に電源が切れると、動画ファイルが正常に保存されず、破損してしまうことがあります。特に、保存処理の途中で電源が落ちると、ファイルのヘッダー情報が欠損し、再生できなくなるケースが多く見られます。
さらに、カメラ自体の不具合やSDカードの読み書きエラーも、動画の破損につながる可能性があります。SDカードが劣化していたり、フォーマットの相性が悪かったりすると、突然のエラーが発生することもあり、場合によってはデータが消失してしまうこともあります。
破損した動画データは、そのまま放置すると復元が難しくなるため、適切な対応が必要です。こうした状況では、専門的なデータ解析技術を用いた復旧が有効です。当社では、動画データの修復に特化した技術を駆使し、破損ファイルの再構築を行います。
「ファイルが開けない」「再生できない」といったトラブルが発生した場合は、誤った操作で状況を悪化させる前に、早めのご相談が重要です。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
DJI動画が再生できない時の対処法
以下の方法を試すことで、DJI動画が正常に再生できるようになる可能性があります。それぞれの対処法の手順を詳しく解説しますので、順番に試してみてください。
ファイル形式の変換
DJIの動画フォーマットが再生環境に合っていない場合、MP4などの一般的な形式に変換すると再生できる可能性があります。
- 無料の動画変換ソフト(HandBrake、Any Video Converterなど)をダウンロード・インストールする。
- ソフトを開き、DJI動画ファイルを追加する。
- 出力フォーマットを「MP4」または「MOV」に設定する。
- エンコード(変換)を開始し、完了後に再生を試みる。
コーデックのインストール
再生に必要なコーデック(H.264、H.265など)が不足している場合、コーデックパックをインストールすることで解決できます。
- K-Lite Codec PackまたはVLC Media Playerを公式サイトからダウンロードする。
- インストーラーを実行し、指示に従ってインストールする。
- PCを再起動し、再生を試す。
動画ファイルの修復
破損した動画ファイルは、修復ツールを使うことで復元できる可能性があります。
- 「djifix」や「Stellar Repair for Video」などの動画修復ツールをダウンロードする。
- ソフトを開き、破損した動画ファイルを選択する。
- 修復を開始し、完了後に動画を再生する。
別のメディアプレイヤーの使用
Windows標準の「Windows Media Player」やMac標準の「QuickTime」では対応していない場合があります。以下のメディアプレイヤーを試してみましょう。
- VLC Media Player(無料・多くの形式に対応)
- PotPlayer(軽量で4K動画の再生にも最適)
- KMPlayer(細かい再生設定が可能)
PCの処理能力の強化
4K動画の再生には、高性能なCPUとGPUが必要です。PCのスペック不足が原因の場合、以下の方法を試してみてください。
- PCのメモリを増設(8GB以上推奨、4K動画は16GB以上推奨)。
- グラフィックボード(GPU)をアップグレード(NVIDIA GeForceシリーズ推奨)。
- SSDへ換装し、動画の読み込み速度を向上。
- 不要なバックグラウンドアプリを終了し、CPUの負荷を軽減。
ファームウェアの更新
DJIドローンやSDカードのファームウェアが古い場合、動画ファイルの記録エラーが発生する可能性があります。
- DJI公式サイトまたはDJI GO 4アプリを開く。
- ドローンをPCやスマホに接続し、最新のファームウェアを確認する。
- ファームウェアの更新を実行し、完了後に動画を再生する。
以上の方法を試しても動画が再生できない場合、データが深刻に破損している可能性があります。その場合は、専門のデータ復旧業者に相談するのが最善の選択です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
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初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。