パソコンを工場出荷状態に戻した後、「大切なデータが消えてしまった!」と焦ることはありませんか?実は、適切な復元ツールを使えば、フォーマットされたデータでも復元できる可能性があります。
ただし、新たなデータを書き込んでしまうと復元が難しくなるため、できるだけ早く対応することが重要です。
この記事では、Windowsパソコンを初期化した後のデータ復元方法について、手順や注意点を詳しく解説します。
また、物理的な故障が疑われる場合の対処法や、データ復旧業者に相談すべきケースについても紹介します。データを取り戻すために、ぜひ最後までご覧ください。
目次
工場出荷状態に戻した後に発生する主な症状
工場出荷状態に戻した後、次のような症状が発生することがあります。
- 保存していたファイルがすべて消えてしまった
- インストールしていたアプリや設定が初期化されている
- 外付けHDDやSSDもフォーマットされてしまった
- パソコンが起動しなくなった
初期化後にデータが消えてしまうと、「もう元に戻らないのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、適切なツールを使用すれば、データを復元できる可能性があります。
ただし、間違った方法で対処すると、完全にデータが消えてしまうリスクもあります。
まずは正確な原因を把握し、適切な対処法を実行することが大切です。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
工場出荷状態に戻した後のデータ消失の主な原因
工場出荷状態に戻した後、データが消えてしまう主な原因は以下のとおりです。
完全フォーマットを実行してしまった
工場出荷状態に戻す際に、「すべてのドライブを削除」や「完全フォーマット」を選択すると、データが完全に上書きされてしまい、復元が難しくなります。
回復パーティションが上書きされた
初期化時に回復パーティションが書き換えられると、Windows標準の復元機能が使用できなくなります。この場合、専用の復元ツールを使用する必要があります。
HDDやSSDに物理的な障害が発生している
HDDが物理的に破損している場合、パソコンが認識できません。この場合は、異音がする、アクセスが遅いなどの兆候が現れることが多いです。
こうした物理障害が疑われる場合、すぐにデータ復旧業者に相談することが重要です。
データ復旧業者は、以下のような対応を行います。
- クリーンルームと呼ばれる特殊な環境での作業
- 損傷したHDDやSSDを分解し、損傷箇所を特定
- 専用の機器や高度な技術を駆使してデータを救出
当社は、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、経験豊富な専門アドバイザーが対応しています。手術室レベルの清潔なクリーンルームや7,000台以上のHDDドナーを活用し、迅速かつ確実なデータ復旧を提供します。24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。
工場出荷状態に戻した後のデータ復元方法
工場出荷状態に戻した後のデータ復元方法には、以下のようなものがあります。
データ復元ソフトを使用する
専用のデータ復元ソフトを使用すれば、フォーマット後のデータを取り戻せる可能性があります。
- 別のPCでデータ復元ソフトをダウンロードし、USBメモリに保存する。
- 初期化したPCにUSBを接続し、復元ソフトを起動する。
- スキャン対象のドライブを選択し、ディープスキャンを実行する。
- 復元したいデータを選択し、外付けHDDやUSBに保存する。
システムの復元ポイントを利用する
Windowsには「システムの復元」機能があり、復元ポイントを利用することでパソコンを過去の状態に戻すことができます。この方法は、OSやシステム設定が変更される前の状態に戻すため、削除されたデータが復元できる可能性があります。
ただし、復元ポイントが作成されていない場合は、この方法を利用できません。
- パソコンを再起動し、電源ボタンを長押しして3回強制終了する(Windows回復環境を起動)。
- [オプションの選択]画面で、[トラブルシューティング] → [詳細オプション]を選択。
- [詳細オプション]の中から[システムの復元]をクリック。
- 使用可能な復元ポイントの一覧が表示されるので、工場出荷状態に戻す前の日付を選択。
- [次へ]をクリックし、確認画面が表示されたら[完了]を押す。
- 復元プロセスが開始されるので、完了するまで待つ。
- パソコンが再起動し、復元が完了する。
専門業者に依頼する
データ復元ソフトやシステムの復元機能を試してもデータが見つからない場合は、専門のデータ復旧業者に依頼するのが最も確実な方法です。特に、以下のようなケースでは自力での復旧が難しく、プロの技術が必要になります。
当社では、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、経験豊富な専門アドバイザーが対応しています。手術室レベルの清潔なクリーンルームや7,000台以上のHDDドナーを活用し、迅速かつ確実なデータ復旧を提供します。24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。