「パソコンの中からガラガラ音がする」「突然ファンが爆音を上げ始めた」──そんな異音に驚いたことはありませんか?
- 電源を入れると内部からカラカラと異常な音が鳴る
- 動作中にファンが急に唸り出し、騒音レベルが上がる
- 使っていると、定期的にガタガタ音や回転音が響く
こうした異音は、冷却ファンの劣化や内部パーツの物理的な故障が原因であることが多く、放置するとデータを保存しているHDDやSSDに影響を及ぼし、重大なトラブルにつながるおそれがあります。
本記事では、パソコンから異音が発生する代表的な原因と、それぞれに適した対処法をわかりやすく解説します。放っておくと取り返しのつかない事態にもなりかねませんので、気になる音に気づいたら早めの対処をおすすめします。
異音がひどく、不安を感じる場合は、初期診断無料・24時間365日対応の専門サービスをご利用ください。
目次
PC(パソコン)ファンから生じる異音の種類
PC(パソコン)ファンの異音の種類は、主に次の通りです。なお、故障ではない音も含まれています。
- 「キュルキュル・ギュイーン・ブーン」(→CDなどを読み込む音)
- 「チー・キーン」(→PCに電流が流れた時の振動音)
- 「ジジジ」(→PCのシーク音)
- 「カラカラ」(→ファンがケーブル等に接触している)
- 「ジー・ブーン・ブオオ」(→ファンの冷却性能が低下している)
- 「カチカチ・カタカタ・キュルキュル」(→HDDが物理的に故障している)
下3つの異音は状態がよくない時に生じます。特に「カチカチ・カタカタ・キュルキュル」という異音が生じている場合、パソコンの内蔵HDDに深刻な障害が発生している可能性が高いことから、ただちに操作を控え、専門業者に相談するのが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
PC(パソコン)ファンから異音がする原因
ファンからの異音は、冷却系統の問題だけでなく、他のパーツの故障を示していることもあります。以下に代表的な原因を紹介します。
ホコリの蓄積
長期間使用していると、ファンや排気口にホコリが蓄積し、回転時に異音を発することがあります。ヒートシンクや通気口にもホコリが詰まり、冷却効率が低下するためファンが過剰に動作する原因となります。
PC内部の高温状態
負荷の高い作業や高温多湿な環境に置かれていると、内部温度が上昇し、冷却のためにファンが高速回転します。この際、異常な振動や音が発生することがあります。
ファン以外の部品の異常
稀にHDDの異音やマザーボード周辺の不具合が、ファンの異常動作を引き起こす場合もあります。音の発生源を正しく見極めることが重要です。
これらの要因が重なって異音が発生しているケースもあります。次に、自分でできる対処法を紹介します。
ファンの劣化・破損
ファンの軸ズレや羽根の破損など物理的な劣化があると、回転時に異常音が発生します。特に経年劣化が進んだPCでは、ファンの寿命も視野に入れる必要があります。
HDDが物理的に故障している
パソコンから異音がする場合、その音の正体がHDDの物理的な故障である可能性もあります。HDDは内部に繊細な部品を多く含んでおり、落下や衝撃、長期間の使用による摩耗などが原因で故障することがあります。
たとえば、「電源は入るがファイルが開けない」「カチカチという異音がする」「急に認識されなくなった」といった症状が出ている場合、すでにHDD内部に障害が発生している可能性があります。こうした障害は外見から判断できず、自力で通電や分解を行うと状態を悪化させてしまうおそれがあります。
異常を感じた時点で使用を控え、早めに専門業者へ相談することが重要です。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

「電源を入れるとPCの内部からカラカラと異常な音が鳴る」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに異音の原因となるファンやHDDの交換といった修理対応は可能です。しかし、HDD内部に物理的な損傷がある場合、部品交換や初期化の過程で重要なデータが完全に失われてしまうリスクがあります。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
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- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
PC(パソコン)ファンから異音が聞こえた場合の対処方法
異音の原因が明確でない場合でも、以下の手順を段階的に行うことで改善するケースは多くあります。自己対応できる範囲を確認してみましょう。
排熱口やファンの清掃
ホコリが原因であれば、清掃だけで劇的に改善することがあります。
- PCの電源を完全に切り、バッテリーを取り外します(可能な場合)。
- 排熱口からエアダスターを吹きかけ、ホコリを除去します。
- 可能であれば筐体を開けてファン周辺も掃除します。
設置環境を見直す
空気の流れが悪い場所に設置されていると冷却が不十分になります。
- PC周囲に5cm以上の空間を確保します。
- 直射日光や高温多湿の場所は避けます。
- カーペットや布製の上に置かないようにします。
負荷を軽減する
常時高負荷状態にあると、冷却ファンが常に高速回転し異音を発しやすくなります。
- 使っていないアプリやブラウザタブを閉じます。
- 常駐ソフトを見直し、不要なものを無効化します。
- 電源プランを「バランス」または「省電力」に設定します。
冷却グッズを活用する
ノートパソコンの場合、冷却台やファン付きパッドを使うことで冷却効果を補助できます。
- 冷却パッドやスタンドを利用し通気性を確保します。
- できるだけ底面を持ち上げて空気の流れを作ります。
- 熱がこもらないよう定期的に電源を切って休ませます。
ファンの状態を確認・交換する
異音が改善されない場合は、ファン自体の故障が疑われます。部品の交換も検討しましょう。
- 筐体を開けてファンの回転状態を確認します。
- 羽根の破損や軸のブレがあれば交換が必要です。
- 市販の互換ファンに交換するか、修理業者へ依頼します。
PCのデフラグで処理の負荷を減らす
HDDの容量が不足すると、異音が生じることがあります。この場合、デフラグを行うことで、処理の負荷を減らし、ファイルを読み込む手間が短くすることが出来ます。
- 検索ボックスに「デフラグ」と入力
- 検索結果ウィンドウにある「ドライブのデフラグと最適化」をクリック
- 接続されているHDDなどのドライブが一覧表示されるので「最適化」を実行
デフラグはHDDの整理に有効ですが、不良セクタがある状態で行うとさらなる損傷を招く恐れがあります。異音がする場合はハード障害の可能性もあるため、安易な操作は避け、専門業者に相談することが安全です。
専門業者に相談する
紹介した対処法を試しても異音が続く、またはパソコンが起動しない場合、内部の冷却ファンやマザーボード、ストレージ装置に深刻な損傷が生じている可能性があります。このまま自己判断で電源を入れ続けたり分解を試みたりすると、保存データに上書きが発生し、状態をさらに悪化させてしまう恐れがあります。大切なデータを守るためにも、早めに専門業者に相談することが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い実績を維持し、ハードウェアトラブルに伴うデータ復旧にも豊富な対応実績があります。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。パソコンの異常を感じたら、データ損失を防ぐためにも、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なパソコンの復旧事例が多いのか
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私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
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※2:期間:2011年1月1日~
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よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。