Final Cut Proで作業中のFCPファイルを誤って削除してしまった場合や、突然ファイルが消えてしまった場合でも、適切な方法を試すことで復元できる可能性があります。本記事では、FCPファイルの復元方法について詳しく解説します。
目次
FCPファイルを復元する方法
FCPファイルが見つからなくなった場合、以下の方法を順番に試してみてください。
ごみ箱からFCPファイルを復元する
削除したばかりのFCPファイルであれば、まずはMacの「ごみ箱」を確認してみましょう。
ごみ箱からの復元手順
ごみ箱からの復元手順は次の通りです。
- デスクトップの「ごみ箱」アイコンをクリック
- 検索バーに「.fcp」または「.fcpx」と入力し、削除したファイルを探す
- 復元したいファイルを右クリックし、「元に戻す」を選択
Final Cut Proの自動バックアップを使用する
Final Cut Proには、自動バックアップ機能があり、定期的にプロジェクトのバックアップを作成しています。
Final Cut Proのバックアップを使用する手順
Final Cut Proのバックアップを使用する手順は次の通りです。
- Final Cut Proを起動する
- 「ファイル」→「ライブラリを開く」→「バックアップから」をクリック
- 最新のバックアップを選択し、「開く」をクリック
「最近の項目」フォルダーを確認する
削除したFCPファイルが最近開いたファイルに表示されている可能性があります。
「最近の項目」フォルダーを確認する手順
「最近の項目」フォルダーを確認する手順は次の通りです。
- Finderを開く
- 左サイドバーの「最近の項目」をクリック
- 検索バーに「.fcp」または「.fcpx」と入力し、ファイルを探す
- 見つかった場合は、プロジェクトフォルダーにコピーする
Time Machineを使用する
Time MachineでMacをバックアップしている場合、過去の状態からFCPファイルを復元できます。
Time Machineを使用する手順
Time Machineを使用する手順は次の通りです。
- 削除したファイルが元々あったフォルダーを開く
- メニューバーのTime Machineアイコンをクリック
- 「Time Machineに入る」を選択
- タイムラインを使ってバックアップをブラウズ
- 必要なファイルを選択し、「復元」をクリック
データ復元ソフトを使用する
ごみ箱から削除され、Final Cut ProのバックアップやTime Machineにも残っていない場合は、データ復旧ソフトを利用して復元を試みましょう。
- 信頼できるデータ復旧ソフトをダウンロードしてインストール
- スキャンを実行し、削除されたFCPファイルを検索
- 復元したいファイルを選択し、安全な場所(別のドライブや外付けHDD)に保存
今後、FCPファイルが削除されないようにするために、以下の対策を実施しましょう。
- Final Cut Proの自動バックアップ機能を定期的に確認する
- Time Machineを設定し、こまめにバックアップを取る
- 信頼できるウイルス対策ソフトを使用し、不正なプログラムによる削除を防ぐ
- 作業前にプロジェクトファイルのコピーを作成する
これらの方法を試しても復元できない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。