「Macでブルーレイを見ようとしたら再生できない」「読み込んでくれない」「映像が途切れる」――そんな経験はありませんか?
実は、Macは標準状態ではブルーレイ再生に対応していないため、適切なハードウェアとソフトウェアの組み合わせが必要になります。
この記事では、Macでブルーレイが再生できないときの代表的な原因と、問題を解決するための実践的な対処法をわかりやすく解説します。
目次
ブルーレイが再生できない主な原因
Macでブルーレイを再生できない原因は、外付けドライブやディスクそのものの状態、使用しているソフトウェア、そしてOSやハードウェア環境など多岐にわたります。まずは原因を把握することで、効率的に対処を進められます。
外付けドライブの問題
Macには標準でブルーレイ対応ドライブが搭載されていないため、再生には外付けブルーレイドライブが必須です。しかし、使用しているドライブがMacに対応していない、あるいはUSBポートとの相性が悪い場合、再生がうまくいかないことがあります。
また、古いUSB規格(例:USB1.1)を使用していると、読み込みが不安定になり映像がスムーズに再生されないこともあります。
ディスクそのものの状態
ディスクに傷や汚れ、指紋などが付いていると、レーザーでの読み取りが妨げられ、エラーが発生します。また、ブルーレイディスクの中には、特殊なコピーガードが施されており、通常の再生ソフトでは読み込めない場合もあります。
再生ソフトの問題
ブルーレイには「AACS」という著作権保護技術が用いられており、対応していない再生ソフトでは読み込むことができません。また、ソフトが古い場合や、ライセンスキーが期限切れの場合も再生できなくなる原因になります。
さらに、Windows向けに設計されたソフトをMacで無理に使おうとすると、正常に動作しないことがあります。
MacのOSやハードウェアの問題
古いmacOSやスペックの低いMacでは、最新のブルーレイ再生ソフトが動作しない、もしくは映像のカクつきなどが発生する場合があります。再生にはある程度の処理性能(CPU/GPU)が必要です。また、再生ソフトが必要とするドライバーやシステムコンポーネントが不足していると、正常に再生できない原因となります。
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ブルーレイが再生できないときの対処法
ここからは、Macでブルーレイが再生できない場合に行うべき具体的な対処法を紹介します。どれか一つの要因ではなく、複数の対策を組み合わせることで改善することが多いため、上から順に確認していきましょう。
外付けドライブの確認・交換
まずは、使用している外付けブルーレイドライブがMacに正式対応しているかを確認しましょう。パッケージやメーカー公式サイトに「Mac対応」の記載があるかどうかが目安です。
- MacにUSB2.0またはUSB3.0以上で接続されていることを確認。
- 別のUSBポートに差し替えてみる。
- 別のMacやWindows PCでも認識されるかテスト。
- 反応がない場合、ドライブの故障の可能性あり。交換を検討。
ディスクの清掃・状態確認
読み取りエラーの多くは、ディスクの汚れや傷が原因です。専用クリーナーや柔らかい布を使って、正しい方法でクリーニングしましょう。
- ディスクの読み取り面を中心から外に向けて優しく拭く。
- 指紋やホコリをしっかり取り除く。
- 別のブルーレイディスクで再生テストを行う。
- 特定のディスクだけが再生できない場合は、メディア不良の可能性が高い。
再生ソフトのアップデート
ブルーレイの再生には、常に最新のソフトウェアとAACSライセンスが必要です。古いバージョンのソフトでは、最新のコピーガード付きディスクに対応できないことがあります。
- 使用しているプレイヤーソフト(例:PlayerFab、Leawo)を開く。
- メニューから「アップデートの確認」を選択。
- AACSキーの更新が求められた場合は指示に従って更新。
- 最新版へアップデート後、再度ディスクを挿入して確認。
他の再生ソフトを試す
ブルーレイに対応していないソフトを使っている場合、当然再生はできません。再生実績のある信頼できるMac用ソフトに切り替えることで問題が解決することもあります。
- PlayerFab Ultra HD Player や Leawo Blu-ray Player を導入。
- VLC Media Playerを使う場合は、
libaacs.dylib
やKEYDB.cfg
を手動で設定。 - コピーガード付きディスクには対応しない場合があるため、専用ソフトの利用を推奨。
MacのOS・ハードウェアのアップデート
macOSのバージョンやハードウェア構成が古いと、再生ソフトが動作しない場合があります。OSのアップデートやハード性能の見直しで対応できることもあります。
- 「システム設定」→「ソフトウェアアップデート」から最新OSに更新。
- Intel Macの場合、CPU/GPU性能を確認し、スペックが足りているかチェック。
- 再生ソフトに記載されている「動作条件」と自分のMacのスペックを比較。
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この記事を書いた人
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HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。