Macのストレージ容量が足りなくなった、またはデータのバックアップを取りたいとき、外付けSSDへの移行は有効な手段です。しかし、データ移行にはいくつかの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。さらに、誤った操作や環境によってはデータが失われるリスクも考えられます。
本記事では、Macから外付けSSDへデータを移行する4つの方法と、移行時に注意すべきリスクや安全に行うポイントを詳しく解説します。スムーズなデータ移行のために、ぜひ参考にしてください。
目次
Macから外付けSSDへデータを移行する方法
Macから外付けSSDへデータを移行するには、いくつかの方法があります。それぞれの手順と特徴を見ていきましょう。
ドラッグ&ドロップでコピー
最も簡単な方法は、Finderを使用してファイルを直接コピーする方法です。
- 外付けSSDをMacに接続し、デスクトップまたはFinderに表示されていることを確認。
- 移行したいファイルやフォルダを選択し、SSDのアイコンにドラッグ&ドロップ。
- コピーが完了するまで待つ。
ターミナル(コマンドライン)を使用
コマンドラインを使用してファイルを移行する方法です。大容量のデータや特定のフォルダを一括で移行する際に便利です。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を開く。
- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押す。
mv ~/Desktop/example.txt /Volumes/MyExternalSSD/
(例:デスクトップの「example.txt」をSSDに移動する場合)
- 移行が完了したら、FinderでSSDにファイルがあるか確認。
Time Machineを利用
Macのバックアップ機能「Time Machine」を利用して、データを移行する方法です。
- 外付けSSDをMacに接続。
- 「システム設定」→「Time Machine」を開く。
- バックアップ先として外付けSSDを選択し、バックアップを作成。
- 新しいMacや別の環境で、SSDを接続しTime Machineから復元。
ディスクユーティリティの「復元」機能を使用
Mac標準の「ディスクユーティリティ」を使って、まるごとデータを移行する方法です。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開く。
- 左のリストから移行元のMacのドライブを選択。
- 「復元」ボタンをクリックし、ターゲットとして外付けSSDを選択。
- 復元が完了するまで待つ。
データ移行時のリスクと注意点

Macから外付けSSDへのデータ移行は便利な方法ですが、適切な手順を踏まないと 大切なデータを失うリスク があります。移行中に発生する 予期せぬ切断や電源障害 によるデータ破損、 ファイルシステムの互換性の問題 による誤操作、さらには セキュリティリスクやSSDの物理的な損傷 など、さまざまな危険性を伴います。
特に、大切な仕事の資料や思い出の写真・動画など、 一度失うと取り戻せないデータ を扱う場合、慎重に作業を進めることが必要です。しかし、万が一のトラブルが発生した際、自力での対処を試みると さらに状況を悪化させる可能性 があります。
もしデータが消えてしまった場合やSSDが認識されなくなった場合でも、 適切な対処を行えばデータ復旧の可能性は高まります。デジタルデータリカバリーは、 業界トップクラスの技術力と復旧実績 を持つデータ復旧専門業者です。
データ移行に失敗しても諦めないことが大切

SSDへのデータ移行時にトラブルが発生すると、焦ってさまざまな対処法を試したくなるかもしれません。しかし、 誤った操作がデータを完全に失う原因になることもあります。特に、フォーマットの誤操作や復旧ソフトの使用ミスは、 データの上書きやさらなる破損につながる危険 があります。
「SSDが認識されない」「データが消えてしまった」と感じたら、 すぐに電源を切り、専門業者へ相談することが最も安全な方法 です。デジタルデータリカバリーでは、 最新の技術と豊富な経験を活かし、データを復旧するための最適な手段を提供 します。
データを守るために、まずは 無料の初期診断 をご活用ください。大切なデータを取り戻すために、 最善のサポートを提供いたします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。